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坂本龍一、いとうせいこうも注目する ダム問題に揺れる小さな里山の暮らしを描いたドキュメンタリー映画『ほたるの川のまもりびと』 ついに東京公開 !

PR TIMES / 2018年5月16日 10時1分

異例の先行試写会で4700人が来場し、多くの著名人が注目している、映画「ほたるの川のまもりびと」がいよいよ、7月7日(土)より渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開される。

「ほたるの川のまもりびと」は、石木ダム建設予定地である長崎・川棚町川原(こうばる)地区を舞台に、約半世紀にわたり建設計画にあらがいながらも、同地域で暮らし続ける13世帯54人の姿が記録されている。

虚空蔵(こくうぞう)岳を望む川原は今では非常に貴重になった美しい里山。 四季折々に変化する自然の中でダム反対の活動は川原の人々の生活の中に溶け込んでしまっている。監督の山田英治は、現地を訪れた際に、里山での暮らしの豊かさと美しさ、そしてその暮らしが奪われようとしていることに驚き、広告代理店で働きながら本作を制作した。
本作の共同プロデューサーには、辻井隆行(パタゴニア日本支社長)が名を連ねている。

2017年11月から2018年2月には、長崎にて異例の規模で特別試写会を実施。約4700人の動員を記録した。現在も進んでいるダム計画への関心は日増しに高まっており、坂本龍一や津田大介など数多くの著名人が現地を訪れた。

7月7日(土)より、いよいよ東京・ユーロスペースほか全国順次公開される。
公開情報詳細は公式サイト http://hotaruriver.net



[画像: https://prtimes.jp/i/34165/1/resize/d34165-1-403343-4.jpg ]

■作品概要
現地長崎県でもあまり知られていない「石木ダム」計画。現地、川原(こうばる)の人々はこ の大きな力にあらがって約半世紀もの間、たたかい続けて来た。かつて同じ地域に暮らしてい た人々の一部は説得され、補償金をもらって地域から去って行った。今、残っているのは 13
世帯 54 人あまり。
夜中に異音がすれば飛び起きて確認に行き、暑かろうが寒かろうが毎朝工事予定地の前で バリケードを作り座り込む。それもこれもただただ普通に暮らしたいという思いだけ。ダムは 利水・治水が目的だというがその根拠はすでに専門家によって大きなクエスチョンマークを突 きつけられている。この映画は単にダムに反対する映画ではなく、私たちに普通に暮らすとは、 ダム計画の当事者とは誰だろうか、というような素朴な疑問を優しく差し出してくる、一緒に考えましょう、と。


【ほたるの川のまもりびと 予告編】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=rk5fz8002Tg ]



■作品制作の背景
監督の山田英治は大手広告代理店で働きながらこの作品を作りました。3.11 をきっかけに自らの仕事の意義を問い直し、何 か社会に本来の意味で資する活動をしたいと個人で NPO を立ち上げた矢先に、この映画の現地を訪れ、映画化を決意。2 年間、 現地に通って本作を完成させました。山田監督にとって初めてのドキュメンタリー作品です。現地に山田監督を誘い、その 背中を押したのは本作のプロデューサーでもある Patagonia の日本支社長、辻井隆行。この二人の出会いが映画を生み出し たことになります。

■映画を通じて石木ダムへの関心が急速に高まっています!
12 月から 2 月にかけて特別試写会を長崎現地で開催し、45 ヶ所およそ 4700 人を動員。3 月には音楽家坂本龍一さん、津田大介さんらが現地を訪れ、トーク付試写会を実施。坂本龍一さんは「一度失われたものは二度と取り返すことがで きない、今、立ち止まってみんなで考えたい」と語りました。私たちは「意識の転換点」に来ているのではないだろうか。2018 年グリーンイメージ国際環境映像祭、グリーンイメージ賞受賞。

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