1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「役員級と課長止まり」言動と服装の違い

プレジデントオンライン / 2018年10月10日 9時15分

PIXTA=写真

入社後すぐに頭角を現し、順調に役員まで上り詰める人。入社10年目で才能を見出され、逆転人事で役員になる人。同期内では早く昇進したのに、伸び悩んで役員になれなかった人……。その境目はどこにあるのか。各業界の人事担当役員が赤裸々に告白する。

----------

各業界の人事部座談会

▼PROFILE


【流通】
全国各地に店舗を持つ小売業の人事担当役員。外資系企業の人事担当ディレクターを経て転職。従業員満足度が高まる働き方改革を率先して推進している。
【IT】
ネット広告企業の人事担当取締役。採用から人事制度の企画まであらゆる分野に精通した人事歴25年のエキスパート。女性活躍推進や働き方改革で実績を挙げている。
【メディカル】
医療用機器製造・販売大手の人事・総務担当常務。人事部歴30年のベテラン。課長・部長級の人事のほか、将来の経営幹部候補の育成に注力している。
【メーカー】
大手食品メーカーの人事・総務担当常務。工場や営業支店を精力的に回り、従業員の声を聞くなどして、あらゆる階層の社員のモチベーション向上に力を注いでいる。
【金融】
大手銀行人事担当役員。入社後30代から20年にわたり経営企画・人事畑を歩む。本・支店の行員のパワハラ・セクハラなどコンプライアンス問題にも目を光らせている。

----------

役員ヘの分岐点 1
重要な情報を「誰に」「どこまで」話しているか?

――早速うかがいたいのですが、役員になれる人となれない人、違いはなんですか?

【金融】銀行で偉くなるのは強烈な意見を持たない人。ビジネス感覚が二の次とは言わないが、人間関係を重視して出しゃばらない、出る杭じゃない人が偉くなっています。もっとわかりやすく言えば×(バツ)のつかないオーソドックスな人。はっきり言って友達としてつまんないやつが偉くなる(笑)。大手行ほどその傾向は強いです。

【メディカル】役員で共通しているのは、あの人は仕事ができる、頭が切れるといった周囲のイメージが確立している人。そして露出度が高いこと。たとえば積極的に役員会で発表する機会を狙うなど、自分を露出する機会を、我こそはと掴みにいこうとする人が役員になっています。

【流通】偉くなる人は愚直で忠実な人です。なぜならうちに限らず流通業のトップは創業家か中興の祖と言われる人が多く、絶対的な権力を持っているから。売り方はトップが決定し、下の人間はトップが築いたやり方や指示に従い、逆らわないというのが基本的な出世の原則ですね。

【メーカー】どこのメーカーもそうかもしれないが、平均的に言うと誠実な人。大体30代ぐらいで部長までいく人かどうかがわかり、40代になると役員になる人はわかるイメージです。

【金融】うちはもっと早い。ある頭取は20代のときに周囲から将来の頭取と言われていた。何の特徴もない人だが、バランス感覚は抜群だった。逆に絶対に偉くなれないのはいわゆるKY。空気を読めない人は絶対に無理です。個性派の人でも専門能力があれば課長までは昇進する可能性があるが、そこから先昇進するのが難しい。

写真=iStock.com/bee32

【IT】部下を率いるスキルがなかったり、マネジメントができない人は担当課長レベルで終わる人がほとんど。また、部下をもつライン管理職はマネジメント力に加えて一定の専門性がないと部下を率いていくこともできません。部長、役員になっても自分の柱となる専門性は不可欠。専門性が足りないために一担当や担当課長止まりという人がたくさんいます。

――コミュニケーションのうまさ、口が達者なことは昇進するための必須の要件でしょう。どのような差がありますか。

【メディカル】全員がうまいとは限らないですね。この人はどうして役員になれたんだろうと思うほど口下手な人もいる(笑)。だが多くの役員は上手です。立て板に水のように話す人もいれば、何かふにゃふにゃ言っているようなのに、論理はしっかりしていて、ちゃんと上司を説得できるような技量を持っている人もいる。

【メーカー】うちはどこもプレーイングマネジャーが多いからコミュニケーション下手な課長が結構いる。役員の中にも口下手なプレーイング役員もいる(笑)。ただ上にいけばいくほど周囲に対する気遣いが優れている人が多い印象です。短時間勤務の女性、派遣社員に対しても朝は元気に挨拶し、仕事が終わると、ごくろうさん、ありがとうと、ちゃんとねぎらいの言葉を言える人が上に上がっていますね。

【IT】偉くなる人のコンピテンシー(行動特性)としてプレゼン(テーション)がうまいことが必須です。役員の前でのプレゼンがしっかりできる、しかも自分でパワポのスライドも作れる人でなければダメだし、実際にそういう人が偉くなっている。課長でもチームを率いるときに自分の思うところをメンバーにちゃんと伝えられなければ部下はついてこない。最低限のスキルだし、これができないと課長にすらなれません。

【金融】銀行では一般的におしゃべり体質の人は嫌われるが、なかには行内の「三大おしゃべり」と言われた人で、他行の頭取までなった人もいる。もちろん秘密を漏らすような人はダメですが、要するにしゃべる相手をちゃんと見極めて戦略的に話す技量が必要でしょう。

役員ヘの分岐点 2
部下との飲み会、自腹でいくら出しているか?

――飲みニケーションも大事です。よく「今日は無礼講だから」と言いますが、本当に大丈夫なんですか?

【IT】無礼講が日常的に許されている会社では、わざわざ無礼講なんて言葉は使わないですよ。無礼講が普通なんです(笑)。

【金融】無礼講は絶対厳禁です。たとえ「今日は無礼講です」と言っても、皆絶対に覚えているし、逆に酒席での話題には結構目を光らせています。詳細まで分析している上司もいる。人事の行動評価では飲み会の席での部下の発言や態度を結構見ていて、その言動が評価にインプットされるのは間違いない。そんな席で日頃は品行方正な課長が醜態をさらしたら完全にアウトです。

【流通】会社の体質が体育会系だから結構飲む人が多い。1度営業店の30~40人が集まる飲み会があったが、上司が部下に徹底して飲ませるので驚いた。一気飲みの比ではないくらいすごかった。それこそ無礼講だらけです。だから現場では飲み会を断る人は嫌われるかもしれません。

【メディカル】お酒が強い必要はないが、少なくとも相手を不快にさせない飲み方ができればいいのでは。たとえば営業担当の役員から社長になった人がいるが、酒の飲み方が非常にうまかったですね。一緒にいる人を大いに楽しませるし、この人とまた飲みたいという気にさせる。飲み会の達人でした。誰もがそんなスキルを持つ必要もないが、それでのし上がったというのも事実。職種によるが、酒の飲み方、会席の仕方で出世している人もいます。人事部の人なら労使交渉で組合の委員長を酔い潰してイエスと言わせることもあるので、飲めたほうがいいかもしれませんが。

【IT】ケチな上司はダメですね。奢ってやるにしても自腹ではなく、会社の経費を使って奢る人もいるが、これもダメ。ちゃんと自腹で奢る人は部下にも感謝されるし、人望も得るでしょう。

【メーカー】ケチな人は部下に一番嫌われます。割り勘にする上司はあまりいないと思うが、上司の負担割合が少ないと嫌われる。1人3000~5000円の飲み代なら気前よく1万円を出すとか。平等な割り勘が一番嫌われるんじゃないかな。もちろん自腹。会社の経費だと奢ったことにはなりませんよ。

【流通】情けない話ですが、うちはほとんどフラット。課長だろうが、若手だろうが全員で割り勘です(笑)。

【金融】銀行の宴会は皆秩序だった飲み方をしていますね。部長、課長、課長代理の座る位置が大体決まっている。しかも飲み代は傾斜配分方式。課長が一番上の役職なら1万円を出し、課長代理が8000円、主任が6000円という具合です。

役員ヘの分岐点 3
課長になったら、ふんぞり返っていないか?

――部下に対する接し方や上司への対応も出世のうえでは大事です。ところが課長になったとたんにお山の大将になってしまう人もいますね。

【IT】結構いますね。そういう人はそこで終わりでしょう。なぜならそこでふんぞり返っていたら次のお山には登れませんし、絶対に役員にはなれない。お山の大将になるとその場所以外に視野が広がらなくなり、今のポジション以上の発想も出ないし、勉強もしなくなる。

【流通】課長に限らず、上に上がる際に注意しないといけないのは、自分に対する部下からのフィードバックの量が減っていくことです。担当者レベルだといろんな人からフィードバックしてもらえるが、課長、部長と偉くなると減っていく。人間は悪い点を含めて言ってもらわないと成長しないもの。言ってもらえるには、謙虚さやオープンマインドの姿勢が大事だが、それがないためにお山の大将になってしまうのです。

【メディカル】そう。リーダーシップという点ではトップダウンも大事だが、僕としては周囲にいろんな意見を言わせて皆の英知を汲み取り、最後に全責任を持って決断する柔軟な上司が望ましいと思っている。なぜなら業界のすべてのことを理解することは無理だし、地に足が着いた判断はできない。トップダウンだけだと逆に危うい。柔軟に皆が走る方向を変えられる人ほど役員になる確率が高い。

【金融】課長ぐらいまでは自分にも厳しく、その厳しさを部下に押し付ける鬼軍曹タイプが結構評価される。今は厳しいことを言う人はあまりいませんから。しかし、その上になると、厳しいだけではダメ。部下に優しく接するぐらいの懐の深い人が出世している。もちろん表面的に懐が深いだけであって、実質は厳しい人がほとんどですが。

【IT】部下の手柄を奪ったり、犠牲にする人は部下からの人望は得られないし、今の時代は通用しない。部下に対して自分の感情を剥き出しにして叱る人もダメですね。相手は防御するだけで心に響くことはない。こういうタイプは役員に向いてはいない。

【メディカル】上に対して忠義一筋で、社長の言うとおりにやって役員に上げてもらった人もいる。でも本来はそれではダメ。経理の部長であれば、社長が何と言おうが、こういう方針でいくという信念がある人がいい仕事をするのは確かです。むしろ上司をマネジメントすることができる人は上に上がりやすい。上司に好かれることはもちろん大事だが、必要なときに意見できるようにしないと上司が方向を誤ることもある。

【メーカー】そう。全部がイエスマンばかりになったら会社自体が危うくなってしまいます。ものが言えないときも正直言ってありますが、言い方は気をつけながら、誠実さを持って言うべきところはうまく伝える努力はしています。

役員ヘの分岐点 4
セクハラ、パワハラ、カネ。どこまで自制できるか?

――大変な事態が発生したときに逃げそうな社員というのはわかりますか。

【IT】人の器というのはとくに非常時にわかります。ふだんはどっちが優秀なのかわからなくても、とんでもない事態が発生したときに違いが出るものです。とくに東日本大震災のときはよくわかりましたね。思考停止になってしまう人とか仕事から逃げ出したりした人もいたが、冷静に落ち着いて整然と行動する人もいました。現に今、後者の人のほうが偉くなっていますね。とくに役員の場合、平時は部下がちゃんとやってくれるので、判子だけ押していればいいが、そうでないときこそ力量が問われる。

PIXTA=写真

――本人の不祥事はどの程度出世に影響しますか。

【金融】パワハラ、セクハラをやったら完全にアウトです。セクハラは言語道断で降格。微妙なのはパワハラの程度ですが、今は社会全体が許さないし、最近は銀行はとくに厳しくなっています。

【IT】レベルによるが、うちもアウトです。レベルによっては1回ぐらいは大目に見ても、スリーストライク、3回目は完全にアウト。とくに役員は余計に厳しく、ワンストライクでアウト。とくにセクハラなんかが株主総会で問題になったら大変です。

【流通】パワハラはダメだという認識ですが、現場では結構あるのも事実。体育会的組織だから秩序を保つために厳しいことを言う上司も多いし、それが当然と受け入れている風土がある。だから1、2度のパワハラぐらいでは出世に響くということはない。

【メディカル】おカネが絡む不祥事はとくにまずい。たとえば接待費の不正流用など、お客さんと会食していないのにそれを理由に精算したことが発覚すれば役員の芽はなくなります。パワハラ、セクハラの場合は一定の禊(みそ)ぎの期間をおき、たとえば1つの事件が発生し、3年以内に再び起こしたらアウト。かなり昔にやっていた場合は、そのときに出勤停止とか禊ぎも終わっているから大目に見ることはありますね。

【金融】うちは女性と一対一で飲みにいくこと自体がアウトです。上下の関係や既婚者の男性が部下の女性と一対一というのはありえない。もし2人でいるところを別の社員が見たらウワサのタネにはなるし、ペナルティですね。すぐに人事に聞こえてくるし、それ以上の出世はありえません。セクハラにまで発展し、通報されたら間違いなく降格でしょう。

【IT】異性の部下との一対一での飲み会禁止は今では企業の常識。管理職のコンプライアンス研修でも繰り返し、そのことは伝えている。一対一で飲んだら、たとえ何もなくてもセクハラで訴えられたら抗弁できません。ただ、そうはいっても2次会、3次会の流れで2人だけになってしまうことはある(笑)。

【メディカル】月に1回程度、社員の懲戒案件を裁いているが、何か問題が起こるときは3次会で一対一になってしまうケースが確かに多いですね(笑)。実際にセクハラ事案で裁いたケースもあります。一対一になると口説きモードに入ってしまう男性が実際にいますから。

【メーカー】部下の女性が元気がないので心配して食事に誘った上司がいました。ところが相手の女性は上司が嫌いだったらしく、セクハラ事案で通報してきたこともあります。

役員ヘの分岐点 5
社内恋愛や不倫、変なウワサが出てないか?

――社内での恋愛はどうでしょう。

【流通】社内に女性も多いし、恋愛だけでなく、不倫も少なくない。ただ、経営トップはそのことにはうるさい。実際に発覚して部長を降格させられた人もいれば、役員の不倫のウワサがトップの耳に入って辞めさせられた人もいます。

【IT】それだけで懲戒はできませんが、発覚すれば注意はします。不倫の場合は、今の奥さんと離婚するなどけじめをつけて、その女性と結婚するのであれば問題にしません。

【メディカル】役員にする場合、必ず身辺調査はします。一番わかりやすいのが過去の懲戒歴のチェック。問題だなと思う人は避ける。ただ外資系企業の身辺調査では男女関係は必ずチェック事項に入っていると聞きますが、日本企業はそうでもないし、緩いかもしれません。男女関係のウワサが多い人が役員になっているというケースはよくある。

【メーカー】不倫が問題をこじらせて騒ぎになれば職場の秩序を乱すことになるので、上に就くことはありません。ウワサレベルで自然に終わったということであれば咎めませんが、過去に何度かウワサになったり、複数の女性と同じウワサを流されたらアウト確定です。

役員ヘの分岐点 6
派閥、学歴、社外人脈。どれが決め手となるか?

――特定の派閥に入ることで出世する人もいます。社内外の人脈を持つことは出世に有利でしょうか。

【金融】大手銀行ではやはり社内の人脈がものを言う。それがなければ上には上がれない。ただ、派閥的なところに入ると、上がこけたら下もこけるので注意が必要です。

【流通】うちは経営トップがすごい権力を持っているから、逆に派閥はつくりにくい。そういう意味では派閥はオーナー派しかない(笑)。

【メディカル】派閥ではなく、社内外に人脈があることは大事です。とくに日本企業は社内のネットワークが重要。直属の上司だけではなく、斜め上の上司との付き合いがあれば、いざというときに頼れるし、引き上げてくれるかもしれない。うちの役員を見ても、社内の人脈は強固です。ただし、社外の人脈は弱い人が多い。でも、これから大事になってくる。これだけビジネスが複雑化していれば自分や社内の知見だけで何かをやることはできません。同業他社など外部の様々な人との人脈が大事になるでしょう。

【メーカー】同期よりも頭一つ抜けるには社外の人脈は必要です。私自身も同じ業界に限らず他社の人事の人と定期的に情報交換していますが、そこで得た情報が仕事に活きたケースはままあります。たとえば人事が役員に向けてプレゼンをする場合、役員から必ず出るのが「業界のほかの会社はどうなっているの」という質問。情報をすぐに聞けるネットワークを築くことで案件を通しやすい。意外にそういう情報を持っていない人が多いし、役員も「あいつに聞けばわかる」という評価をしてくれる。

――出身大学などの学歴は出世にも影響するのですか。

【金融】大手銀行の場合、採用時は大学別に大体何人と決めており、幅広い大学から採用している。だが、入社後に偉くなる人の出身大学はほぼ固まっています。メガバンクで役員になる人は東大、京大、一橋、慶応以外の人はいないんじゃないですか。実際にメガバンクのトップも東大がほとんど。役員の場合は慶応の派閥があるから一定程度いますが、全体で見ると、役員は旧帝大クラスと早慶ぐらい。今は多様性がないといけないということで1人、2人はそれ以外の大学からも入っている。採用ではほかの私学からもとっていますが、せいぜい小規模支店の支店長か本店の課長ぐらいまで。役員と本部の部長級、大規模店の支店長になる人はどうしても限られているのが実態です。

【流通】うちには東大などトップレベルの大学の学生はめったに入りません。同じ流通でも百貨店なんかは慶応出身者が多いですが。

【IT】うちは基本的に学歴は関係ない。とくに中途採用が多いので、社員も誰がどこの学校出身なのかまったく知りません。何をしてきたかという職歴重視ですから。誰にでもチャンスがあります。

【メーカー】採用の入り口では大学名を意識しても、入社後は基本的に仕事ぶりを見て昇進を決めています。とはいえ、全然関係ないとは言えません。社内世論的なものがあり、たとえば、MARCHクラス以上の大学出身であれば、ああ、あの人がと納得してもらえる雰囲気がある。実力的にも変わらないAさんとBさんのどちらかを上に上げようとした場合は、やはり出身大学が多少影響することはあります。

役員ヘの分岐点 7
容姿、服装、態度……最も重要なのは何か?

――本人の服装などの身だしなみは出世に影響ありますか。顔など容姿が問題になることはないでしょうが。

【金融】服装は最近では自由になったが、銀行員の服装は基本的にダークスーツ。きちんとしていると思われやすい。派手なスーツは目立ってしまうので好まれません。

PIXTA=写真

【メディカル】あるべき論で言えば、人に不快感を与える身なりや服装はダメでしょう。現実はどうかと言えば、寝ぐせをつけて役員会に出ている人もいますがね(笑)。夏になるとボロボロのポロシャツを着てくる役員もたまにいます。

【IT】顔というよりも見た目が貧相な人は損をしますね。本当に自信がなさそうにしゃべる人、元気がまったくないとか、めちゃくちゃ貧乏くさい雰囲気を醸し出す人。しっかりした成功経験がない人にその傾向が強い。一方、偉い人にはそういう人はいない。体つきが貧弱な人でも、結果を出して堂々としている人が出世しています。

----------

溝上憲文
ジャーナリスト
1958年、鹿児島県生まれ。明治大学政治経済学部卒。月刊誌、週刊誌記者などを経て、独立。著書に『人事部はここを見ている!』(小社刊)。

----------

(ジャーナリスト 溝上 憲文 写真=PIXTA、iStock.com)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください