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フィンランドが平等な社会づくりの貢献者として上野千鶴子氏を表彰

PR TIMES / 2019年6月4日 12時40分

世界有数の「平等な国」として知られるフィンランドは、世界中でも平等な社会が実現することを願い、誰もが安心して快適に過ごせる社会の構築に日々尽力している世界各地の方々に感謝状を送ります。

フィンランドはまず第一弾として、16カ国の受賞者を発表。日本からは認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)の理事長を務める社会学者の上野千鶴子氏が選ばれました。



[画像: https://prtimes.jp/i/45334/1/resize/d45334-1-583747-0.jpg ]

上野氏は、女性学やジェンダー研究のパイオニアであり、長年にわたって性差別や性的虐待といった社会議論となるテーマを根気強く取り上げることで、日本における男女平等の推進に貢献してきました。また今年4月に行われた東京大学入学式の祝辞で、東大をはじめ日本社会に依然として残る性差別に言及したことが反響を呼んだことは記憶に新しく、毅然と問題提議し続ける上野氏の姿勢が選出された理由のひとつにもなっています。感謝状は6月17日(月)、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使立会いのもと、フィンランド初の女性大統領として2期務めたタルヤ・ハロネン元大統領より、上野氏に手渡される予定です。

感謝状の第一弾はほかに、シンガポール、クロアチア、ブラジル、ナミビア、ノルウェー、インドネシアなどで活躍する個人や団体に授与されます。教育やマイノリティーの権利、男女平等など、受賞者の活動分野は多岐にわたります。第一弾となる受賞者の名前とプロフィール、選出理由は、公式サイトに掲載されています。

平等を基本的価値観とするフィンランドは2019年6月、誰もが快適に共存できる社会の広がりを目指して、平等に関する議論や会話を促すべく、Hän Campaign(ハン・キャンペーン)を実施します。上野氏が送られる感謝状も、2019年末まで続くハン・キャンペーンの一環になります。Hänとはフィンランド語で3人称の彼・彼女を示し、英語などと違って性別の区別がありません。男女関係なく誰もが共存できる社会づくりにふさわしいフィンランド語として、キャンペーン名に選ばれました。フィンランドは、世界経済フォーラムの世界男女格差報告書で常に上位にランクインしています(2018年には4位)。2017年にはフィンランド独立100周年の記念事業として、国際男女平等賞を設立。今年後半に、2人目の受賞者が発表される予定です。

ハン・キャンペーンの公式サイト
https://finland.fi/han/

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