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たった3つの診断でわかる!あなたにピッタリの貯蓄方法はこちら……!

OTONA SALONE / 2019年2月28日 11時30分

世の中には様々な貯蓄法がありますが、自分に合った方法を選ぶことが大切です。合わない方法では続けることが難しく、ストレスがたまる上に、我慢の反動で浪費に走れば後には何も残りません。

そんな無駄な努力をするよりは、自分に合った貯蓄法を探しましょう。

今回は、3つの質問に答えることでピッタリの貯蓄法を見つけてください。

 

1・家計の予算は守れていますか?

まずひとつめの質問は、家計の予算についてです。守れている人は、計画的に使うことができると言えますが、それ以上に計画を立てるのが上手なのでしょう。自分ができる範囲をしっかり把握して、その上で少し頑張れば手が届く目標を立てることで、ますます貯蓄に弾みがつきます。

 

家計の予算が守れていない人は、どうしてなのか理由を見極めることが大切です。理由が分かれば対策が立てられます。予算が厳しすぎるのでしょうか。それとも、予定外の出費が多かったのでしょうか。予定外の出費には、予定外用の予算を用意しておくと、いざと言う時に困らずにすみます。それでも予定外の出費が多いようなら、予算の立て方が甘いのかもしれません。1カ月先までのイベントなどの予定を見越して、必要な金額を考えるようにしましょう。

 

家計の予算をそもそも立てていない人もいるでしょう。それでも、およその見込みは立てているのではないでしょうか。1カ月ごとに食費はいくら、水道光熱費はいくら、など細かく予算を作っていなくても、だいたいの生活費全体でとらえているケースが多いのでは。

その結果、毎月の収支が赤字になっていなければ予算を立てている、と判断してよいでしょう。

 

2・貯蓄残高は把握していますか?

次の質問は、現在の貯蓄状況を把握しているかどうかです。把握しているという人は、マメに資産管理をしていると言えます。

 

ほとんどの人が、お金を複数の口座に分けて持っています。財布には現金、普通預金口座には生活費、そのほかに定期預金を複数の金融機関に持っていたり、貯蓄性の生命保険や年金保険の契約があったり、証券会社に口座を持ち、投資をしている人もいるかもしれませんね。これらの資金が今どこにどれくらいあるのか、把握しているのはマメな証拠。その良さを生かして、投資にチャレンジしてもいいかもしれません。

 

貯蓄残高を把握していない人は、のんびりおおらかとも言えます。お金を預けたら預けっぱなし、そういえばこの銀行にも預金があったなあ、とキャッシュカードを整理した時に思い出すこともありそうです。細かい利息の計算や値動きに一喜一憂しないのは悪いことではありませんが、それも安心して預けておかれる金融商品であれば、という条件付です。預けたあと、ほったらかしにしていても安心な金融商品を選びましょう。

 

最後の質問と、あなたにピッタリの貯蓄方法は……?

3・貯蓄にまわせるお金はいくら?

最後の質問は、これから新たに貯蓄をしていこうと思うなら、毎月いくら貯蓄にませるのか、というものです。2万円未満なら、まとめて貯蓄をしていくといいでしょう。そして、2万円以上なら、ひとつの金融商品ではなく、分散することをオススメします。

 

○予算が守れて、貯蓄額を把握している人

毎月しっかりした家計が実現できていそうですね。貯蓄の王道は先取り貯蓄ですが、毎月の貯蓄も難なくこなしているのではないでしょうか。そんな人には、貯蓄から一歩すすめて、投資にもチャレンジしてもらいたいと思います。

 

証券会社で扱うつみたてNISA(=ニーサ、少額投資非課税制度)なら、年間の投資額40万円までなら利益に税金がかかりません。月々2万円未満でも複数の投資先を選ぶことができるので、投資初心者にもオススメです。2万円以上の予算があるなら、つみたてNISAに加えて、株主優待をねらった株式投資も面白いのでは。経済ニュースがグッと身近になりそうですね。

 

○予算が守れて、貯蓄額を把握していない人

予算を守ることはできても、貯蓄額を把握していないのは、どうしても目先のことばかりが気にになってしまうからではないでしょうか。

そんな人にオススメなのは、長期の運用ができるiDeCo(=イデコ、個人型確定拠出年金)です。

 

iDeCoは老後資金をおトクに準備できる制度です。掛金は全額所得控除が受けらるなど、税金の優遇があります。また、60歳までは引出しができないのも、確実に資産形成ができるという意味ではメリットになります。

 

月々2万円未満でも複数の運用先を選べますが、金融機関によって取扱い商品のラインナップが異なりますので注意しましょう。2万円以上であれば、iDeCoとは別口で投資信託を選んでもいいですね。積み立て型にすることで、着実に資産形成ができます。

 

○予算は守れないが、貯蓄額を把握している人

貯蓄額を把握しているセンスがあるなら、その気になれば予算を守ることもできそうです。そこをあえてしないのであれば、予算を守れなくてもあまり困らないのかもしれません。お金のことを大きくとらえるセンスを生かして、長期の資産運用を考えてみてもいいのでは。

 

毎月の予算がなかなか守れない状況で選ぶなら、安心で手軽な国債がオススメです。国債は、国が発行している元本保証の債券です。1万円から購入ができるのも手軽です。銀行や証券会社で取扱いがあり、運用期間は3年、5年、10年から選べますが、1年以上経過したら途中換金も可能です。期間によって利率が変わるので、月々2万円以上を使えるなら分けて購入するのもいいでしょう。

 

○予算は守れなくて、貯蓄額を把握していない人

手元のお金の管理に不安があり、貯蓄額もよくわからないのでは、将来が心配にならないでしょうか。それでも今まで何とかなっていたのは、安定した収入があったからではないでしょうか。しかし、人生は長く老後は確実にやってきます。

 

まずは、貯蓄の王道、先取り貯蓄から始めましょう。毎月の収入から生活費を使い、余ったお金を貯蓄に回そうと思ってもなかなか難しいもの。手元にお金があればどうしても使ってしまいます。収入があったらすぐに、生活費用の口座に必要最低限の残高だけ残して、貯蓄用口座に移します。貯蓄用口座は、普段は使わず貯蓄のためだけに使うようにしましょう。

 

そして、残ったお金で、生活費をやりくりします。貯蓄用口座に入金するタイミングで通帳記入もすることで、貯蓄残高の把握もしっかりできるようになるでしょう。月々2万円未満でも、確実に貯めていくことが大切です。

 

オトナサローネ世代では、貯蓄の経験を積んでしっかり貯めている人もいる一方で、なかなか貯蓄ができずにいる人もいます。

誰にでも訪れる老後のためにも、安心できる資金を準備したいですね。

 

タケイ啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

 

 

≪ファイナンシャルプランナー(AFP) タケイ啓子さんの他の記事をチェック!≫

 

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