博物館とギャラリーが連携講座 歴史から美術、写真まで、知が交差する
OVO [オーヴォ] / 2024年1月15日 15時0分
博物館とギャラリーが学芸員をトレードして講座(横浜市芸術文化振興財団・横浜市)を開催する。考古学や美術、写真の専門家が、互いの施設でその魅力を語る貴重な機会だ。横浜市歴史博物館と横浜市民ギャラリーあざみ野が1月20日と2月10日に実施する。
第1弾は、「かやぶき屋根プロジェクト」って何?という講座。原始から開港期までを中心とする約3万年の横浜市域の歴史を扱う横浜市歴史博物館。その隣接地には、大塚・歳勝土遺跡を復元整備した「大塚・歳勝土遺跡公園」があり、博物館の野外施設として、館内の展示などと連携した活用を進めている。
大塚遺跡の建物の屋根は植物でふかれており、時間の経過によってだんだんともろくなっていく。そこで博物館では「かやぶき屋根プロジェクト」としてもろくなった屋根の修繕を可能な範囲で行っている。博物館の学芸員で考古学が専門の講師が、弥生人が暮らした家を修復する活動の中で得た知見とエピソードを語ってくれる。
第2弾は、横浜市所蔵カメラ・写真コレクション探訪。横浜市民ギャラリーあざみ野では、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40 年にわたって世界各地から収集した貴重なカメラや写真を「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」として収蔵・管理し、調査研究を進めている。19~20世紀のカメラと写真を紹介しながら、写真がどのように私たちのものの見方に影響を与えてきたのかを理解できる講座になっている。ホームページ(https://yokohama-enmusubi.jp/)からの事前申込制、先着順。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
〔5月25・26日〕第2回「歴史未来フェス」開催プログラムのお知らせ【横浜市歴史博物館】
PR TIMES / 2024年4月27日 13時45分
-
誕生100周年のいま、ブーム再燃 「木彫り熊」と“格闘”することになった学芸員の“探求心”
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年4月25日 11時30分
-
<ビブリオエッセー>尽きぬ思いを手紙にこめて 「奈良・大和を愛したあなたへ」千田稔(東方出版)
産経ニュース / 2024年4月22日 12時12分
-
オープンから47年、北海道立近代美術館の老朽化と収蔵品増加が問題に…「集め、伝える」役割を未来に残す3つのリニューアル案
北海道放送 / 2024年4月17日 19時26分
-
なにこの表情…「あまりにも脱力系で肩こりが治りそう」弥生時代のデフォルメセンスあふれる土器の絵が話題に
まいどなニュース / 2024年4月3日 19時0分
ランキング
-
1高速道路で“レンタカーを煽り続ける”黒のアルファード。恐怖のドライブに遭遇した男性の告白
日刊SPA! / 2024年4月27日 8時54分
-
21ドル=158円突破! 利上げにビビる植田日銀では「円安地獄」は止まらない
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 14時32分
-
3刑事役を拒否していた田村正和は、なぜ「古畑任三郎」だけは引き受けたのか…最終話で菅原文太に放った名台詞
プレジデントオンライン / 2024年4月27日 16時15分
-
4“100均”オススメ商品は? 男女200人の“リアルな声”
オトナンサー / 2024年4月27日 7時10分
-
5胃もたれには「健胃薬」? それとも「消化薬」? 薬剤師に聞いて分かった「市販の胃薬の選び方」
オトナンサー / 2024年4月26日 20時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください