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FCA(日本音楽作家団体協議会)が音楽作家への正当な対価を求める意見表明を行いました

PR TIMES / 2021年7月13日 16時45分

音楽教室とJASRACとの間の著作権使用料徴収に関する問題で、音楽作家団体連合が初の意見表明

12の音楽作家団体で構成される、日本で唯一の音楽作家団体連合FCA(一般社団法人日本音楽作家団体協議会)は7月13日、音楽作家が直面する著作権に関する3つの課題(1.私的録音録画補償金制度、2.楽譜の無断コピー・無断配信、3.音楽教室での演奏利用)について、音楽作家の声として意見表明を行いました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/82690/1/resize/d82690-1-58968414a40f5bd51450-4.jpg ]


音楽作家(作詩家、作曲家)にとって、著作権使用料は大切な収入源です。しかし全ての分野で音楽作家が正当な対価を得られているとは言えず、創作者の権利が「なおざり」にされている場面も見られます。FCAは音楽作家を代表してこの状況の打開に向けて意見表明することとしました。



意見表明の内容

・FCAは音楽作家の未来と生活を守ります
・著作権は憲法が保障する基本的人権です
・ビジネスでの音楽利用には音楽作家への正当な対価が必要です

私たちは表明します。機能を停止した私的録音録画補償金制度、蔓延する楽譜の無断コピーや無断配信、音楽教室でのすべての演奏、そのいずれについても、私たち音楽作家には正当な対価が必要です。権利者である音楽作家に対価が還元されなければ、次の作品は生まれません。著作権のある音楽作品の利用には音楽作家への正当な対価が必要です。


意見表明の背景

1.私的録音録画補償金制度について
私的録音録画補償金制度の見直しについては,「知的財産推進計画2020」において「具体的な対象機器等について2020年内に結論を得て、2020年度内の可能な限り早期に必要な措置を講ずる」とされていました。その後関係府省庁での検討とあわせ、文化審議会著作権分科会内において意見交換が行なわれていますが、2021年7月現在、具体的な結論を得るに至っていません。

2.楽譜の無断コピー・無断配信について
FCAは2004年4月から楽譜コピー問題協議会(CARS https://www.cars-music-copyright.jp/index.html)の一員として、楽譜の違法複製を防止し適正利用を促進するための継発活動に取り組んでいます。残念なことに楽譜の無断コピーがなくならないばかりか、楽譜をスキャンしてサーバーにアップロードし、これをタブレット端末などに配信するなどのあらたな違法行為が日常的に繰り返されています。

3.音楽教室での演奏利用について
音楽教室事業者は私たちが創作した音楽作品を講師や生徒に演奏利用させていますが、多くの事業者は私達の権利を認めようとしません。しかし我々音楽作家は、ビジネスでの音楽利用には音楽作家への正当な対価が必要であると考えます。現在裁判が行われている音楽教室とJASRACとの著作権使用料徴収に関する問題で、権利者である音楽作家達が意見表明するのは初となります。


FCA(一般社団法人日本音楽作家団体協議会)とは

音楽作家(作詩家・作曲家等)の権利擁護や社会的地位の向上のため力を合わせて行動することを目的として、1986年(昭和61年)4月22日に13(現在12)の音楽作家団体が結集して設立され、2015年(平成27年)4月1日に一般社団法人になりました。英文ではJapan Federation of Authors and Composers Association と表示し、略称を「FCA」と言います。延べ3000名以上の音楽作家が所属する日本で唯一の音楽作家団体連合です。 https://fca-rights.jp/

[画像2: https://prtimes.jp/i/82690/1/resize/d82690-1-6f3212d02a675e24698a-1.jpg ]


FCA会長
石原信一(作詩家、日本作詩家協会会長)


[画像3: https://prtimes.jp/i/82690/1/resize/d82690-1-68aeaf159308fc46c4e1-2.jpg ]


FCA理事長
小六禮次郎(作編曲家、日本作編曲家協会理事長)


音楽を流通させる仕組みが様変わりしています。ライブやCD、DVDといったリアルな流通からインターネットを介したデジタルな流通にどんどん置き換わっています。しかもコロナ禍の影響もあってその変化に拍車がかかっています。

置き換わりが進むにつれ、1曲当たりの対価がどんどん小さくなっている現状を皆さんはご存じでしょうか。私たち音楽作家が受け取る対価は今までにない危機に晒されています。将来クリエイターになりたいと思っている若者が直面している問題でもあります。

そのようななかで、長年に亘り解決をみない三つの著作権に関する課題(私的録音録画補償金制度、楽譜の無断コピー・無断配信、音楽教室での演奏利用)について私たちは意見を表明し、皆さんの理解を求めることとした次第です。どうか私たち音楽作家の実情にご理解をお願いします。


FCA会員団体

全日本音楽著作家協会(AJACA)
会長 永井ひろし
全日本児童音楽協会(ZENJION)
会長 塚本一実
一般社団法人日本音楽作家協会(MCA)
会長 エンドウ.
日本音楽著作家連合(SUJA)
会長 四方章人
特定非営利活動法人日本現代音楽協会(JSCM)
理事長 近藤譲
公益社団法人日本作曲家協会(JACOMPA)
会長 弦哲也
一般社団法人日本作曲家協議会(JFC)
会長 菅野由弘
一般社団法人日本作詩家協会(JLA)
会長 石原信一
一般社団法人日本作編曲家協会(JCAA)
理事長 小六禮次郎
日本詩人連盟(JALP)
会長 望月吾郎
一般社団法人日本童謡協会(ACS)
会長 湯山昭
日本訳詩家協会(JASTS)
会長 加藤登紀子

本件に関するお問合せ
FCA事務局 fca@jasrac.or.jp

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