漫然と使っている油を、今日から3つのオイルに変えてみて!
OTONA SALONE / 2017年11月11日 11時0分
ダイエットをしているとカロリーが気になります。しかしカロリーコントロールだけでは40代のダイエットは「やせたけど老けた」という悲劇に見舞われることも事実です。そこでサポートに役立ってくれる上に、ダイエットにも向いているオイルをピックアップしました。成功させるなら「きれいになった」が目標なのですから、上手に生かしてダイエットを成功させましょう。
40代が選ぶべきオイルはどれ?
ダイエットでは油分をカットすべき、というのは古すぎる考え方です。カロリーコントロールは不可欠ですが、どう栄養素を生かすかが40代のダイエットでは課題になります。そのためにはメリットが大きいオイルを選びましょう。
●オリーブオイル
●亜麻仁油
●ごま油
どれも入手しやすいオイルで、ダイエットやアンチエイジングにおすすめの成分を含んでいます。
オリーブオイル…ほぼ万能なパーフェクトオイル
ビタミンEを含むオリーブオイルは健康にも美容にも完璧です。含まれている栄養素が健康や美容に効果的で、多彩な調理法にも対応できる風味で使いやすいオイルだからです。また含まれているオレイン酸が酸化しにくい油分だから健康を守る効果も期待できます。
オリーブオイルは女性のお悩みである便秘解消にも効果的なオイルです。含まれているオレイン酸は小腸で消化吸収されにくく、刺激を与えるために便秘が解消されます。便秘解消もダイエットでは重要ですから、オリーブオイルはダイエットでメリットがあるのです。
新しいダイエット方法で食事の1時間前にオリーブオイルを飲む方法があります。これは含まれているオレイン酸の脳の視床下部にある満腹中枢に作用して食べ過ぎを防ぐ効果を利用したものです。とはいえ味覚での問題を無視するのは好ましいといえません。
スプーン1杯ほどでも、そのまま口にすることが苦痛ならNGです。味覚を無視せずダイエットするほうがストレスを与えずに成功する確率が高くなります。味覚を満足させながら栄養バランスと食事量をコントロールするサポートにオリーブオイルは最適なのです。
亜麻仁油…加熱に弱いから上手に使って
現代の日本人の食生活で不足しがちな必須脂肪酸がオメガ3です。オメガ3でα-リノレン酸を主成分としているのが亜麻仁油です。アレルギー対策やアンチエイジングで話題になったオイルで、現在はスーパーなどでも手軽に買えるようになりました。
亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸は摂取して体内に入ると10~15%がEPAやDHAに変換されます。すると中性脂肪や悪玉コレステロール減らすように働くのです。つまりお腹回りの気になる脂肪がつく原因を防いでくれる効果を期待できます。
主成分のα‐リノレン酸がアレルギー症状を抑え、それから変換されて生まれたEPAやDPAは中性脂肪対策に役立つわけですから、40代におすすめのオイルが亜麻仁油です。単純にやせるオイルというよりも、体内から若々しくきれいになるオイルといえます。
この亜麻仁油の難点は酸化が早く、熱に弱いことです。少なめのパッケージを選び、開封したら密閉して冷蔵庫で保存が基本で、早く使い切る必要があります。調理向きのオイルではないので、ドレッシング向きです。納豆に加えるのもおいしい摂り方です。
ごま油…味わいと栄養素で食欲を満足させる
ごま油はカロリーの高さでダイエットに不向きとされやすい面があります。しかしビタミンE、リノール酸・リノレン酸、セサミン、セレンといった健康に効果的な栄養素をバランスよく、しかも効率がいい形で摂取できる面があることは否定できません。
ビタミンEはアンチエイジングで欠かせない栄養素ですし、リノール酸・リノレン酸は血液内のコレステロールを減らす働きがあります。抗酸化作用が高いセサミンやセレンも40代には嬉しい成分です。またセレンはビタミンEと一緒に摂取すると効果が高まります。
アンチエイジングに欠かせない成分を含むごま油の魅力は風味です。この魅力を生かしてドレッシングや和え物に使うと食べた満足感を得られます。食べた満足感があれば食べ過ぎを防げるというメリットも40代ならダイエットにうまく生かすべきです。
意外なごま油の使い方として、酸化しやすいオリーブオイルの「フタ」として使うことがあります。酸化しにくいごま油で密閉するわけです。オリーブオイルのボトルにごま油を少し落としておくだけで充分。もちろん使うときに混ざることもありません。
オイル(脂質)も栄養素の1つだから欠かせない
カロリーが高いから、とオイルをメニューから省くことは逆効果です。ビタミンAのような油溶性ビタミンはオイルと調理しないと体内に吸収されにくくなってしまいます。アンチエイジングに欠かせないビタミンがこれでは困りますよね。
またオイルを省きすぎれば体内の細胞膜が硬くなって、栄養吸収がうまく行われにくくなってしまいます。これではきれいにやせることは不可能です。なにがなんでも油分をなくすのではなく、選ぶべきオイルを適切に使うことがポイントになります。
特に40代に差し掛かっていれば、若々しくきれいになる目的でオイルを生かすべき。ダイエットをしているならなおさらです。スキンケアで使うオイルは保護、ダイエットで口にするオイルはサポートと考えて選ぶといいですね。
やせたけれど老けたという事態にしないためにも、上手に自分向けのオイルを生かすダイエットに切り替えましょう。カロリーオフよりも重要なのは、若々しくきれいになるための成分なのです。オイル、つまり油分もきれいを作る栄養素なのですから。
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