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岩井志麻子 40代の「痛いファッション」について考える

OTONA SALONE / 2018年10月9日 21時0分

アラフォー以上に対していわれる「イタいファッション」とはたぶん、本来なら十代や二十代が着るような「過ぎた若作り」、もしくは派手すぎ露出度の高すぎな「セクシーすぎる」感じを指すのだと思う。いずれにしても、過剰さだ。

横並びのアラフォー達

私も以前は、そう考えていた。しかし最近になって、むしろ過剰さより過少さのほうに私なりのイタさを感じるようになった。

つまりイタいといわれたくない、それが最大のファッションのテーマになってしまい、ひたすら無難でありつつ流行は取り入れました、ってな横並びアラフォー達ね。

冠婚葬祭それぞれに相応しい服装、特に結婚式や葬式では禁忌のいで立ちってのはあるわけで、そこで激しく逸脱した格好はイタいイタくない、おしゃれダサ、それ以前の問題だ。

幾つであっても、大人はやっちゃいけない。

 

好きな物を取り入れてこそ

だけど、普段着やちょっとしたよそ行き、デートやパーティーのための、縛りがそんなにない、自分のオシャレを思う存分に楽しめて選べるシーンで、とにかく流行だけは押さえる、みんなと同じような格好、何はさておき好感度と安心感で、ってのはイタいというよりもったいない気がするわ。

せっかく自分で稼いで自分で選べる、もしくは稼いでなくても買える立場になっているっていうのに。

だったら、私はこれが好きなの、という強烈に派手だったり個性的すぎるスタイルのアラフォーのほうが、自分に自信あってカッコイイし人生もファッションも楽しんでるなぁ~とうらやましくなるけどね。

 

イタいも極めてしまえば

もっとも、ヒョウ柄オバサンと呼ばれるほどヒョウ柄を着まくり、ヒョウの着ぐるみ姿でテレビに出て笑われているオバサンにファッションをとやかくいわれたくない、という人々がいるのもわかるし、それも受け入れる。

私の場合はイタいイタくないを飛び越えて、間違ってもオシャレとはいわれないけれど、岩井志麻子スタイルを確立しちゃったからなぁ。

ちゃんとした方々に、私スタイルを真似ろなんていえないにしても、イタいも極めれば確立された独自のファッション、完成されたスタイルになるっていうのはいっておく。

 

≪作家 岩井志麻子さんの他の記事をチェック!≫

 

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