「みんなで地方のベーカリーを考えていきたい」 堀江貴文氏主宰 “こむぎの”が高知県の老舗パン企業と提携
OVO [オーヴォ] / 2024年2月16日 14時40分
実業家の堀江貴文氏が主宰するオンラインサロンから生まれたベーカリーチェーン運営企業「こむぎの」が、高知県宿毛市の「菱田ベーカリー」と資本業務提携を締結した。そのお披露目会見が2月15日、仲介した日本M&Aセンターの本社で開催された。
菱田ベーカリーの代表作は、こしあんの丸いあんパンの上にようかんをコーティングした「羊羹(ようかん)ぱん」。昭和40年代からのロングセラーで、「県外への販路拡大などに10数年前から取り組んできたが、その当時から人材が地元におらず、ずっと課題を抱えてきた」(菱田仁社長)。そこで今回のこむぎのとの提携に至ったという。
こむぎのは、堀江氏が運営するオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校」(HIU)から生まれた企業で、フランチャイズチェーン「小麦の奴隷」を運営する。小麦の奴隷は工場で製造された冷凍の生地を使用し、店舗では発酵やオーブンで焼くといった作業に集中させることで、店舗の負荷を軽減する仕組みをとる。北海道大樹町での1号店出店以降、店舗網を拡大しており、堀江氏は「羊羹ぱんは全店舗で扱う。プチブームになれば」と期待を寄せた。
一方で堀江氏は「地方の人材不足は深刻で、働き手がいない。そんな場所でパンを作るのは難しい作業になりつつある」と地方の課題を指摘。「パン作りは材料を混ぜて、生地をこねて、発酵させて、成形して、オーブンで焼くという大変な作業。このままではパン店がなくなり、焼きたてのパンが地方では食べられない時代がくる」とし、地方の焼きたてパンのニーズを吸収して社会課題を解決したいと述べた。
両社は今後、こむぎのが持つ販路やマーケティング戦略のもと、羊羹ぱんの販売エリア拡大を図り、ブランド力をさらに強化したいという。堀江氏は「みんなで一緒に地方のベーカリービジネスを考えていきたい。今後も積極的に事業提携していきたい」と語った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホリエモン発案エンタメパン屋【小麦の奴隷 伊勢崎店】オープン1周年記念キャンペーン!5月16日~18日は名物「ザックザクカレーパン」を先着20名様にプレゼント。800円ごとのお買い上げでかき氷サービス
PR TIMES / 2024年5月10日 15時15分
-
推しパンしよっ!【小麦の奴隷】カレーパングランプリ(R)2024に5年連続参戦。5月8日から投票開始!今年こそ“最高金賞”獲得を狙う
PR TIMES / 2024年5月8日 11時15分
-
ホリエモン発案エンタメパン屋【小麦の奴隷 宇和島店】390円までのパンがなんと全品100円に!早い者勝ちの、お得な1周年キャンペーンを5月9日限定で開催
PR TIMES / 2024年5月2日 11時45分
-
【株式会社こむぎの×菱田ベーカリー】M&Aでタッグ!ホリエモン発案エンタメパン屋「小麦の奴隷」が、昭和レトロな高知発ソウルフード「羊羹ぱん」を販売。2024年4月30日より、全店舗で順次販売開始
PR TIMES / 2024年4月30日 13時15分
-
ブランド売り上げトップクラスの【小麦の奴隷 沖縄北谷店】がオープン3周年!4月30日~5月5日まで、3周年記念大感謝祭を開催
PR TIMES / 2024年4月25日 11時0分
ランキング
-
1飲むヨーグルトが「乳酸菌バブル」でジリ貧の理由 市場は逆転寸前、かつての人気を取り戻せるか
東洋経済オンライン / 2024年5月19日 7時20分
-
2東京から新幹線…「新神戸」よりも、一駅先の「西明石」まで買った方がおトク!? JR往復割引「601キロ」のカラクリ
まいどなニュース / 2024年5月19日 8時2分
-
3ラーメン屋経営で地獄見たプロレスラーの気づき 川田利明が向き合う「お客様は神様です」の怖さ
東洋経済オンライン / 2024年5月19日 12時30分
-
4ローソン、コーヒーなどの「濃さ」選べる仕様に 背景に“客離れ”回避
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月19日 8時0分
-
5広がるタッチ決済乗車は訪日外国人観光客対応か 話題の「二重価格」が鉄道・バスに導入される可能性
NEWSポストセブン / 2024年5月19日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください