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新型肺炎から身を守るには?ウイルスに強い人が日ごろからやっている習慣って?専門家3人の知恵

OTONA SALONE / 2020年2月3日 16時30分

世界中を不穏な雰囲気にしている新型肺炎はもちろん、依然としてインフルエンザ、風邪も気になる今日この頃。

今回はオトナサローネ連載陣のうち、3人の専門家の対策を抜粋してお送りします。

しっかり対策して、元気に毎日を過ごしましょう。

 

■「予防医療」のスペシャリスト、桐村里紗医師

・新型肺炎「基本的な対策」とは

◼︎こまめに手洗い

ドアノブや机など公共の場でものに触れたり、飲食する際は必ず手洗いを。
せっかくマスクをしていても、手に付着したウイルスを口に運べば感染します。
「ちょっとカフェでお茶を」とマスクを外した際に、ウイルスが付着した手でクッキーを摘んだら、もうアウトですね。

 

◼︎人混みでのマスクと適切な処理

マスクは隙間が開かないようサイズの合うものを選びましょう。
小顔の女性なら、Sサイズを。
1日着用したマスクには、ウイルスや埃が付いていますので必ず毎回取り替えましょう。
使い回しはNGです。

 

◼︎喉の乾燥予防・うがい

ウイルスは、乾燥した喉に付着しやすくなります。
口呼吸もよくありません。鼻呼吸を心がけましょう。
湿度60〜70%を保つよう加湿器も活用を。

 

・そこにもうひと押し! 免疫力に不可欠なビタミンDを合成、摂取しよう

 

◼️適度な日向ぼっこを

国立環境研究所によると、冬の12月に日光浴で皮膚からビタミンDの1日量を合成する場合の各地の日向ぼっこ時間は、本州の中央あたり(つくば)で、一番紫外線の多い昼頃に、手の甲と顔を陽に当てたとして、約22分とされています。

 

◼︎日焼け止めは顔のみに

そうは言っても、紫外線がシミやしわの原因になることは確かです。
特に年齢肌が印象に左右する顔にまで、紫外線を浴び過ぎる訳にはいきません。

紫外線の弱い冬季であれば、顔にはSPF10程度の弱めの日焼け止めを使い、手の甲は露出するといいでしょう。

手の甲も絶対に嫌っ!という方は、日焼けとは無縁の手のひらに紫外線を浴びることでもビタミンDは生成されます。

手のひらを太陽の光に当てるように工夫してみては。

 

◼️ダントツ「鮭」1切れを食卓に

ただし、オフィスワークで昼間は外に出られないことも多いと思います。

そのためには、ビタミンDを多く含む魚介類やきのこ類を意識して食べましょう。

おすすめ食材は、ダントツ「鮭」です。

 

◼️サプリメントを補給するなら

栄養療法を学んでいる医療従事者や栄養士であれば、冬季に何か一つサプリメントを摂取するならば、まず「ビタミンD」と考えます。

厚生労働省の示す、ビタミンDの1日当たりの安全な摂取上限は、4,000 IUです。

各メーカーの1日量の指示に従って飲みましょう。

もっと詳しく知るなら>>新型肺炎から身を守るには?医師が教える「究極シンプルな」ガード法

 

■不調に打ち勝つウォーキングスタイリスト、櫻田千晶さん

 

丁寧な手洗いを行う、人混みを避ける、咳エチケットなどの、基本の予防法は大前提。

ウイルス感染症は、ウイルスが体内に入らなければ感染はしません。しかし、社会生活を営む以上、電車や公共の場で感染者との接触は避けられません。とはいえ、同じ環境でも発症する人としない人がいます。では、なにが明暗を分けるのでしょうか?

一概には言えず、基礎疾患の有無、ウイルスとの接触密度や時間、換気の有無などいろいろな条件の分岐がありますが、私が一つの鍵となると実感しているのが「免疫力」です。

「風邪気味?」と感じることってありますよね? さすがの私でもありますが、ここで留めることができるのが免疫力のおかげだと実感しています。 では、どうすれば免疫力が高まるのか?

 

■ウイルスに打ち勝つ体を作る5か条

1:充分な睡眠で疲れを取り

2:歩くことなど体を動かすことを意識して

3:発酵食品や乳酸菌を摂り

4:楽しく前向きな気持で過ごし

5:温かいお風呂に入る

 

大切なのは「適度」を心がけること、そして習慣にすること!

やはりオススメはウオーキング。一念発起でジョギングやジムで筋トレに取りかかる方もいますが、徐々に習慣化していくのではなく気が向いたときにだけ急激におこなうと「疲労」となってしまいます。免疫の低下につながるので、「急にやるくらいならやらないほうがマシ」です。

まずは、歩くときにいつもより早足で歩く・大股で歩くなど、いつもの道で負荷をかけることから始めてはどうでしょう。1日30分は歩くことをお勧めします。

一気に30分ではなく、通勤や社内などでトータル30分。たとえば駅から家が徒歩10分なら、往復20分。駅から職場が5分なら、往復10分。これで達成されます。すでに達成されている人は、もう少しだけ負荷を上げてみてください。

このほか、櫻田さんオススメの乳酸菌についても>>「ウイルスにやられにくい人」が日ごろから無意識にやっている5つの習慣って?

 

■国際中医師・鍼灸師、田中友也先生

・風邪のひき始めにやると良い10のこと

1■焼きミカン

みかんをトースターに入れて、皮に軽く焦げ目がつくまで約10分焼くと完成!

風邪のひき始めや予防、咳や痰、のどの痛み、口内炎、ストレスが多いときなどにもオススメです。

 

2■焼き梅干

「医者殺し」と言われる梅干しは焼く事で梅干しの力に加え、血行促進や代謝アップ、風邪やインフルエンザ予防になる「ムメフラール(熱を加えた梅干しや梅肉エキスにしか含まれない)」が増え、脂肪を燃焼させる「バニリン」の量も増えると言われます。

こちらもフライパンやトースター、網などで軽く焦げ目がつくまで焼くだけです。

 

3■風門ドライヤー

風門は背中の肩甲骨の間にあるツボです。

東洋医学では風の強い日はこのツボから風邪やウイルスが入ってくると考えられています。

ゾクゾク寒気がした時や冷えて頭痛や肩こりがする、透明な鼻水がダラダラ出る、鼻づまり、くしゃみが出た時やすぐに風門(髪の生え際辺りから)をドライヤーで温めましょう!

 

4■ネギたっぷり味噌汁

ネギも味噌も胃腸を温めてくれるので、体が芯から温まります。

特にねぎは風邪のひき始めの鼻水、鼻づまり、咳、痰などに効果的です。

冷えてゾクゾク寒気がする時はネギたっぷりの味噌汁を飲んで、早めに寝ましょうね。

 

5■長引く咳や痰、のどの痛みに大根飴

材料は大根を適当量1㎝角に切り、蜂蜜をひたひたに注いで一晩冷蔵庫に入れ、つけておくだけです。

大根がシワシワになれば取り出し、大根はそのまま食べ、蜂蜜は白湯などに溶かしてホットで飲んでください。

冷蔵庫に入れても2,3日中のうちには食べきりましょうね。

 

のこりの5つはコチラを参照>>【保存版】「風邪ひいたかも…?」と思ったらスグやるべき!1 0の対策

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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