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親の犠牲になる子どもがひとりでも減りますように… 私が伝えたいこと【配偶者に子どもを連れていかれた話 Vol.26】

Woman.excite / 2024年4月1日 12時0分

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このお話は作者ポケットさんに寄せられたエピソードをもとに再構成し漫画化しています。

■これまでのあらすじ
ある日突然、最愛の息子ゆうたの姿が消えてしまった…! 母親のさくらが直面したのは、夫と交際相手の綾乃が共謀して、さくらをおとしめようとした罠。夫と綾乃はさくらの有責で離婚を成立させ、慰謝料とゆうたの養育費を搾取しようとしていたのだ。それを知ったさくらは審判を申し立て、実は隠し持っていた夫に不利になる証拠でゆうたを取り戻そうとする。結果、審判では夫の主張が虚偽だと証明され、さらに夫のゆうたに対する言動が危険であると認められて、ゆうたはさくらのもとに戻るのだった。その後、夫が離婚に同意したため、さくらとゆうたは引っ越して新生活を始めることに。そして最後に、夫の本命だった交際相手に会いに行くさくら。その女性とは、最初に夫と綾乃が共謀してゆうたを誘拐したことを知らせてくれた夫の後輩・百合。さくらと彼女は、お互いの目的のためのいびつな協力関係を結んでいたのだった…。

■夫のその後は…?





元夫が息子を連れていった理由はやはりお金だったそうです。息子のことは何ひとつ考えていない自己中心的な行動…。離婚できてよかった…!

その後、元夫が百合と結婚したのかは誰とも連絡がつかなくなり、わからないままです。

数日後、私はお世話になった大山弁護士のもとにあいさつに行きました。

保全処分の申し立てや審判の申し立てなど、彼の力がないと息子は取り戻せず…、とても感謝しています。
今回、私は最初警察に行きましたが対応してもらえず…。どうするのが正解だったのか気になっていました。


■もしこんなことが起きたら…?




そう、逆の立場…。
妻が子どもを連れて出て行った場合も、調停や審判を起こされる可能性があるのです。

DVやモラハラ、子どもを連れて逃げないといけない理由がある場合、必ず証拠を残しておくべきだそうです。

また未成年者略取誘拐罪で刑事告訴できる場合もありますが、離婚していない状態だと連れていった相手方の配偶者も子どもの親権者であるため、相手方の刑事上の責任を問うのは難しいこと。さらに警察などの公権力が介入することは、連れていった際に暴行・傷害などが生じた場合でない限り難しい場合もあるのだとか。

しかし、まずは警察、そして弁護士に相談の上、速やかに審判の申し立てを行うことをおすすめします。いろいろな事情があり、必ずしも夫婦で話し合いができるとは限らないと思いますが、親の離婚やトラブルで犠牲になるのは、非がない子どもたちです。

私は息子と手を繋ぎながら、このような事件が一件でも多く減らせたら…と思うのでした。

※本記事でご紹介した制度や手続きなどに関する情報は、2018年頃のものです。

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(にしやまポケット)

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