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新NISA「こんな銘柄を買ってはいけない」ってホント!? みんなが間違っている点について説明すると #1

OTONA SALONE / 2024年4月13日 11時30分

いよいよ2024年から新NISAが始まりました。さっそく新NISA口座を開いた人もいるかもしれませんね。でも現在、新NISAで買える投資信託は、なんと2000本以上もあります。一体どれを買えばいいの…?

そう迷ったときに是非読みたい、『さわかみ投信株式会社』の設立である澤上篤人さんの著作『一生安心したいから「大人女子、投資始めます」』から、今回は抜粋でお届けします。

 

「オススメの新商品」を買うのはダメ!? その理由とは

「オススメの新商品」を買うのはダメ!? その理由とは

証券会社や銀行の営業はお客さまに投資信託を買ってもらうために、いつでも新商品を必要としています。環境保護とかロボットとか、イマドキの流行りに合わせて急いで投資信託を設定して、
「今度、こんな新しい投資信託が出たんですよ」
というセールストークで売りにくるのです。このセリフは、季節ごとに新しいファッションを売り出す洋服屋に似ていますね。

「この春はジャケットの丈は短めが流行っています。今、着ていらっしゃるジャケットもステキですが、新しいシルエットを試すと、もっとステキですよ」
といった感じで、季節ごとに新商品をすすめられるし、お客さんも流行遅れの格好をしていると楽しくないですから、つい新商品を買ってしまうわけです。

投資信託の場合も、流行に乗り遅れると損をするような気分になって、お客さんは買い替えてしまう。初めて投資信託を買う人の場合は、最近の流行なら、きっとよい商品なのだろうと思って買ってしまう。

そしてしばらくすると、また営業がやってきて、
「今度、こんな新しい投資信託が出たんですよ」
と声をかけてくるのです。

 

人気ランキングで選ぶことは危険

新NISAでは購入できないものも含めると、今、日本には約6000本もの投資信託があります。ですが、そのほとんどがまともな運用にはなっていません。流行遅れの洋服と同じで、セールの札がついた目立たない棚に山積みにされて、埃をかぶっている。そんなイメージです。

とはいえ流行遅れの服とは違って、投資信託の場合、簡単に処分できないのがつらいところです。「この投資信託は人気がなくて買う人もいないし、基準価額も下がっているから儲からない」といっても、ポイッと捨てられない。投資信託は金融商品ですから、さまざまな法律で規制されているのです。そんなわけで残骸のような投資信託が数千本もあるというわけです。

本書の大人女子読者には、賢い長期投資家になってほしいので、そういう店ざらしの投資信託は買ってほしくないのです。
「新NISAが始まって、投資信託を買おうと思ったけど、どれにしていいかわからないから、売り上げ人気ランキングからよさそうなものを選んだ」。こういう買い方をしている人がいるかもしれません。

長期投資は10年、20年と積み立てていくもので、長いおつきあいになります。今、人気ランキングの上位でも、2、3年後にはランク外になっているかもしれない。そういうものに、大切なお金を投じるのは、賢い方法ではないのです。

次のページへ▶▶じゃあ、どんな銘柄を買えばいいの…?ズバリ、こんな銘柄です!

 

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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