フランス空軍ラファール・ソロディスプレイ 10周年記念の新塗装を公開

おたくま経済新聞 / 2019年8月26日 11時0分

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フランス空軍ラファール・ソロディスプレイの2019年シーズン塗装(Image:Armee de l’air)

 フランス空軍の主力戦闘機ラファールを使用して、各地のエアショウで広報デモ飛行を行う「ラファール・ソロディスプレイ」。2009年に発足したこのチームの10周年を記念した新しい塗装デザインが、2019年8月23日(現地時間)に公開されました。

 フランス空軍の主力戦闘機、ラファールCで機動飛行を行い、その高い性能をわかりやすい形で伝えると同時に、空軍の戦闘機パイロットが持つ高い操縦技量もアピールする「ラファール・ソロディスプレイ(RSD)」。

 8機のアルファジェットによる編隊曲技飛行を行う「パトルイユ・ド・フランス(PAF)」、プロペラ機のエクストラ330SCでエアロバティック競技に参戦し、パイロットの高度な操縦技術を国内外に示す「エアロバティック飛行チーム(EVAA)」、そして2機のミラージュ2000D戦闘攻撃機で戦術攻撃の戦技をわかりやすく伝える「コトー・デルタ(Coteau Delta)」と並ぶ、フランス空軍を代表する広報飛行チームです。

 現在、第113サン=ディジェ=ロバンソン基地の第3航空団第4転換飛行隊(ETR3/4)“アキテーヌ”に所属する飛行教官がパイロットを務めている「ラファール・ソロディスプレイ」。2018年~2019年シーズンのパイロットは、セバスチャン・ナティベル大尉(コールサイン:バブーク)です。

 2009年に発足したラファール・ソロディスプレイにとって、2019年は10周年となる記念の年。毎年テーマを決めたカラフルな塗装で飛んでいるラファールも、10周年を祝う特別塗装に衣替えしました。デザインを担当したのは第113サン=ディジェ=ロバンソン基地のレギス・ロッカ大尉。塗装は第106ボルドー=メリニャック基地のセバスチャン・バウル大尉が担当しました。

 右のカナード(先尾翼)にはフランス国旗のトリコロール、そして主翼はゴールドに。左主翼と垂直尾翼に描かれた「10」の数字には、フランス空軍のラウンデル(国籍標章)とラファールの機影も描かれています。

 塗装には全部で18色以上の塗料が使われたそうで、印象的なブラックとグレーのグラデーションは、どことなくフランスのアール・デコを代表するデザイナー、カッサンドルの作品を思わせます。

 この新しいデザインをまとったラファール・ソロディスプレイは、8月25日に開催されたオート・ド・フランスのアルベール・エアショウで初披露されました。今後は、シャトールーで開催されているエアロバティック世界選手権(WAC2019)最終日の8月31日にもフライトが予定されています。

<出典・引用>
フランス空軍 プレスリリース
Image:Armee de l’air

(咲村珠樹)

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