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「アンヌ隊員」ひし美ゆり子、「10代最後の記念」手塚さとみ、「へそだけは見せない」由美かおる…日本社会に大きな活力を与えた「1980~90年代のグラビア写真集」ガイド

NEWSポストセブン / 2025年1月22日 19時15分

■大西結花『FLORE』(1995年/ワニブックス)撮影/渡辺達生
『スケバン刑事III』でブレイクした大西のヘアヌード作品。冒頭から最後まで惜しげもなく大胆な姿を披露してくれる。内容もアイドル時代を彷彿とさせる爽やかなものからベッドでの官能的なヘア露出までと多彩。

■由美かおる『妖精の舞踏──由美かおるRE 写真集』(1998年/竹書房)撮影/池谷朗
バレエで鍛え上げた肢体はまさに芸術で、乳房を露わにしても品格を保つのは流石。「水戸黄門」での入浴場面が有名で、映画でもヌードとなっている由美だが、実はへそだけは決して見せない。本作でも絶妙に隠しており見どころ。

■島田陽子『KirRoyal』(1992年/竹書房)撮影/遠藤正


1980年版の映画『将軍 SHOGUN』でヒロインを演じた島田陽子のヘアヌード作。資金繰りに困った事務所に頼みこまれて撮った作品だが「さあ私の裸を見てみなさい」という強い目線で読者を射抜き、女優としての格を感じさせる。

■池上季実子『ささやいて愛 淋しくて悲しくて幸せです』(1980年/ワニブックス)撮影/玉川清
気品高く官能的──相反する要素を兼ね備える池上の魅力は当時21歳だった本作でも垣間見える。ビキニやワンピース水着で抜群のプロポーションを披露。今では常識のアンダーショーツをはいておらず体のラインもクッキリ。

■ひし美ゆり子『ひし美ゆり子写真集 All of Anne:2021』(2021年/復刊ドットコム)
ひし美が演じた「ウルトラセブン」アンヌ隊員としての姿のみで構成された写真集で、劇中場面からオフショットまで収録。少年たちを熱くさせたボディラインを際立たせるピチピチのウルトラ警備隊の制服が素晴らしい。

■小島可奈子『39℃』(1998年/メディア・クライス)撮影/渡辺達生
小島は90年代後半の人気グラドル。オールヌードはないが、こたつからあられもなくのぞく尻や布ごしに見える肌が裸以上にセクシーでこれぞグラビアの醍醐味。特に雪原で雪のみで乳首や陰部を隠したカットの遊び心が楽しい。

■川島なお美『WOMAN』(1993年/ワニブックス)撮影/渡辺達生
川島が32歳の時に出したヘアヌード作は年齢以上の妖艶さが漂う。実家で撮られた清楚な日常写真と一糸纏わぬ姿が交互に入れ替わり、女の二面性を写し出した中盤は必見。本作のヒットで川島は大人の女優へと脱皮した。

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