カタール、FIFAワールドカップ2022(TM)の7番目の会場「スタジアム974」の完成を発表
PR TIMES / 2021年11月25日 14時45分
11月30日開催FIFAアラブカップ(TM)で初めて使用
Supreme Committee for Delivery&Legacy(伝送と遺産の最高委員会 以下、最高委員会)は、FIFAワールドカップ2022(TM)で使用する「スタジアム974」を公開しました。このスタジアムは、2021 FIFAアラブカップ(TM)の初日である11月30日にアラブ首長国連邦とシリアが対戦する際、試合会場として初めて使用されます。
(本プレスリリースは11月20日発表された英語版の抄訳です)
[画像: https://prtimes.jp/i/90959/1/resize/d90959-1-a826bb2b7840b727c19f-1.jpg ]
スタジアム974は、同組織委員会が建設する7番目の会場です。その他、ハリーファ国際スタジアム、アル・ジャヌーブ・スタジアム、エデュケーション・シティ、アフメド・ビン・アリー・スタジアム、アル・ベイト・スタジアム、アル・サマーマ・スタジアムの6つの会場はすでに完成しています。
以前はラス・アブー・アブード・スタジアムの名称で知られていたスタジアム974は、主に輸送用コンテナで造られ、ドーハ港近くの、壮観なウエストベイのスカイラインを対岸に臨みます。このスタジアムは、FIFAワールドカップ史上初めて、全面的に取り外しが可能な革新的設計を採用しています。
カタールワールドカップ2022の開催期間中、4万人を収容するスタジアム974は16ステージのラウンドまで7試合の会場となります。11月30日から12月18日まで開催される2021 FIFAアラブカップにおいては、準決勝の第1試合や3位決定戦などの6試合が行われます。
このスタジアムの新しい名称は、建設に使用された輸送用コンテナの数と、国際電話でのカタールの国番号にちなんでいます。また、ハマド国際空港、ドーハ空港、ハマド港に程近いカタールの玄関口としてのスタジアムの立地を反映したものでもあります。スタジアム974は、ドーハ・メトロゴールドラインのラス・ブー・アブード駅から800mの場所に位置しています。
最高委員会のH.E.ハッサン・アル・タワディ(H.E. Hassan Al Thawadi)事務局長は、次のように述べています。「スタジアム974の完成を発表できることを誇らしく思います。中東・アラブ地域初となるFIFAワールドカップの開催が近づく中、新スタジアムの完成は2022年に向けた新たな節目となります。この革新的な会場は、今後の大規模イベント会場の流れを変える存在になると考えています。そして、ワールドカップによってもたらされる力強いレガシーの新たな事例ともなります」
最高委員会の運営オフィス委員長兼テクニカルデリバリーオフィス副委員長兼エンジニアであるヤシール・アル・ジャマル(Yasir Al Jamal)は、次のように述べています。「ひときわ目を引くスタジアム974は、サステナビリティとイノベーションの誇るべきシンボルです。この会場の完成によってまた一つ、FIFAワールドカップの開催に向けた取り組みにおいて重要な瞬間を迎えることができました。あらゆるインフラプロジェクトに関して確固たる進捗が見られており、間もなく開催されるFIFAアラブカップでは、スタジアム974が初めて試合会場となるのが楽しみです」
スタジアム974は、その革新的な設計から自然に換気されるため、空調が不要です。躯体の多くにリサイクルされた鋼鉄が使用されているほか、水効率に優れた方法によって従来のスタジアム建設と比較して水使用量が40%削減されています。元請業者はHBKコントラクティング社で、TiMEカタール社がプロジェクトマネージャーを務めています。
【2022年サッカーW杯カタール大会伝送と遺産の最高委員会について】
2011年にカタール国によって設立されたSupreme Committee for Delivery&Legacy(伝送と遺産の最高委員会)は、同国がFIFAワールドカップ2022を主催するために必要なインフラストラクチャと開催国としての計画と運用の提供を担当しています。国の開発目標の達成に向けて、カタールおよび中東、アジア、そして世界に永続的な遺産を生み出します。また、当委員会とステークスホルダーが提供するスタジアムおよびその他のインフラは、サステイナビリティとアクセシビリティを中核にする、コンパクトでコネクトされたFIFAワールドカップに貢献します。大会後、スタジアムとその周辺施設は、地域コミュニティの活気に満ちたハブとなる予定で、構築を目指す遺産の不可欠な要素となります。当委員会は、Qatar 2022 Local Organising Committee (LOC)と緊密に連携し、世界中からカタールを訪れるサッカーファンの方々に、熱狂に包まれたエクスペリエンスとホスピタリティをお届けします。Generation Amazing、Challenge 22、Workers’ Welfare、Community Engagement、Josoor Institute設立など数々のプログラムを通じて、当委員会はサッカーの力によりカタール国内およびアジア地域のコミュニティの人と人とのつながりと、社会的、経済的、環境的発展を促します。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
開催国カタールサポーター、日本戦敗戦後の粋な行動を代表OB称賛「スポーツとはこうあるべき」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 6時10分
-
【五輪最終予選】U―23日本代表・藤田譲瑠チマ主将「タフな試合になる」質問に流ちょうな英語で回答
スポニチアネックス / 2024年4月24日 18時46分
-
パリ五輪行きの切符「3.5」を懸けて戦うベスト8が出揃う! 日本はカタールと、強豪揃いの戦いに【AFC U23アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年4月24日 12時20分
-
「レッドでもいい」 日本がラフプレー被害続出、元J選手が苦言「タクティカルじゃない、暴力」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月20日 2時31分
-
カタール航空のサービスが贅沢すぎ! ミシュラン2つ星に個室スイートも ドーハで楽しむ「ウェルネスな旅」
CREA WEB / 2024年4月10日 11時0分
ランキング
-
1米ファンドに日本KFC売却=三菱商事、来月にも
時事通信 / 2024年4月26日 20時17分
-
2円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
-
3突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 9時0分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 13時0分
-
5なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください