1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

甲州の輝き:ワインと和食の調和を世界へ

PR TIMES / 2024年3月8日 15時15分

ワインと和食のマリアージュ、山梨県のワイナリーが多数集結する試飲交流会など豪華プログラムで開催!

和食に寄り添うワインとして、日本の固有品種「甲州」から造られた「甲州ワイン」に大きな注目が集まっています。山梨県がワインの地理的表示「山梨」(GI Yamanashi)の指定を受けてから10年。これを記念し、2024 年3 月22 日(金)東京マリオットホテルにて『甲州の輝き:ワインと和食の調和を世界へ』と題した体験イベントが開催されます。本イベントをさらに楽しんでいただくために、生産者の立場から有賀雄二氏に、「甲州ワイン」について語っていただきました。過去・現在・未来――「甲州ワイン」の知られざる魅力とは。



■生産者の立場から
私たち山梨のワイナリーにとって「甲州」で造るワインはフラッグシップ
「和食には甲州ワインが合う」――ここにグローバリゼーションが生まれることが一番の夢
[画像1: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-914ea6d0447fe66c7cce-2.png ]









有賀雄二氏 
勝沼醸造株式会社 代表取締役
山梨県ワイン酒造組合 会長

――「GI Yamanashi」の指定を受けて10年が経ちました。生産者としての想いをお聞かせいただけますか。
有賀 長い間、日本のワインは国内だけで消費されてきました。世界の仲間入りをする国際商品にしていくためにも、「GI Yamanashi」の指定はたいへん意義深いことだと思います。この「GI」という表示、残念ながら日本では認知がまだまだですが、海外では非常に信頼が高いんです。例えば、フランスのボルドーやブルゴーニュ、あるいはシャンパーニュはみんな「GI」に指定されています。特に輸出には「GI」の表示が有利に働きますので、ワイン産業の未来を考えるうえでも本当に良かったなって思っています。


――「GI Yamanashi」の中でも、特に「甲州ワイン」が大きな注目を集めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-73575518cb3bd19d9d03-5.jpg ]

有賀 世界にはぶどうの品種は1万種類以上あります。大きく分けると、ワインの製造によく使われるヨーロッパ系の他、アメリカ系、東洋系の3つ。私たちはできることならヨーロッパ系の品種でワインを造りたい。一説によると、「甲州」は1300年前にぶどう発祥の地である中央アジアのコーカサス地方から仏教と一緒にシルクロードを渡って、中国の野生種と交雑しながら、ここ勝沼に根付いたと言われています。真偽のほどは定かではなかったわけですが、最近ではDNA鑑定ができるようになり、「甲州」のルーツはコーカサス地方原産のヨーロッパ系の品種にあることが証明されました。1300年もの歴史がある、日本固有の品種で、なおかつヨーロッパ系の流れをくんでいるということで、私たち山梨のワイナリーは「甲州」で造るワインをフラッグシップにしているところがありますね。


――フラッグシップとして造られる「甲州ワイン」の特徴を教えていただけますか。
[画像3: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-c5f8c6203db77bcda040-6.jpg ]

有賀 実は、「甲州ワインはちょっと淡泊だ」と言われていた時期が長かったんです。食事に合う辛口のワインが求められる中、革命がもたらされたのは1985年です。白ワイン特有の育成法であるシュール・リー(澱の上で静置)製法により、辛口でありながらしっかりとした味わいのある「甲州ワイン」が誕生しました。ひと口に「甲州ワイン」と言っても、発酵容器をステンレスタンクやフレンチオーク樽にしたワイン、収穫地別の特徴を表現したワインや瓶内二次発酵させたスパークリングワインなど、辛口から甘口までいろいろあります。ワインとは食との関わりを楽しむもの。さまざまな料理と組み合わせて、バラエティ豊かな「甲州ワイン」の味わいを多くの皆さまに知っていただきたいですね。


――「甲州ワイン」と和食の相性の良さが話題になっています。その要因は何だと思われますか。
有賀 一般的に「生ものとワインを合わせると生臭くなる」と捉えられているのですが、これはワインに含まれる鉄分が大きな影響を及ぼしているんです。ところが、「甲州ワイン」には鉄分が非常に少ない。生ものと合わせても生臭くならないという特徴を持っています。つまり、「甲州ワイン」は和食のような繊細な味わいの料理と合わせると圧倒的な優位性があるわけですね。和食はユネスコ無形文化遺産として世界中で知られていますが、「甲州ワイン」との取り合わせはまだまだ行き渡っていません。「和食には甲州ワインが合う」――ここにグローバリゼーションが生まれたらいいなっていうのが、私の一番の夢です。

【開催概要】
[画像4: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-cd9f676f2bc1031b87a6-0.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-9dff9f339223f7ab9155-1.png ]




















[開催日]2024年3月22日(金)
[時間]13時開演~16時閉演(12時受付開始)
[会場]東京マリオットホテル ザ・ゴテンヤマボールルーム
[会場アクセス]新幹線・JR各線・京急線「品川駅」(高輪口)より無料送迎バス約5分または徒歩10分
https://www.tokyo-marriott.com/guide/access.html
[参加費]無料
[参加要項]
・飲食業関係者(料理人、経営者など)
・報道関係者(広告媒体をお持ちの方)
※ご参加には貴社名(媒体名、店舗名など)記載の名刺が必須となります。
[参加方法]
専用応募フォームの二次元コードを読み取り、必要事項をご記入の上お申し込みください。
なお報道関係者の方は、別途取材のみのお申込も受け付けておりますので、応募フォームよりご確認ください。
お申込期限:2024年3月13日(水)
[専用応募フォーム]
(左)飲食業関係者専用応募フォーム:https://x.gd/U5wqn
(右)報道関係者専用応募フォーム:https://x.gd/DY7Az
[画像6: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-3ef4a513a55416585b31-3.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/137651/2/resize/d137651-2-1e3e96b302a7f302361b-4.png ]











[注意事項]
・ご参加枠には限りがありますので、お申込多数の場合は抽選とさせていただきます。
・参加決定のお知らせは2024年3月15日(金)頃にメールにてお知らせいたします。
・参加者の皆さまには当日アンケートへのご協力をお願いしております。
・20歳未満の方はご参加いただけません。
・お車でのご来場は禁止とさせていただきます。
・予告なく内容を変更させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
[プログラム]
パネルディスカッション、野永喜三夫氏によるGI山梨ワインと和食のマリアージュ、GI山梨ワイン試飲交流会 など
[主催]東京国税局 
[協力]山梨県ワイン酒造組合 https://wine.or.jp/
[制作]株式会社ケィビープランニング インターナショナル https://www.kbp.jp/

お問い合わせ先
GI山梨ワイン10周年記念イベント運営事務局
メールアドレス:info_giwine@kbp.jp
電話番号:080-3362-4040

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください