マルハングループ サタパナ銀行がカンボジア第2位の商業銀行へ
PR TIMES / 2016年5月16日 13時32分
~カンボジア初となる金融機関の統合~
株式会社マルハンのグループ会社で、カンボジアで金融事業を展開するマルハンジャパン銀行とサタパナ社が統合し、『サタパナ銀行』として営業を開始した。金融機関の統合はカンボジア初。この統合によりサタパナ銀行は、カンボジア全土に160の拠点を持つカンボジア第2位の商業銀行となった。4月22日プノンペン(カンボジア)で行われた開業式典にはカンボジア中銀総裁や在カンボジア日本国大使をはじめとする多くの来賓が出席。同行の統合が「カンボジアの経済発展と国民の生活水準向上に大きく貢献をすることを確信している」と述べた。
株式会社マルハン(本社:京都・東京 代表取締役社長 韓裕)のグループ会社で、カンボジアで金融事業を展開するマルハンジャパン銀行と大手マイクロファイナンス機関サタパナ社が統合し、『サタパナ銀行(=SATHAPANA Bank Plc.)』として営業を開始しました。金融機関の統合はカンボジア国内に前例がなく、2016年4月22日にソフィテル プノンペン(カンボジア)で行われた開業式典には多くの来賓の皆様にご臨席いただきました。
式典にて、カンボジア中央銀行総裁であるチェア・チャント氏は「この統合の成功はカンボジア国内の銀行機能の発達を証明するものである。経済発展や貧困撲滅に更に重要な役割を担ってほしい。」と、サタパナ銀行の繁栄と持続的成長を祈念しました。また隈丸優次 在カンボジア日本国大使は、「サタパナ銀行は金融業務の知識や経験が深く、その豊富な拠点から同行がカンボジアの経済発展と国民の生活水準向上に大きく貢献をすることを確信している」と述べました。
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この統合により、サタパナ銀行はカンボジア全土に160の拠点を持つカンボジア第2位の商業銀行となりました(2016年3月現在カンボジア内拠点展開ベース)。資本金は120百万米ドル、総資産731百万米ドル、総融資547百万米ドル、総預金380百万米ドルを有し、73箇所のATMと3,458名の職員を誇ります。本店は引き続きプノンペン中心部に置き、同行取締役会長には株式会社マルハン代表取締役会長である 韓昌祐、最高経営責任者にはサタパナ社CEOであったブン・モニーが就任致しました。
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サタパナ銀行は商業銀行とマイクロファイナンス機関が持つそれぞれのサービスをカンボジア全土のお客様に提供できるカンボジア最大の日系商業銀行として、カンボジアの貧困撲滅という至上命題の解決に寄与するとともに、カンボジアをグローバル市場に繋ぐことを目標としています。サタパナ銀行が持つ大規模なネットワークを通じ、今後は特にマイクロファイナンスや中小企業向け融資といったローカルにコミットメントの強い金融手段を拡大していく予定です。
サタパナ銀行の親会社である株式会社マルハンは2008年5月にカンボジア王国初となる日系商業銀行 マルハンジャパン銀行を設立して以来、資本規模でカンボジア5指に入る大手商業銀行として幅広い取引先へ同国最先端の金融サービスを提供してまいりました。また2012年にマルハングループの一員となったサタパナ社は、地場NGOを前身として1995年に設立されて以来、カンボジアのマイクロファイナンス機関の草分けとして、全土の低所得の人達に資金調達の手段を提供し続けてきました。
サタパナ銀行取締役会長 韓昌祐は以前より、マイクロファイナンスと銀行業こそがカンボジアの持続的発展に重要な役割を果たすと認識しており、今回の統合について「両金融機関が持つそれぞれの強みがひとつになることで、サタパナ銀行はその地位を向上させた。同行への出資による社内倫理の強化、強固な資力や能力の確保が、商業銀行やマイクロファイナンス分野への期待をさらに上回ることに繋がるだろう。新銀行がカンボジアの人々の為の銀行となり、生活水準の向上を担えることを強く望む」と述べています。
私たちマルハングループは、ハングリー精神・チャンレジ精神を持って自らの手で生活の水準を上げ、国の更なる発展に寄与しようとするカンボジアの人々を一人でもたくさんサポートしたいと考え、カンボジアで金融事業を営んでおります。『サタパナ』というクメール語には『築く』という意味があります。その名の通りサタパナ銀行はこれからも、地域に根差したカンボジア国民皆様の銀行として、カンボジア国民の皆様と共に歩み、カンボジアが抱える社会的課題の解決とカンボジアの輝かしい未来に寄与してまいります。
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