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“野ブタ”の次は“大仏マン”?『野ブタ。をプロデュース』の著者が、12年ぶりにおくる学園モノ!テーマは、世界中で解決策が求められる“ネットいじめ問題”へのアプローチ。

PR TIMES / 2016年3月17日 13時10分

気持ち新たに、新学年、新学期を迎えようとする3月。 “ネットいじめ問題”が世界中で増え続ける現代、正義とは何かを新たに問う著者最高傑作。

株式会社 河出書房新社(東京都渋谷区、代表取締役:小野寺優、以下河出書房)は、『野ブタ。をプロデュース』を超える痛快学園小説『ヒーロー!』(著者:白岩玄、以下白岩)を2016年3月17日(木)より発売いたします。

スマートフォンやSNSが普及された近年において、「人間の瞬間的な感情」が顕在化されやすくなり、学校でのいじめ問題はより複雑な社会問題となっています。本作は、学校のいじめ無くそうとする話であるのと同時に、人間の心の中に宿る「正義とは?正しさとは?」何かを問う話でもあります。



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株式会社 河出書房新社(東京都渋谷区、代表取締役:小野寺優、以下河出書房)は、『野ブタ。をプロデュース』を超える痛快学園小説『ヒーロー!』(著者:白岩玄、以下白岩)を2016年3月17日(木)より発売いたします。

スマートフォンやSNSが普及された近年において、「人間の瞬間的な感情」が顕在化されやすくなり、学校でのいじめ問題はより複雑な社会問題となっています。本作は、学校のいじめ無くそうとする話であるのと同時に、人間の心の中に宿る「正義とは?正しさとは?」何かを問う話でもあります。

詳しくは事項以後の、詳細情報をご覧ください。



A.社会背景

深刻化する現代のいじめ問題。
その件数は18万件以上、しかしそれはまだ氷山の一角…。

文部科学省が発表した平成26年度のいじめに関する調査結果によると、いじめの認知件数は18万8,057件で、前年度より2,254件増加。いじめを認知した学校の割合は、全学校の56.5%にも及んでいると言われています。またこちらは、いじめが顕在化し認知されているものを可視化した数字であり、潜在的に存在するであろういじめの件数を含めると、その数は計り知れません。その問題の1つが、インターネット上におけるのコミュニケーションのあり方です。ネット環境が普及発達した今、高校生におけるスマホ所有率は、93.6%にも及ぶと言われています(内閣府調べ)。また、青少年間のコミュニケーションに、当たり前にSNSが活用されるようになった今、昔と比べ青少年の頭の中に広がる世界は、インターネットの割合が広がりつつあります。

個人の言葉をSNSを通じて発信しやすくなった今、いじめのきっかけともなりえる一言を、インターネット上で可視化することが容易になりました。部分的に見ると、罪意識の薄い一言かもしれませんが、それがSNS上に積み重なっていったり、また複数名が関与していくことで、その一言は大きないじめの原因にもなりえます。これは現代のインターネット文化が生んだ、非常に残酷な現実と言えます。


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B.著者の課題意識

人間の瞬間的な感情を顕在化しやすくなった今、
“ネットいじめ問題”に対する、新しいビジョンを提案したい!

今、学校や家だけではなく、インターネットまでもが、学生にとって当たり前の“居場所”となっています。本作品を書く動機となったのが、ネットいじめ問題の結果、個人の“居場所”がより少なくなってしまうという課題意識でした。「“居場所”が無くなる」という課題に対してどう解決策を導き出せるのか。また一筋縄で解決しないネットいじめ問題に対して、人の悪意と向き合いそれをどのようにうまくかわし、生きていくことができるのか。

根深い社会問題に対して、希望を持てるビジョンを提示したいという思いから、ペンを執りました。


C.本作あらすじ

大仏マン・ショーでいじめをなくせ!!
ヒーローばかの男子とひねくれ文化系女子が立ち上がる
「いじめとは誰か特定の人に負の関心が集まって起こるものである。だからこそ、みんなの関心の対象をすり替えてしまえば、学校のいじめがなくなるかもしれない。」そんな思惑から、大仏のマスクをかぶり、休み時間ごとに、パフォーマンスショーをする新島英雄とその演出担当の佐古鈴。二人は「大仏マン」という新しいキャラクターを生み出し、一風変わったやり方で、いじめの撲滅と居場所づくりを目指そうとします。
[画像4: http://prtimes.jp/i/18234/2/resize/d18234-2-851554-4.jpeg ]


しかし、自体はそう簡単には進まない…
佐古の唯一の親友だった、演劇部で脚本をつとめる小峰玲花が、どういうわけか敵として立ちはだかることになったり、学校に転校してきた無愛想な美少女・星乃あかりがいじめの標的にされてしまいます。
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小説を掘り下げて見えてきたのは、正義の凶悪性、
つまりは「正しさが人から思いやりや優しさを奪う」ということでした。

「僕は人間の心の中に宿る正義っていうものが怖いんだよ。僕らは正しさを掲げるときには必ず見えなくなるものがある。相手が自分と同じ人間であることを忘れてしまう。相手の尊厳や、大切なものをないことにしてしまう。それは別にいじめに限ったことじゃないんだ。この世の中にある争いや啀み合いはみんなそうやって生まれてる」(本文より抜粋)


D.キャンペーン実施

白岩玄直筆、
「『HERO!』オリジナルイラストPOP描き下ろしキャンペーン」を実施!

本作発売記念のキャンペーンとしまして、『HERO!』の店頭POP用に、白岩が直接オリジナルイラストを描き下ろす、「『HERO!』オリジナルイラストPOP描き下ろしキャンペーン」を実施いたします。

ご希望される、書店関係者様には、著者手書のPOP(色紙も可)を描かせていただきます。
希望される方は。河出書房新社の営業部までお願いいたします。

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白岩玄(しらいわ げん)

1983年、京都市生まれ。2004年『野ブタ。をプロデュース』で文藝賞を受賞し、デビュー。同作は芥川賞候補になり、またテレビドラマ化され、70万部のベストセラーになった。他の著者に『空に唄う』『愛について』『未婚 30』『R30 の欲望スイッチ-欲しがらない若者の、本当の欲望』などがある。


[画像10: http://prtimes.jp/i/18234/2/resize/d18234-2-365533-10.jpg ]


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