1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

成果とウェルビーイングを両立し、持続可能なコミュニティ運営のために

PR TIMES / 2022年5月20日 23時40分

コミュニティの状態を見える化する「コミュニティキャピタル診断」を正式リリース

15年以上にわたってコミュニティの支援・研究を行っている、特定非営利活動法人CRファクトリー(東京都港区、代表理事 呉 哲煥)は、上智大学との共同研究を行い、簡単な16個の質問に答えるだけで、あなたのコミュニティの健康状態が見える化できる「コミュニティキャピタル診断」を作り上げ、株式会社はぴテック(東京都目黒区、代表 太田 雄介)とシステム開発を行い、2022年5月16日(月)に正式リリース致しました。

コミュニティキャピタル診断
https://crfactory.com/service/community-capital/



[画像1: https://prtimes.jp/i/100955/1/resize/d100955-1-e46d0661d6ce6c681bc5-0.jpg ]


■1.「コミュニティキャピタル診断」概要
良いコミュニティとそこで生まれる“つながり”は、人生を豊かにする力があり、ウェルビーイング(健康・幸福)を高める効果があります。孤独・孤立が社会課題としてクローズアップされる現代において、良質なコミュニティを増やしていくことの社会的な意義はかなり大きいと思います。


「コミュニティキャピタル診断」は、コミュニティの状態を測定するツールです。「良いコミュニティの要件とは何か?」について、コミュニティキャピタル研究会(上智大学心理学科教授 久田満、上智大学経済学科教授 川西諭、上智大学社会学科教授 田渕六郎)と特定非営利活動法人CRファクトリーで、2013年から共同研究を開始しました。研究の結果、良いコミュニティの3因子を発見し、16の質問に答えることによりコミュニティの3因子を数値化する「コミュニティキャピタル診断」を作り上げました。更に、あらゆるコミュニティが簡単に、オンライン上でコミュニティキャピタル診断が利用出来ることを目指し、個人や企業のウェルビーイングを見える化する幸福度診断Well-Being Circleを提供している株式会社はぴテックとともにシステム開発を行い、この度正式にリリース致しました。

今まで「コミュニティの状態を測定するツール」というものはほとんど存在せず、運営者も支援者もそれぞれの経験と勘で取り組んでいるのが現状です。コミュニティキャピタル診断を多くのコミュニティ運営者や支援者(自治体・中間支援組織・助成財団など)にご活用いただくことで、世の中に良いコミュニティが増えていくことにつながると考えています。日本全国各地の様々なコミュニティにおいて、定期健康診断のようにコミュニティキャピタル診断が利用され、社会全体に良質なコミュニティがあふれることを私たちは目指しています。また、コロナ禍でオンライン化が進み、コミュニティの状態も激変しました。コミュニティ活動の停滞を感じている団体が約50%(※)という調査結果もあります。これからのコミュニティの活性化・変化に向けて、今の状態を計測することをご提案します。


現在、2022年度前期の診断を受付中です。ぜひコミュニティキャピタル診断をご活用ください。
【応募期間】2022/5/9(月)~7/11(月)
【アンケート実施期間】※結果確認はアンケート最終日の翌日より可能
 1.2022/5/16(月)-5/25(水)
 2.2022/5/30(月)-6/8(水)
 3.2022/6/13(月)-6/22(水)
 4.2022/6/27(月)-7/6(水)
 5.2022/7/11(月)-7/20(水)
【申込】https://community-capital.crfactory.com/users/sign_up

※特定非営利活動法人CRファクトリー調査レポート「新型コロナウィルスの影響によるコミュニティ・NPO組織の運営方法の変化についてのアンケート」
https://crfactory.com/6640/

■2.「コミュニティキャピタル診断」の3つのメリット


[画像2: https://prtimes.jp/i/100955/1/resize/d100955-1-fc2a5623718309d4c56c-1.png ]

コミュニティキャピタル診断を活用すると、自分たちのコミュニティについて話すきっかけが生まれ、強くあたたかいコミュニティを自分たちで作ることが出来るようになります。
ー1.コミュニティ全体が見えるようになる
声の大きい人・近い人の意見だけにスポットライトが当たるのではなく、コミュニティ全体にライトが当たり、全員の意見を大切にすることができます。
ー2.コミュニティのことを、共通理解をもって話せる
空中戦や言い争いにならず、共通の理解をもって、同じ方向でコミュニティについて考え、話し合いができます。ー3.定期的に利用すると、自団体への愛着が増す
コミュニティをより良くするサイクルが回りだし、メンバーひとりひとり組織への愛着や居心地の良さ、成果を出す気持ちが増します。

■3.良いコミュニティの3因子「理念共感と貢献意欲」「自己有用感」「居心地の良さ」
コミュニティキャピタル研究会は、10,000名を超えるNPO団体構成員を対象にアンケート調査を行い、自分が所属する団体への「コミュニティ感覚」とそれに影響を与える要因について分析を行いました。因子分析の結果、良いコミュニティの3因子「理念共感と貢献意欲」「自己有用感」「居心地の良さ」が導き出されました。

ー第1因子「理念共感と貢献意欲」
団体の活動理念への共感とその活動への貢献意欲に関するものです。同じ集団に属する人間として、仲間と共通の目的や目標を共有し、共にそれを目指そうと思えること。「この団体の理念に共感している」「この団体を自分も一緒に担っていきたい」と思える感覚が第1の因子です。
ー第2因子「自己有用感」
団体の中で自分が役に立っている、必要とされているという感覚です。ただ団体の活動に参加するだけでなく、活動・関わりを通して「自分は役に立っている」「必要とされている」と感じられること。欠かせない存在であり、自分は重要であると思える感覚が第2の因子です。
ー第3因子「居心地の良さ」
居場所としての団体の状態です。それも物理的に快適であるということではなく、「人間関係が良好である」「メンバーと一緒に活動することが楽しい」「仲間といると落ち着く」と感じられること。これらによる「居心地の良さ」が第3の因子です。

■4.「コミュニティキャピタル診断」の使い方・利用シーン
●診断結果
「コミュニティキャピタル診断」を利用すると、良いコミュニティの3因子の得点および分布を確認することができます。ポジション・報酬・活動時間・活動歴ごとの得点も確認でき、分析・施策検討にご活用ください。


[画像3: https://prtimes.jp/i/100955/1/resize/d100955-1-e555cc102476f95bf5f1-2.jpg ]



●団体での御利用
ある特定のコミュニティの状態を把握するためのツールとしてご活用ください。コミュニティメンバーがオンライン上で簡単な16個の質問(アンケート)に答えるだけで、あなたのコミュニティの3因子「理念共感と貢献意欲」「自己有用感」「居心地の良さ」が数値化されます。NPO、市民活動、サークル、自治会・町会、PTA、コミュニティカフェ、子ども食堂、高齢者サロン、学生団体、学校・クラス・ゼミ、企業 組織・職場・チーム/プロジェクト、など、あらゆるコミュニティ ・組織でご活用いただけます。
利用登録・基本情報設定~決済~アンケート作成~診断結果確認まで、Web上で実施することができます。診断結果確認後は、コミュニティの状態に合わせた施策を検討するワークショップを開催致します。団体個別のワークショップやコンサルティングもご提供可能です(任意・有料)。
コミュニティキャピタル診断を活用すると、自分たちのコミュニティについて話すきっかけが生まれ、診断結果という共通認識を持ちながら対話を進めることができ、強くあたたかいコミュニティを自分たちで作ることが出来るようになります。事例もご紹介致します。

・事例紹介


特定非営利法人チャリティーサンタ 代表理事 清輔 夏輝さん「数値に基づくフィードバックが心強い」


年に1度全国20以上の都道府県から支部の代表者が集まる合宿研修を実施しています。数年前の合宿から「支部ごとのコミュニティキャピタル診断」を実施した上で、CRファクトリーの研修実施したところ、各支部の反応は劇的に変わりました。数値に基づく具体的なフィードバックを各支部ごとに受け、それぞれにあった施策を打てるように。ボランティアマネジメントという答えが不明瞭なことに取り組む上で明確な指針となり、本当に心強い存在です。


特定非営利活動法人 Chance For All 代表理事 中山 勇魚さん「経営者の通知表」


NPOは収益を目的とせず、活動の成果や職員の目標など数値化しにくい領域が多く存在します。しかし、コミュニティキャピタル診断は団体の職員が同じ方向を向いているか、やりがいを感じているか、孤独感を感じていないか。「理念」という名の風呂敷に覆い隠されがちな団体の「本当のトコロ」を定期的にあぶり出してくれます。これは健康診断と言うより、もはや経営者にとっての通知表です。
地域で活動するNPO・市民活動・地域活動の状態を把握するためのツールとしてご活用ください。NPO・市民活動・地域活動向けの支援プログラムにおいて、実施前と実施後に分けて診断をすることで、そのプログラム効果を測定・可視化することができます。

●自治体での御利用
CRファクトリーでは、非営利組織・コミュニティを運営するために必要なマネジメントのすべてを学ぶことができる連続講座「コミュニティマネジメント塾」を各自治体様に提供しており、診断を組み合わせた総合的な支援プログラムを推奨しております。詳細については、特定非営利活動法人CRファクトリーまで、お問い合わせ下さい。
既に一部自治体に導入が決定しております。


■5.コミュニティキャピタル診断の今後の展望
2025年までに、5,000団体・10万人にコミュニティキャピタル診断を届け、日本中、ひいては世界中に豊かなコミュニティを増やしていきます。今後の取組としては、1.診断結果に合わせ、3つの因子を高めるための事例・ノウハウ提供2.助成金事業やプログラムの効果測定としての活用3.診断を利用した、地域のNPO・市民活動・地域活動の状態把握、等に取り組んでいきます。


■特定非営利活動法人 CRファクトリーについて
特定非営利活動法人CRファクトリーは、2005年9月設立。「すべての人が居場所と仲間を持って心豊かに生きる社会の実現」をビジョンに、地域コミュニティ・サークルなどの共益組織、NPO・ソーシャルビジネスなどの公益組織、地域の市民活動支援センターなどの中間支援組織に向けて、組織マネジメントや人材育成の支援を行っています。


■代表理事(呉 哲煥)プロフィール
「すべての人が居場所と仲間を持って心豊かに生きる社会」の実現を使命に、NPO・市民活動・サークル向けのマネジメント支援サービスを多数提供。セミナー・イベントの参加者は8000名を超え、毎年多くの団体の個別運営相談にのっている。コミュニティ塾主宰。コミュニティキャピタル研究会共同代表。血縁・地縁・社縁などコミュニティとつながりが希薄化した現代日本社会に対して、新しいコミュニティのあり方を研究し、挑戦を続けている。『コミュニティマネジメントの教科書』著者。

【本リリースに関する取材・お問い合わせ先】
特定非営利活動法人CRファクトリー コミュニティキャピタル診断
Email:cclabo@crfactory.com
公式サイト:https://crfactory.com/
コミュニティキャピタル診断:https://crfactory.com/service/community-capital/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください