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琉球王朝時代の鮮やかな伝統の色彩を今に伝える

PR TIMES / 2021年4月20日 20時45分

~伝統工芸の豊かさを再認識し、その活用の場を広げ、技を次世代へ引き継ぐ~



一般社団法人琉球びんがた普及伝承コンソーシアム(代表理事 屋冨祖幸子)は、2021年4月21日(水)より、有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET(店舗:東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル1F、以下micro FOOD & IDEA MARKET)にて期間限定ポップアップショップを開催しております。
micro FOOD & IDEA MARKETは、三菱地所株式会社の有楽町エリア再構築に向けた先導プロジェクトの一環としてモノ・コトを対外的に披露し、実験的な取り組みを行う複合型店舗です。

知的財産権(模様・図柄)を軸にした琉球びんがたの活用方法を構築し、その素晴らしさを普及・伝承することを目的に設立された一般社団法人琉球びんがた普及伝承コンソーシアム(以下、「びんがたコンソーシアム」)は、micro FOOD & IDEA MARKETにて2020年度までに開発した商品を期間限定で販売することをお知らせします。

販売予定商品一部:

MAGLIOチョコレート(黒糖入り) 1,296円税込

日本初上陸ブランド「MAGLIO(マーリオ)」の、最高級ホワイトカカオと沖縄県伊江島産黒糖を使った高カカオチョコレートです。パッケージの意匠は、琉球紅型の源流の一つである知念紅型研究所10代目当主である知念冬馬氏が描いた黒糖の原料であるサトウキビの作品。パッケージに使われている紙は布に近い質感で、本来の紅型の風合いを少しでも感じて頂けるよう工夫がされています。
MAGLIO(マーリオ)は、南イタリア プーリア州レッチェ県で1875年に創業したチョコレート工房です。一つ一つ手作りで最高品質のチョコレートを製造しています。その美味しさは口コミで広がり、イギリス王室にまで届けられるほどです。チョコレートの原料カカオはベネズエラマラカイボ湖地区の契約農園で収穫・発酵させた最高級ホワイトカカオのクリオロ種。黒糖は沖縄県黒砂糖共同組合の認証を取得。
カカオ60%の「ビター」では単一カカオの際立つ香りを、カカオ37%の「ミルク」では黒糖のコクを楽しむことができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/51403/2/resize/d51403-2-393774-0.png ]


【najimu】バンブータンブラー  ブーゲンビリア(黄色) 2,750円税込

沖縄の伝統を日常に。
「najimu-なじむ」は沖縄を訪れる人、沖縄に住む人、
様々な人の生活に調和し、なじんでいくモノを作りたいという想いから生まれました。
najimuシリーズでは、沖縄の豊かな自然や、多彩な伝統工芸の美しさを表現しています。
本商品の売上の一部は、デザインを提供する職人に還元され、伝統工芸の更なる進化を応援します。
★エコフレンドリーなタンブラー
najimu のBamboo Tumbler はバンブーファイバー(⽵の繊維)、コーンスターチ、樹脂などからできています。
軽くて割れにくく、洗って繰り返し使用することができるエコフレンドリーな商品です。
シリコンのキャップやスリーブがついておりますので、自宅はもちろん外出の際
にも活躍します。
また、キャップとスリーブを外せば食器洗浄機にも対応しており、お手入れも簡単です。
☆ ブーゲンビレア
やふそ紅型工房制作の琉球びんがたです。
ブーゲンビレア(ブーゲンビリア)は、沖縄では古くから親しまれ、年間を通してよく見かける色鮮やかな花です。
赤瓦の屋根と石垣にブーゲンビレアを合わせた光景は、沖縄をイメージさせる定番として映画やドラマで表現されてきました。カラフルな色彩から沖縄のパワーを感じ、手に取った方が明るい気分になってほしいとの思いからデザインされています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/51403/2/resize/d51403-2-150615-1.png ]


〇「琉球びんがた普及伝承コンソーシアム」について
https://bingataconsortium.com
沖縄が誇る「びんがた」を伝承し発展を目指す、産管学連携のコンソーシアム

■1.主なポイント:
[画像3: https://prtimes.jp/i/51403/2/resize/d51403-2-218939-2.png ]


■2.背景:伝統工芸の持つ歴史的価値の毀損と継承の危機

課題:利用を通じて沖縄の産業活性化に貢献しながら、びんがたの歴史的価値を継承するには?

14~15世紀頃に始まったとされる琉球びんがたは、沖縄で生まれ育った唯一の染物で、京友禅、加賀友禅、江戸小紋と並ぶ日本の代表的な染物です。戦後の混乱も生き抜き、長い歴史と風土に培われた琉球王朝文化の一つであり洗練された華麗さと芸術性は今に至るまで高い評価を受けています。
しかし、琉球びんがたは、織物とは違い紋様(パターン)などのデザインに特徴のある工芸品のため模倣品も多く、琉球びんがたの歴史的価値を加味しないプリント製品や海外産の粗雑な製品等が多数見受けられます。
また、琉球びんがたの歴史を踏まえたデザインや製造技術、道具、材料などは各職人や工房で伝承されてきましたが、業界全体で一元的に管理する体制が整っていないため、後継者育成に向けて、オープンな共有手段の必要性を唱える声が以前より多くあがっていました。

経緯:組合主催でセミナーを開催し、産官学で解決に向けたグランドデザインの検討を開始

こうした中、2017年12月に琉球びんがた事業協同組合が主催しNPO法人沖縄県工芸産業協働センター、株式会社琉球銀行、株式会社okicomに共催頂いた「伝統工芸の活性化プロジェクト発足に向けたセミナー&ワークショップ」を皮切りに、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・工芸みらいプロジェクト(担当教員:岸)との産官学連携プロジェクトを開始。IT技術を活用したデザインのデーターベース化と新商品開発・知財活用の可能性を拡大させるスキームの検討を進めて参りました。

その後、2019年1月に任意団体として琉球びんがた普及伝承コンソーシアムを設立し、同年4月25日に一般社団法人化し運営体制を強化。2021年3月時点では、正会員8社、準会員22社、賛助会員2社の合計32社の企業、工房、大学が所属する産官学連携の組織となります。

■3.目的:伝統工芸にITを取り入れ、知財活用による地域活性と事業継承を目指す

現在、びんがたコンソでは、琉球びんがた事業協同組合の組合所属の工房、非所属の工房が連携し、当団体のコンセプトに賛同頂ける企業とコラボレーションをする形で、伝統工芸・琉球びんがたの知財活用モデルの構築、琉球びんがたのモノ・コト商品のプロデュースを行っています。
琉球びんがたの図柄のデジタルアーカイブ化を進め、図柄活用を希望する企業がスムーズに検討を進められるようサンプル帳の整備に取り組んでいる他、本物の工芸を伝える・琉球王朝の文化を発信するイベントの企画運営も行っています。
日常生活から離れてしまっている伝統工芸を日常へ回帰させ、沖縄県民を始め県外、国外の方々に琉球びんがたを認知、愛して頂けるよう、これからも取り組みを前進させます。

・一般社団法人琉球びんがた普及伝承コンソーシアム 団体概要
団体名:一般社団法人琉球びんがた普及伝承コンソーシアム
設立日:2019年4月25日(木)
所在地:〒900-0033 沖縄県那覇市久米1丁目4−17
URL:https://bingataconsortium.com/
代表理事:屋冨祖幸子 / 事務局長:小渡晋治
TEL:050-5471-6988
事業内容:琉球びんがたライセンス事業、普及販売事業、技術伝承事業、知財モニタリング事業

・店舗情報
有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET
【住所】東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル1F
【営業時間】11:00~20:00
※ラストオーダー:Food&Alcohol 19:00/Drink 19:30
【展開開始日】2021年4月21日(水)
最新の営業時間は店舗ホームページをご確認ください。

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