【漫画】娘の寝かしつけに苦戦する母 ようやく寝たと思ったら…まさかのオチに「お疲れさまです」＜作者インタビュー＞

漫画「どこでねとんねん！」のカット（akkinさん提供）

　母が娘の寝かしつけに苦労したエピソードを描いた漫画「どこでねとんねん！」が、Instagramで1000以上のいいねを集めて話題となっています。

　日中、抱っこをしながら娘の寝かしつけをする母。寝たと思っては目を覚まし、なかなか寝つけない娘に、母は苦戦を強いられていました。やっとの思いで寝かしつけられたと思いきや…。読者からは、「お疲れさまです」「大変ですよね、子どもの寝かしつけ」「私も子どもの夜泣きで、日中眠いです」などの声が上がっています。

■育児中は睡眠不足になりがち

　この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、イラストレーターの「akkin」さんです。akkinさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「どこでねとんねん！」を描いたきっかけを教えてください。

akkinさん「最初は、主人への愚痴漫画を描こうと思っていました。ですが、後になって『描かなきゃ良かったな』と思うかもしれないし、何より読んでいる人があまりいい気持ちにならないなと思ったので、今回は少し遠回しに『プチストレス発散漫画』を描きました」

Q.日中、娘さんの寝かしつけがうまくいかないとき、どのような気持ちになりますか。

akkinさん「『今日はそういう日なんだな』と思うようにして、割り切っています。そのうち、お互いに疲れてしまい、よく一緒に寝ていますね」

Q.娘さんをスムーズに寝かしつけられないときは、どのようにしていますか。

akkinさん「主人に頼んだり、小学5年の長女の寝かしつけが上手なのでお願いしたりなど、できる人が寝かせてあげるようにしています。どうしても寝かしつけられないときは、一緒に遊んだり、一緒にお散歩をしたり、気が済むまで泣かせてあげたりなどして、寝てくれるまで待ちます」

Q.育児中のお母さんは、睡眠不足で大変だと思います。普段、akkinさんの睡眠時間はどれぐらいですか。

akkinさん「育児中、まとまって取れる睡眠時間は、ほぼない気がします。もちろん、月齢やその子の性格などにもよると思いますが、私の場合はどうしても、『ちゃんと布団が掛かっているかな』『ちゃんと息しているかな』などと子どもの様子が気になってしまい、2時間おきに寝て起きて、確認してまた寝てを繰り返してしまうので…」

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

akkinさん「2019年からです。元々絵日記を描いていたのですが、Instagramで投稿して記録に残したいと思ったことがきっかけです。普段は子どもたちや家族の印象的な出来事を漫画にしていますが、夫がたまにモノマネや変な動きをするので、育児とは関係のない漫画を描くこともあります」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

akkinさん「漫画だけでなく、アニメーション制作も行い、子育て世代の人たちや、子育てを卒業された人たちに、少しでもほっこりできる瞬間をお届けできたらな、と思っています。

また、『このシーンの、このイラストが好きです！』とSNSのフォロワーさんたちに言っていただける機会があり、調子に乗ってLINEスタンプを作ったり、キーホルダーを作ったりもしてきました。今後もいろいろなグッズを制作して、もっとたくさんの人にお届けしたいな、と思っています」

Q.漫画「どこでねとんねん！」について、どのような意見が寄せられていますか。

akkinさん「今回のエピソードに対する共感の声をたくさん頂きました。皆さんからのコメントを読みながら、『赤ちゃんは1人では生きられないから、誰かが寝かせて、栄養を考えて、ご飯をあげて。誰かのサポートありきで、今を生き、みんな成長していくんだなあ』と、しみじみと感じました」

オトナンサー編集部