『ホットスポット』宇宙人の正体は第1話で判明「かわいいです」 バカリズム脚本の会話劇に期待「何げない会話にも面白み」

日本テレビ系1月期日曜ドラマ『ホットスポット』の制作発表会見に出席した（左から）鈴木杏、市川実日子、角田晃広、平岩紙 （C）ORICON NewS inc.

　俳優の市川実日子がこのほど、都内で行われた日本テレビ系1月期日曜ドラマ『ホットスポット』（12日スタート、毎週日曜　後10：30）の制作発表会見に出席。角田晃広（東京03）、鈴木杏、平岩紙とともに今作の見どころを語り、物語の肝となる宇宙人は第1話放送中に明かされると伝えた。

【写真】宇宙人マーク!?パネルを持ちとびきりの笑顔をみせる鈴木杏

　今作の舞台は、日本が誇る富士山の麓にある“とある町”。ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美（市川）がある日、ひょんなことで宇宙人に出会ったことから物語は展開する。脚本はバカリズムが担当し、スタッフには同局系ドラマ『ブラッシュアップライフ』（2023年）のチームが再集結。宇宙人をテーマに“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”を送る。

　会見は、第1話の試写後に行われ、市川は「宇宙人についてはオンエアで見てくださる方に『へぇー』って思っていただきたいので、死守してまいりました。みなさまも共犯者となっていただけたらと思います」と報道陣に呼びかけ。角田は「宇宙人が出てくるドラマで、壮大なコントという部分もありつつ、ここからどうなっていくのかなというワクワクもあります。『派手なSFとは違う』とバカリズムも言っていますので、楽しみでした」と手応えを感じている様子だった。

　さらに、市川は“宇宙人”について「かわいいです」とにっこり。角田が「それぞれの受け取り方がありますからね」とうなずくと、市川は「回を追うごとに関係性が育っていく」と予告した。

　また、バカリズム脚本作品常連の平岩は「バカリズムさんのせりふがかっこいい」と絶賛。「息を吸って吐くぐらい自然なせりふを書くのってすごいなと。何げない会話にも面白みがあり『このせりふを言いたくなるな』というのがちりばめられていて、覚えてしまいさえすれば楽しいしかない」と語り、「『きょう、ちゃんと芝居していたのかな』と思うくらい自然で。こんな顔で映っていいのかなというくらいで、心配です」とバカリズム脚本作品の真骨頂である会話劇への期待を高めた。