「筋膜リリース」の基本 道具は必要?痛いってホント?

OTONA SALONE / 2019年6月2日 22時0分

こんばんは。筋膜リリースヨガインストラクターの高木沙織です。

これまではアスリートの体のケアなどに用いられるような印象が強かった“筋膜リリース”ですが、近頃は生活の質を向上させるために一般的にも広く用いられるようになってきました。

が、しかし、「筋膜リリースって何をするの?」と聞かれてもイマイチよくわからないという方は少なくありません。それに、なんだか痛そうだと思っている方もいるようす。

そこで今回は、筋膜リリースの基本についてお話ししていきたいと思います。

 

筋膜とは何のこと?

まず、筋膜というものについて。筋膜は第二の骨格とも言われている筋肉の周囲の膜のこと。頭頂部から足の先までネット状の線維で覆い、筋膜を介して体の内側の骨、筋肉、内臓、神経、血管などを支える役割があります。

位置でいうと、皮膚の下にある皮下組織に浅筋膜(せんきんまく)、そのさらに下の筋肉の上を覆う深筋膜(しんきんまく)、筋肉表面の筋外膜、筋束と関わる筋周膜、筋内膜が存在。皮膚の浅いところに浅筋膜、深いところに深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜があるといった構造です。

 

筋膜リリース=筋膜の伸張

では、筋膜リリースとは?

筋膜は、膠原繊維(コラーゲン)が主成分で弾性繊維(エラスチン)が混在する姿勢や運動のコントロールに必要不可欠な存在。なのですが、日常生活での姿勢のくせや運動不足、柔軟性の低下などによって筋膜は短縮したりねじれたりしてしまいます。

それを伸張してあげるのが筋膜リリース。ポイントは、時間をかけてじっくりと伸ばしてあげるということです。というのも、弾性繊維は比較的早い段階で伸張されるのですが、膠原繊維は最低でも90秒は時間をかけないと制限が解放されてこないから。

筋膜リリースとは、じっくりと時間をかけた筋膜の伸張のことを言うのです。

 

ストレッチ? マッサージ? ローラー? 何でおこなう?

筋膜リリースは筋膜の伸張だとお伝えしました。筋膜はストレッチやヨガのポーズを取ることで伸張させられると覚えておきましょう。筆者が担当するヨガのクラスでも、ひとつのアーサナ(ポーズ)にじっくりと時間をかけておこなっています。

柔軟性が低い方にとってはやや張りを感じたりするかもしれませんが、アーサナの深め方を調整すれば軽減することができるでしょう。

さて、ここで気になるのがマッサージで筋膜リリースができるのかということ。マッサージで刺激できるのは皮膚の浅いところに位置する浅筋膜。血流やリンパの流れをよくすると言われています。顔の表情筋を緩めたいときや血色をよくしたいときなどに手を使ってマッサージをするとよいのではないでしょうか。

そして、近年流行しているローラー。ローラーは筋肉・筋膜をほぐす目的で使用するのに適しています。運動前や運動後に使用すると気持ちよさが感じられるでしょう。

 

さまざまな筋膜リリース法・グッズがありますが、「筋膜リリースをするには筋膜の伸張が必要になってくる」という基本的なところを押さえておきましょう。

次回は、筋膜リリースをすることでどのような良いことがあるのかとおススメなタイミングについてお話ししたいと思います。

 

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