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奈良葛城市「石光寺 染寺」の春牡丹が、4月15日~23日に見頃を迎えます

PR TIMES / 2024年4月10日 10時45分

360種2000株の牡丹が色とりどりに咲き誇る



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119875/3/119875-3-5e240dafa7b6eaab1f5c43dc547e5c00-3264x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年4月19日撮影
石光寺(奈良県葛城市染野387)は葛城市ニ上山のふもとにあります。日本最古の石仏、中将姫伝説のほか、牡丹・芍薬・寒牡丹の名所として知られています。春になると360種2000株の牡丹が色とりどりに咲き誇り、庭一面花の浄土と化します。今年の見頃は例年より早く4月15日~23日になりそうです。
石光寺の春牡丹
牡丹は奈良時代に中国から渡来したと伝えられています。江戸時代の中期以降、日本の風土と好みに適応した品種の改良や栽培が盛んになり、明治の頃には銘花が多く世に出ました。花容のふくよかさ高貴さ漂う姿から「富貴花」とも呼ばれ縁起のよい花として絵画、織物、陶器に描かれ、文芸にも数多く詠まれています。

石光寺には「関西牡丹」という歴史のある銘花が伝わっています。大正から昭和初期にかけて宝塚山本、大阪池田で生まれた牡丹です。戦時中にたくさんの種類が失われましたが、戦禍を逃れて現在伝わっている花は素晴らしいものばかりです。その代表的な品種に昭和天皇の即位を記念して京都御所の門名が名付けられました。

「宜秋門」「殷富門」「朱雀門」「豊楽門」「談天門」「藻壁門」など15種類の門名がそうです。また、京都御所の殿名としては、「大極殿」「主基殿」「朱玉殿」などがあり、その他「神風」「九重錦」「麒麟司」「君の恵」などの特筆すべき銘花も残っています。いずれも歴代住職が自ら接ぎ木をして品種保存をしてきた賜物です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119875/3/119875-3-da29e9c5ab183e894cc1411af413e5ed-3264x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
宜秋門[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119875/3/119875-3-eab6d787563b96e5dd4703cb5a9760f3-3264x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
朱雀門[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119875/3/119875-3-21c64703373cc2db53d32c899319e511-3264x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
豊楽門
新潟や島根県大根島でも多数の品種が作出されました。樹勢強健で大輪花が多く、色彩豊かな日本種牡丹(Japanese tree peonies)は高い評価を受け海外にも普及しています。豪華豊麗な牡丹の花はいつの世も人の心をとらえ続けるでしょう。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119875/3/119875-3-bceaf7886dadcf57f5faab66591b448b-2448x3264.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ニ上山を借景に大きな葉が茂った中で大輪の花が咲く
阿弥陀如来と牡丹の見開き御朱印
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阿弥陀如来と牡丹の御朱印
仏の教えが広まる世においては、天下和順(てんげわじゅん)、日月清明(にちがつしょうみょう)、風雨以時(ふうういじ)、災厲不起(さいれいぶき)

「天下が和らぎ乱れず、日月は清く明らかに輝き、風雨は必要な時に起こり、天災病疫は起こらない。」という浄土三部経の一節です。こういう世でありたいものですね。
牡丹の観賞時間
柔らかい花びらの牡丹は、強い陽射しと気温が上がる時間帯は花崩れします。快晴日のご観賞は午前中がお勧めです。開花状況はインスタグラムやホームページで随時アップしています。
お問い合わせは、0745-48-2031まで。
石光寺インスタグラム:https://www.instagram.com/sekkouji/
石光寺ホームページ:https://sekkouji.or.jp

【文化財】日本最古の石仏「白鳳弥勒石仏」弥勒堂開帳 4月14日~5月14日
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119875/3/119875-3-bd8f8c5c25f669af935ca021c3d1cd84-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
白鳳弥勒石仏 弥勒堂内
平成3年に長い歴史のなかで所在がわからなくなっていた石仏が発掘されました。組み立てれば2メートル以上もあり、凝灰岩を丸彫りした仏様は白鳳時代以前には例がないということで「日本最古の石仏」といわれています。
石光寺
当寺の草創は約1300年前、天智天皇(668~671在位)の勅願で建てられ、役小角(えんのおづぬ)の開山と伝えられています。境内に奈良時代前期といわれる塔の大心礎があり、平成3年には弥勒堂改築に伴う発掘調査の結果、日本最古の白鳳時代の石仏(当時の本尊)と他に瓦や塼仏(せんぶつ)が出土しました。
中将姫伝説と染寺の由来
当寺は別名「染寺(そめでら)」とも呼ばれ、中将姫(747~775)ゆかりの「染の井」と「糸掛桜」があります。右大臣藤原豊成(704~765)の娘、中将姫は美貌で知られていましたが、17歳で出家、當麻寺にこもるうち霊感を得て蓮の茎を集め、糸を取り出しました。そして、石光寺の庭に井戸を掘り、糸を浸したところ五色に染まったといわれています。それが染の井で、傍らの桜の枝にかけたのが糸掛け桜です。中将姫はその蓮糸で一夜のうちに当麻曼陀羅を織りあげたという伝説があります。
アクセス・お問い合せ
【寺名】浄土宗 慈雲山 石光寺(せっこうじ)関西花の寺霊場 第二十番札所
【所在地】〒639-0273 奈良県葛城市染野387
【拝観時間(春期)】8時~17時
【連絡先】0745-48-2031
【拝観料】大人400円、小学生200円
【駐車場】無料(寺門前7台、第2駐車場30台)
【交通案内】
電車:近鉄南大阪線二上神社口駅から徒歩約15分
車:南阪奈道路葛城ICから約10分
https://sekkouji.or.jp/access/

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