登山届をスマホで作成、提出 救助活動の迅速化へ前進
OVO [オーヴォ] / 2024年1月26日 13時0分
山で遭難する人の多くが登山届を出しておらず、救助の遅れにつながっている。そこでスマホのアプリで作成した登山計画書をそのまま警察に提出できる便利なGPSアプリ「YAMAP」(ヤマップ・福岡市)。郵送する手間もなく、いざという時のために必要な過程を完結できる。新たに協定を結んだ青森県を含め、23府県で提出することができる。
青森県の昨年の山岳遭難は81件で、前年比34件増。直近5年間を人数ベースでみると過去最多だったという。遭難者のうち登山届を提出していたのはわずか3人(3.3%)で、遭難救助の対応の遅れにつながっている。だが、登山届は面倒という人が多い。事前に登山の計画を立て、専用の書類に記入して登山口に設置されている登山届ポストに出したり、事前に警察に郵送したり。登山届ポストが設置されていない低山もあるし、逆に低山だから大丈夫という気の緩みが登山届提出率の低さにつながることもある。
そこで簡便なアプリの出番だ。YAMAPでは、事前にコースタイムを自動計算して無理のない登山計画が作成でき、「YAMAPに登山計画を提出する」を押すと、大切な家族など(緊急連絡先)に計画を共有できる機能も備えている。YAMAPに登山計画を提出すると、協定を結んでいる警察にも共有される。
また全国2万5000座以上の山情報を収録、登山届ポストがないような里山や低山にも対応しているため、遭難者の迅速な救助が期待されている。
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