「共感からの恋」は危険? 異性にだらしない男性に振り回された、バツイチなりたて女性の後悔
OTONA SALONE / 2024年3月6日 21時30分
大きな失恋や離婚直後は、気持ちを切り替えられずに何年も引きずってしまう人も多いことでしょう。その一方で、辛い失恋話をきっかけに、恋が盛り上がって交際に発展するというケースも少なくないようです。
しかし、お互いに「失恋話」を共有し合ったカップルの場合、関係が落ち着いてきた時に別れてしまうというケースもしばしば。本記事では、お互いに「離婚したエピソード」を話し合い、共感し合ったことから関係が進んだものの、結局辛い目に遭遇した女性の赤裸々エピソードを紹介します。
すれ違いなどを理由に、元夫と離婚
静岡県に住む美恵子さん(仮名・38歳/会社員)は、現在70歳となる父親、68歳の母親との3人暮らし。美恵子さんは、2年前に元夫と離婚し、現在は実家から会社に通う日々を送っています。
美恵子さんが離婚した理由は、元夫とのすれ違いや、子どもをなかなか授かれなかったことが原因でした。子どもが欲しいと考えていた美恵子さんは、夫に妊活の協力を求めていましたが、既に夫とはセックスレス状態だったそうです。
元夫の仕事は夜勤交代制(※ 1日の勤務時間を日勤、夜勤に分けて、シフトを割り振る勤務形態)で、工場現場の作業員として働いていました。夜勤交代制なので「毎回夜勤」だった訳ではないのですが、肉体労働だったことから、元夫はいつも仕事から戻るなりクタクタ。
そのような理由から、元夫に「夜の営み」を求めても「疲れた」といって断られ、気づけばセックスレスになっていたようです。元夫が夜勤の時は妊活のタイミングをとることも難しく、結局子どもが出来ない状態のまま、美恵子さんは悶々とした日々を過ごしていました。
イライラが募り、気づけば美恵子さんは「あなたが日勤の仕事なら、もしかしたら子どもができたかもしれないのに」と愚痴を元夫に伝えるようになったそうです。やがて元夫もストレスが募ったのか、ある日突然美恵子さんに「離婚したい」と切り出してきました。美恵子さんは「別れたくない」と伝えましたが、元夫の決意は固く、結局離婚することとなりました。
離婚後は独り身になった寂しさや、突然別れを切り出されたショックのあまり、食事が喉を通らなかったそうです。
離婚してから、美恵子さんは実家に戻り、仕事も再会。正社員の事務員として、建設関係の会社で勤務することとなりました。しかし職場は既婚者の男性・女性ばかり。家族の話を嬉しそうにする社員たちの姿を目にする度に寂しい気持ちが募ったと、美恵子さんは語ります。
やがて独り身の寂しさから、美恵子さんは会社の近くにあるBARに行くようになりました。まさか、ここで危険な出会いがあるとは……。
BARで出会った男性と意気投合
美恵子さんは、離婚してから週に2~3回ほどBARに行くようになりました。そもそも同世代の友人はみんな家庭を持っていて、子育てに忙しい状態だったそうです。子育てをする友人の話を聞いたところで、自分は「劣等感」を感じるだけだろうと確信。そんな美恵子さんにとって、知り合いのいないBARは心地よい空間でした。
やがてBARに通っていくうちに、いつも顔を合わせる男性と話をするようになったのだとか。彼の名前は、雄一郎さんといって美恵子さんより2才年下。美容関係の会社を経営しているとのことでした。意気揚々と仕事のことを話す雄一郎さんは、「仕事でぐったりしている元夫」とは違う魅力を感じたようです。
雄一郎さんの話によると、どうやら彼もバツイチで、前妻との間に3歳の息子がいたとのこと。離婚の時には「月に1回会える」という約束をしたはずなのに、元妻は守ってくれず「仕事で忙しくて、来月にして欲しい」と言い訳をしては、なかなか息子に会わせてくれないのだそうです……。
お互い離婚の傷を抱えていたことから、美恵子さんと雄一郎さんは寂しい気持ちを分かち合うようになり、交際がスタート。しかしデートはいつも行きつけのBARばかり。他のデートを提案しても、雄一郎さんから適当に言い訳をされては断られていたようです。
「たまには、いつもと違うデートがしたい」と感じていた美恵子さんは、「どうしても行きたいお店がある」といって無理やりお店を予約して、彼をデートに誘ったそう。すると、待ち合わせ場所にきた雄一郎さんは、いつもの意気揚々とした表情ではなく、帽子を深くかぶって、キョロキョロとしていたのだそう。その様子は、まるで不審者のようでもありました。
不審者な彼の行動が気になるように
「どうしたの? 誰かに見つかるとやばいの?」と美恵子さんが雄一郎さんに聞くと「い、いや……」と、しどろもどろの答え。
この他にもBAR以外のデートに誘うと、雄一郎さんはいつもきまってキョロキョロしと様子がおかしかったそうです。
彼はBARで出会った頃から「仕事の電話がかかってきたから、ちょっと出るね」といって席を立つことも少なくありませんでした。ある日。電話をする彼の後ろをばれないようについていった美恵子さん。こっそり話を聞いてみると、どうやら女性と話をしている様子でした。その話ぶりから相手は仕事相手ではなく、明らかにプライベートな女性の気配を感じたそうです。
そこで美恵子さんが席に戻った雄一郎さんに「今の人、女性だよね」と確認すると、彼の顔は真っ青に。「他に女性の影があるのかも」と感じた美恵子さんは、そこで「その人は誰? どういう関係?」と詰め寄ったそうです。
すると雄一郎さんは、「実は、君の他にもあと2人女性がいて……。今は特定の女性と交際する気もなく、楽しければいいかなと思っているんだ。それでも良ければ、君とも関係を続けていきたい」と、カミングアウトしてきたのです。
▶【後編】では、まさかなカミングアウトに続き、彼の口から次々と出てくる聞くに堪えない言葉! 美恵子さんが彼との関係を継続するか、下した決断は?__▶▶▶▶▶
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