本朝無双之禅苑 大徳寺本坊 特別公開
PR TIMES / 2020年8月24日 19時15分
10年にわたる方丈修復前、最後の特別公開
後醍醐天皇が「本朝無双之禅苑」と評し、歴史に名を遺す多くの名僧を輩出した大徳寺の中心、大徳寺本坊の特別公開が9月5日より始まります。今回は国宝の方丈が10年にわたる修復に入る前の、最後の特別公開となることに加え、新型コロナウィルス流行の影響を鑑み、自由拝観形式ではなく完全予約制にて時間毎にツアー形式で拝観していただきます。
今までの特別公開では国宝の方丈、唐門に加え、法堂(重要文化財)に描かれた狩野探幽の「雲龍図」、同じく狩野探幽が描いた方丈襖絵(重文)をご拝観いただいておりました。今回はそれに加え、方丈室内にお入りいただいて狩野探幽の襖絵を間近にご覧いただけるほか、鐘楼、経蔵、山門(金毛閣)を専門のスタッフが案内いたします(3つ共に外側からの拝観)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/63967/1/resize/d63967-1-722082-1.jpg ]
公開内容
住職の居住空間としての性格も持っていた大徳寺の方丈(国宝)は江戸時代初期の建築で、法堂や仏殿などの伽藍が中国風なのに対し、方丈は日本様式となっています。開山である大燈国師の塔所「雲門庵」を中心とした独特の造りであり、室中には江戸時代の絵師・狩野探幽筆の障壁画84面が当時の姿のまま残っています。今回の特別公開では、各部屋に描かれた狩野探幽筆方丈障壁画を初めて間近で拝観していただきます。今年の秋からおよそ10年をかけて方丈が修復に入るため、今回が修復前の見納め公開となります。
また、同じく狩野探幽が35歳の時に描いた法堂(重要文化財)の天井龍や国宝の唐門をご案内。経蔵や浴室、千利休が寄進した金毛閣を間近で拝観するなど、普段は見ることができないコースで大徳寺の本山を拝観するツアーです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/63967/1/resize/d63967-1-411417-2.jpg ]
大徳寺沿革
臨済宗大徳寺派の大本山。大燈国師(宗峰妙超)が紫草の茂る洛北の野原に大徳庵という小庵を結んだことに始まります。大燈国師の教えは次第に世に知られるようになり、後に花園・後醍醐両天皇の帰依を受け、勅願所として嘉暦元年(1326)に現在の龍宝山大徳寺と命名されました。
室町時代には幕府から冷遇されますが、それが厳しい禅風を残す要因ともなって優れた禅僧を多数輩出し、桃山時代には豊臣秀吉や前田利家、細川忠興など多くの大名が自らの帰依した禅僧を開祖として塔頭寺院を創建しました。千利休が建てた金毛閣は、この楼上に利休の木像を置いたことから秀吉の逆鱗に触れ、利休切腹の要因になったことでも知られています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/63967/1/resize/d63967-1-612593-3.jpg ]
拝観のご案内
・拝観期間
2020年9月5日~9月27日
・公開箇所
方丈(国宝)
狩野探幽筆 方丈障壁画(重要文化財)
方丈庭園(特別名勝・史跡)
法堂 並びに 狩野探幽筆 法堂天井画「雲龍図」(重要文化財)
唐門(国宝)
鐘楼 ※外からの見学(内部には入れません)
経蔵 ※外からの見学(内部には入れません)
山門(金毛閣)※外からの見学(内部には入れません)
・拝観休止日
9月7日・15日は終日休止
・拝観時間
11:00~14:00 完全予約制(20日前から受付開始、6日前に受付終了)
30分ごとに人数を限定して入場、ツアー形式で拝観
ご予約は以下のURLよりお願いいたします。
https://coubic.com/kyotoshunju/797135
※中学高校生のご予約は、上記の予約サイトでは受け付けておりません。お電話ください。
・拝観料
大人3,000円・中高生1,000円
小学生以下拝観不可
・ご連絡先
京都春秋
TEL 075-231-7015 / FAX 075-231-6420
Email:info@kyotoshunju.com
・ご注意事項
以下の事項について、予めご了承ください。
1.完全予約制となっておりますので、必ずご予約の上お時間前までにご来場ください。
2.開始時間が過ぎてからの途中入場はできません。ご予約時間までに大徳寺本坊受付までお越しください。
3.6日前までにご予約のない日は公開いたしません 。
4.中学高校生、障害の有る方はこちらのサイトでご予約せず、直接「京都春秋」TEL075-231-7015へご予約をお願いいたします。
5.境内は撮影禁止です。
6.小学生以下の方の拝観はできません。
7.文化財保護のため、大きなお荷物は所定の場所でお預かりいたします。
8.建物の構造上、車いすでの拝観はできません。
9.杖をお使いの方のため、杖カバーをご用意しております。
10.境内ではスタッフの指示に従ってください。拝観の妨げになると判断した場合は、拝観料をご返納の上、お引き取りいただきます。
11.暴風警報や大雨警報、地震など、文化財保護の為や拝観に来られる方に危険と判断した際は、事前の予告なく拝観休止とさせていただきます。休止を決定した時点で当HPやFacebook、Twitterにてお知らせいたします。
12.感染症予防のためマスクの着用の上ご来場をお願いいたします。 尚、ご体調の悪い方は参加をお控えください。
13.入場時に非接触型の検温をさせていただきます。
14.新型コロナウイルス感染拡大や緊急事態宣言の発表等、情勢によっては公開を中止する場合もございます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/63967/1/resize/d63967-1-316916-4.jpg ]
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