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「高専が地域を変える!」全国の高等専門学校の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト2024」応募開始!

PR TIMES / 2024年4月3日 19時45分

応募受付期間:2024年4月3日(水)~2024年5月9日(木)採択チームには最大150万円/チームの技術実証費用を支援!!

一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(会長:東京大学大学院 工学系研究科 教授・森川博之)が主催する、全国の高等専門学校(以下、高専)の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト2024」(WiCON2024)への応募受付を本日より、開始します。

応募期間は2024年4月3日(水)~2024年5月9日(木)18:00まで。応募いただいた提案から約20チームを採択し、採択チームには技術実証費用として総額2000万円(最大150万円/チーム)を支援いたします!そこから約9ヶ月間の技術実証に挑戦していただき、その成果と取り組みを2025年の予選大会・本選大会で審査。最優秀チームには総務大臣賞と金一封を授与致します。
他にも採択された全チームに各種賞・協賛企業賞と副賞のチャンスが!
たくさんのご提案をお待ちしています。



WiCON2024応募はこちらから:https://wicon.jp/2024entry
WiCON2024公式サイト:https://wicon.jp/

[画像1: https://prtimes.jp/i/140586/1/resize/d140586-1-9bfd0783f607e4544877-0.png ]

<応募開始に伴いイベントを開催>
応募時に必要となる「提案内容説明書」を作成するためのコツやプレゼン時のポイントを伝える「応募前に知っておきたい プレゼン資料作成セミナー」(オンライン)を4月19日(金)に開催予定です。ぜひご参加下さい!
セミナー申し込みはこちらから:https://wicon202401.peatix.com/

WiCON2024 応募概要
<応募受付期間>
2024年4月3日(水)~2024年5月9日(木)
※応募受付ページ:https://wicon.jp/2024entry

<スケジュール>
2024年5月9日(木)  :提案応募締め切り
2024年5月10日(金)~2024年6月10日:採択審査:提案内容を審査し、技術実証を行う採択チームを決定
2024年6月11日(火)  :採択結果発表
採択後~2025年2月末まで:実証期間
2025年1月17日(金) :予選大会(本選大会に進む上位複数チームを決定)
2025年3月上旬      :本選大会(最優秀賞(総務大臣賞)等を決定)
2025年3月下旬 :レポート提出

<応募資格>
・2025年3月末時点で高専(国立高専、公立高専、私立高専)に所属している学生(本科生、専攻生)に限ります。
・2025年3月卒業予定の学生も応募できます。

<応募部門>
・ワイヤレス基礎技術部門
無線技術や電波伝搬技術を競う部門です。無線伝送方式、無線変復調技術、無線多重方式、周波数共用技術など、電波を効率的に利用するための無線技術/システムの新規アイデアの技術実証を行います。ワイヤレス電力伝送、空間光伝送、レーダー、アンテナ等の幅広い分野も提案対象となります。地形等の地域特有の状況に基づく使用環境やユーザニーズを念頭に置いた電波伝搬等の基礎データ収集の提案なども可とします。

・ワイヤレス利活用部門
既存の無線機器/システムを用いて、地域を巻き込んでの、地域課題の解決や新たなビジネスの創出に寄与する「モノ」「アプリ」「サービス」の近い将来での実現(社会実装)のアイデアを競う部門です。5GやLPWAに限らず、BluetoothやWi-Fiなど、全ての無線機器/システムを含みます。土木・建設、都市、観光、運輸、環境、医療・福祉、農林水産、製造、金融、教育、サービスなどの産業DXの提案を歓迎します。なお、システムは技適マーク取得済みのものに限ります。

<審査委員>
採択審査・予選大会・本選大会の審査委員は、本コンテストのホームページ(https://wicon.jp/)でお知らせします。

<採択チーム数>
2部門合わせて、20チーム程度を予定しています。

<技術実証支援費>
提案が採択されたチームには、応募部門を問わず、本コンテスト主催者から、1チームあたり50万円~150万円の範囲で、提案アイデアの実現に向けた技術実証費用が支給されます。
最終的な支援額は、提案内容の評価結果や、採択候補案件数を考慮し決定します。
応募要項詳細はこちら:https://ciaj9355-my.sharepoint.com/:b:/g/personal/kosen-wicon_ciaj9355_onmicrosoft_com/EWjA4liEI5pHuz38cdVd-3YBfi0grPAUF081_Z5n8j06xA?

高専ワイヤレステックコンテストとは
高専ワイヤレステックコンテスト、通称WiCON(以下、WiCON)は高専の地域性を生かし、電波有効利用を目指した技術実証を行うコンテストです。全国の高専生(国立高専、公立高専、私立高専)による技術実証を通して、ワイヤレス人材の育成、および地域を巻き込んでの地域課題の解決、さらには近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に取り組むことを目的としています。

WiCON2023では、採択を受けた23チームに最大150万円の支援金を寄付。各チームは約9ヶ月間の技術実証を行い、予選大会を経て6チームが本選大会(東京開催)に出場した他、全採択チームのポスターセッションも開催されました。

応募部門は「ワイヤレス基礎技術部門」と「ワイヤレス利活用部門」で構成されていて、最優秀チームには総務大臣賞、上位チームには優秀賞、特別賞等を授与します。さらに本戦出場を逃したチームにも協賛企業賞と副賞が授与されるチャンスがあります。

WiCONの特徴
WiCONでは、アイデアや技術の検討だけにとどまらず、応募の中から決定した採択チームに技術実証費用を支援し、技術実証まで取り組みます。その取り組み・活動の成果を競うコンテストです。

WiCON2023の受賞チームと提案概要
<WiCON2023 総務大臣賞(最優秀賞)>クリプトクロム4 (徳山工業高等専門学校)
[画像2: https://prtimes.jp/i/140586/1/resize/d140586-1-362e263dc1ac460f9387-1.jpg ]

応募部門:ワイヤレス基礎技術部門
提案名:マグネチックループアンテナによるビームフォーミングの研究
マグネチックループアンテナ(MLA)は、電界ノイズを受信しにくいという特徴があるが、指向性や利得に弱点があった。本研究では、シミュレーションによりアンテナエレメントの最適化を図り、1GHz以上の共振周波数を持つMLAをプリント基板上に製作することに成功。更に4つのMLAと反射板、移相器を組み合わせることで、ビームフォーミング可能な高利得のMLAを実現した。これにより、耐ノイズ性の高い通信設備への応用が期待できる。

Team SOME-RISE(佐世保工業高等専門学校)
[画像3: https://prtimes.jp/i/140586/1/resize/d140586-1-3b877e18811229cb29c0-2.jpg ]

応募部門:ワイヤレス利活用部門
提案名:See-Side救わっど -マリンデブリモニタリングシステム-
海洋ごみの漂着が多い対馬での『マリンデブリ問題』に対する調査、清掃費用削減のため、LPWAネットワークによる自動モニタリングシステムを構築し、漂着ごみの状況(AIによる種別、漂着量予測)を常時把握する取組みを行った。その結果、最適な清掃時期、清掃場所、必要な人員を提案することが可能となり、清掃ボランティアの作業効率化とコストの大幅な削減を達成した。

■その他本選出場チーム
<ワイヤレスイノベーション賞> Team RS5.0 (Realize Society 5.0) (呉工業高等専門学校)
応募部門:ワイヤレス基礎技術部門
提案名:Beyond5Gへの利活用を目的とした100GHz帯低雑音直接発振器と電力合成による高出力化の実現
提案概要:現在6GHz以下の周波数帯は利用帯域がひっ迫しており、次世代通信方式Beyond5Gではミリ波・サブミリ波帯の利用、特に大気減衰率が比較的低い300GHz帯の利用が有望と予想される。
一方で半導体素子の性質上、動作周波数が高くなるにつれて増幅度や発振電力が低下する。
そこで本提案では、DTMライン高Q共振器に、発振電力の点で有利かつ入手の容易なGaAs pHEMT化合物半導体を実装し、3逓倍で300GHzを実現するための100GHz帯発振器を設計製作、特性評価することを提案する。

<ワイヤレスバリュー賞>とっとり農作物みまもり隊(米子工業高等専門学校)
応募部門:ワイヤレス利活用部門
提案名:追尾型ドローンとLPWA通信による有害鳥類撃退システムの開発
提案概要:
カラス等の有害鳥類による果実や野菜などの食害は、最も大きな農作物被害の一つで深刻な問題となっている。特にカラスは学習能力が高く、空砲や反射材といった既存の対策ではすぐに慣れて効果が持続しない。

そこで、この食害を低減するため「深層学習を用いた物体検出」と鳥類威嚇に効果的と考えられる「追尾型自律ドローン」をワイヤレスIoT技術で連動させてカラスを追い払うシステムを開発する。

<ワイヤレスデザイン賞>サザンセト・オールスターズ(大島商船高等専門学校)
応募部門:ワイヤレス利活用部門
提案名:帰ってきた大島丸!LPWAとWi-Fiによる海上からの安否ネットワーク
提案概要:
災害時に設備の倒壊により通信網が遮断してしまい、安否確認や被災者への情報伝達が困難になります。特に離島では通信網の回復に時間がかかる場合が多い上に,安否確認は自助・共助による対応を行っています.

本検証では,スマートフォンとの接続が容易なWi-Fiと低消費電力かつ広域なネットワークを実現するSub-GHz帯無線を融合し,通信網遮断時でも安否状態を確認でき,行政情報の閲覧を可能にするシステムを構築します.

<ワイヤレスフューチャー賞>アクアプロテクター(沖縄工業高等専門学校)
応募部門:ワイヤレス利活用部門
提案名:高精度離岸流予測システムRiCAS
提案概要:
海面の様々なセンシングデータをワイヤレス通信を用いて取得し、AIを用いて、センシングデータから離岸流の発生を検出・予測し、ユーザに警戒データを配信する革新的離岸流予測システムRiCAS (Rip current AI prediction system)の実現を目指す。


主催: 一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)
共催: 総務省
後援: 一般社団法人全国高等専門学校連合会、デジタル庁、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、一般財団法人全国地域情報化推進協会(APPLIC)、一般社団法人電子情報通信学会

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