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日本人は小室圭さんを過小評価していた…順風満帆な小室家と"ご難場"続きの秋篠宮家はなぜ逆転したのか【2023編集部セレクション】

プレジデントオンライン / 2024年5月3日 8時15分

第78回文化庁芸術祭オープニング公演のオペラを鑑賞するため会場に到着し、着席された秋篠宮ご夫妻=2023年10月1日、東京都渋谷区の新国立劇場[代表撮影] - 写真=時事通信フォト

2023年下半期(7月~12月)にプレジデントオンラインで配信した人気記事から、いま読み直したい「編集部セレクション」をお届けします――。(初公開日:2023年10月23日)

■金銭トラブルや「玉の輿」と叩かれたが…

私を含めた多くの人は、小室圭さんという人間を誤解していたのかもしれない。

母親の金銭トラブルや彼自身の自己主張の強さ、秋篠宮家に対するやや礼を欠いた態度などから、秋篠宮眞子さんを巧みに口説いて玉の輿に乗ろうとしただけの人間ではないかと、無理やり過小評価しようとしていたのではないだろうか。

いまさらながら彼の経歴を振り返ると、国際基督教大学(ICU)教養学部に入学して在学中にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学。

卒業後、三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)に就職し、丸の内支店に配属された。だが、そこを短期間で辞め、法学部卒ではないのに弁護士を目指して法律事務所でパラリーガルとして働き始める。その傍ら一橋大学大学院国際企業戦略研究科を修了している。

その後、ニューヨークのフォーダム大学ロースクールに入学して学位を取得。大手の法律事務所で働きながら3度目の司法試験に合格した。

その間、眞子さんの精神的、経済的な支えはあったにしても、小室さんがほぼ実力で勝ち取った今の地位である。

FRIDAYデジタル(10/3 17:00配信)は現在の小室さんの仕事ぶりをこう伝えている。

■国家安全保障とベンチャーキャピタルに加えて…

「アメリカ・ニューヨーク(NY)州の弁護士に登録されてからわずか半年。新人であるはずの小室圭さんに、“なぜか”新たな仕事が次々と舞い込んでいる。

『NY現地の大手法律事務所である「ローウェンスタイン・サンドラー法律事務所」に所属する小室さんですが、この6月、国際貿易と国家安全保障というセクションに異動となりました。しかし、その約2カ月後にベンチャーキャピタル投資関連の業務も担うことに。

さらに、9月中旬には専門チーム「G-BRIDGE」に加入していることも発覚。いろいろな業務を任せることで適性を見ているのかもしれませんが、弁護士登録されてから、まだ1年にも満たない小室さんには荷が重いのでは、との声も上がっています』(NY法曹界関係者)」

ベンチャーキャピタルとは、未上場のベンチャー企業に対して、将来的な成長を見込んで投資する団体を指す。小室さんは具体的にどのような業務を担うのか。

「ベンチャー企業への投資に関心のある国内外のベンチャーキャピタルへのコンサルタント業務がメイン。資金調達や契約書の作成、トラブル対応など、業務は広範囲です。ベンチャーキャピタルは大手企業だけではなく、富裕層や各国のセレブからも資金を調達し、運用することもあります」(同)

■“元皇族の夫”という肩書きが有利に働いている?

では、「G-BRIDGE」とは何なのだろう。

「主にアメリカ連邦政府と企業を結び付ける橋渡しのような役割を担うチームです。クライアントである政府と企業をマッチングさせたり、法的サポート、契約支援、国際貿易などに関する助言を行います。

ただ、小室さん以外のチームメンバーの多くはワシントンD.C.のオフィスに所属しています。ワシントンはアメリカ政府の中枢であるホワイトハウスや連邦政府の関連機関が集中しているから。いずれは、小室さんもワシントン現地の弁護士資格を取得することも視野に入れているのでは」(同)

まだ新人である小室さんがいろいろな仕事を任され、事務所の評価を左右されかねない政府を相手にする重要業務まで任されるというのは、「通常では考えづらい人選だと言わざるを得ません」(同)

ここでもやはり、小室さんの“元皇族の夫”という肩書きが有利に働いていると、毎度おなじみの論拠で推論している。

「ベンチャーキャピタルは資金調達が重要な業務。アメリカでは、皇室や王室などのステータスを重要視される土壌があり、それらをビジネスに利用するのが当然だという考え方が定着しています。

事務所としても小室さんには、眞子さんの夫である唯一無二の肩書を利用して人脈を拡げ、資金調達してもらうことを狙っているのでしょう」(在米ジャーナリスト)

■公務で訪米の妹に会う暇もなく“引っ越し準備”か

日本では批判されがちな皇室の威光をビジネスに利用することで、小室夫妻はビッグマネーを手にすることも可能になるとして、「最強の肩書きを持つ小室さんは、アメリカで成功者になりつつあるようだ――」と、彼のビジネスマンとしての仕事は順調だと見ている。

他の週刊誌でも小室圭さんの有能ぶりは報じられているから、元皇族の夫という肩書きだけを錦の御旗にして仕事をしているとは思えない。

小室圭さんのここまでの歩みは順調と見たほうがいいようだ。

ところで、眞子さんの妹・佳子さんが11月1日から10日間、ペルーを公式訪問する。日本からの直行便はないため、ヒューストンでトランジットするが、その間に姉と再会するのではないかと喧(かまびす)しい。だが、女性セブン(10月26日号)によると、眞子さん側にはとてもそんな時間はないというのだ。

なぜなら、マンハッタンのマンションの更新時期になり、手狭なために、新居を探していたが、それが見つかったために引っ越しの準備に追われているというのである。

新居の様子をセブンはこう伝えている。

■「スポンサーと言うか、パトロンと言うか……」

「米ニューヨーク郊外に位置する緑豊かな高級住宅街。秋の穏やかな陽気に、並木通りの木々がそよぐ。(中略)その一角に、ひときわ目をひく白亜の大豪邸がある。

広大な庭の奥にそびえたつのはブラウンのレンガ調の屋根に、白い外壁というシックなデザインの2階建ての一戸建てだ。巨大なガレージと、煙突も備えている」

ベッドルームは3つ。さらに、風呂、トイレ、洗面台がセットになったバスルームも2つ設置されているという。

1階は主にリビング、ダイニングなどの共用スペース、2階はベッドルーム、仕事部屋、子供部屋などプライベート仕様になっているそうである。

この新居、一体いくらぐらいするのだろう。近隣住民によると、

「あの家のオーナーは、中国出身のご夫婦です。数カ月前に、約2億円で購入していましたよ。確かまだ3カ月も経ってなかったと思うけど……。妻のAさんは法曹界で活躍しているから、小室さんと知り合いでもおかしくない。買ったばかりの大豪邸を早速貸すなんて、小室さん夫婦のことを相当かわいがっているのかもしれませんね。スポンサーと言うか、パトロンと言うか……」

西洋の都市の建築のエントランス
写真=iStock.com/MDoculus
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/MDoculus

■母・佳代さんとの同居や子供をつくる可能性も

この豪邸を買い取ったのではなく、「小室さん夫婦は賃貸で契約しているようです」(近隣住民)。それでも家賃は前のマンションとは比べものにならないくらい高いはずである。

それとも、格安で貸してもらっているのだろうか。

これまでの住まいとはあまりにも格差のある豪邸への引っ越しに、宮内庁関係者がこういう危惧を抱くのも、むべなるかなである。

「2億円もの大金をはたいて購入した邸宅を、すぐに他人に貸すでしょうか。小室さん夫婦だから貸したと考えるのが自然です。

眞子さんと小室さんは、大豪邸での生活が叶って喜びもひとしおでしょうが、その裏には日本の皇室を利用しようという思惑があるかもしれないという可能性も想像してほしいものです」

だが、中国人の中にはわれわれの想像をはるかに超えた金持ちがいるようだ。彼らにとって2億円は2万円くらいにしか思わないのかもしれない。

「眞子さんと小室さんふたりきりでは、むしろこの豪邸は持て余します。日本から佳代さんや祖父を呼び寄せて同居することはもちろん、子供をつくる可能性も視野に入れているのでしょう。

この家ならば、大人数で住むことになっても、ストレスは感じないのではないでしょうか。念願の佳代さんの渡米もいよいよ実現するでしょう」(在米ジャーナリスト)

この報道が事実なら、小室家が“熱望”していた夢のアメリカ暮らしが始まるのかもしれない。

■秋篠宮家をめぐって皇嗣職と記者会が応酬

一方、海を隔てた日本で暮らす秋篠宮夫妻には、難問が降りかかっているようだ。

宮内庁記者会と皇嗣職との間が深刻な状態になっていると週刊新潮(10月12日号)が報じている。

「悠仁さまの新型コロナウイルス感染が発表されたのは9月14日。前日、学校から帰宅後に高熱を出されたとのことでした。15日の皇嗣職レクでもご症状について質問が出たのですが、例のごとく大夫は『全体的に落ち着いておられる』と最低限のことしか言わない。

われわれは高熱がどうなったのかを知りたかったのですが、『具体的なご症状や、お熱が何度かは存じ上げない』と切り上げようとするのです。平熱に戻られたのか高熱のままなのか、との問いにすら『分からない』と繰り返す有様でした」(宮内庁担当記者)

しかし、皇位継承順位2位での悠仁さんの症状は、紛れもなく公共の関心事であるはずだ。

「その点をわれわれが質すと、何と大夫は『お熱などを含め個人情報だと思う』と、回答を拒んだのです」(同)

このように記者会と大夫との間で、“高熱か平熱か”との一点で、数分にわたって激しい応酬が繰り広げられたというのだ。

ぶら下がり取材中
写真=iStock.com/webphotographeer
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/webphotographeer

■なぜ一家と宮内庁の連携がとれていないのか

「あちらは『回復に向けて療養中と侍医から聞いている』と言うばかり。“熱が下がったのかどうかを確認してほしい”と頼んでも言を左右にするので、われわれもあきれてしまい“皇嗣職のトップなのに熱や症状について耳に入っていないのか”と、核心を突く直言も飛んだのですが、まったくらちが明きませんでした」(同)

「大夫もレク前の打ち合わせで“お熱についてはどう言いましょうか”などと切り出せない状況になっている」(同)。秋篠宮夫妻と皇嗣職、さらには庁全体との連携がまったく取れていないのだという。なぜなのか。

「秋篠宮さまはもともと、『私的な情報は明かさなくてもよい』とのお考えをお持ちです。また、毎週金曜日に行われる皇嗣職レクの前にはご夫妻と加地大夫とで打ち合わせを行っており、その場で『このように伝えてください』などと細かく指示なさるのは、もっぱら紀子さまなのです」(同)

大夫の会見の内容は逐一秋篠宮夫妻にも文書で届けられるため、大夫がどのように話したかは一目瞭然だという。

■順風満帆な小室家と“ご難場”続きの秋篠宮家

「言葉足らずの箇所はもちろん、必要以上に踏み込んだ言及にも、紀子さまからご指導がなされます。ご指示から逸れたレクを行えば、それはすなわちご夫妻のご意向に反することになる。ご不興を買っては元も子もないので、大夫は“余計なことは一切口にしない方が身のため”といったスタンスを貫いているのです」(同)

約35億円もかけて改修した秋篠宮邸に佳子さんが移らず、さらに4億7400万円を費やして秋篠宮家のために働く皇嗣職が使用する、事務棟、倉庫棟、車庫棟、ゴミ集積場を建設していることにも批判がある。

「宮内庁内部でも『秋篠宮家のために、どれだけの予算を費やすのか?』と、その金銭感覚を問題視する声が上がっています。(中略)

秋篠宮さまや紀子さまも、これまでにない記者たちの追及姿勢や、皇嗣の権威の低下ぶりに慄然(りつぜん)とされたことでしょう」(宮内庁関係者=女性自身9月19日号)

順風満帆な小室家と“ご難場”が続く秋篠宮家。今のところ明暗ははっきり分かれているようである。

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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