日本企業の南アジア進出支援を目的とした、 スリランカ法人設立に関するお知らせ
PR TIMES / 2012年10月11日 18時3分
当社は、子会社を通じて、新たに日本企業の南アジア進出支援事業を開始いたしましたのでお知らせいたします。
当社は、本年4月に株式会社幻冬舎総合財産コンサルティング(GENTOSHA Total Asset Consulting Inc.、以下「GTAC」といいます)を設立し、企業向けにM&Aや資金調達、財務関連のアドバイザリー業務、企業オーナー向けの事業承継や相続対策等のコンサルティング業務を行っております。これは、出版社グループとして、情報発信に留めず、その先にある読者・潜在顧客のニーズに対して直接アクセスし、ソリューション提供まで行うことを目的として開始した事業であり、金融機関出身者や税理士といったプロフェッショナルな人員によりGTACは構成されております。
このたび、GTACの事業の一環として、日本企業のアジア進出、とりわけ内戦終結後急成長している南アジアへの鍵『スリランカ』、およびスリランカを起点とした『インド』等の南アジア諸国への進出支援を開始し、現地の拠点となるスリランカ法人を設立いたしましたのでお知らせいたします。
スリランカは、かつて「セイロン」として知られたインドの南東にある島国で、2009年の内戦終結後、目覚しい経済成長を果たしている、「日本人はあまり知らない、世界的には注目されている国」です。同国は、日本からは直行便で約9時間、北海道の約0.8倍の国土面積に人口が約2千万人の仏教国であり親日国でもある、大統領制を採用する民主主義国家です。1983年に本格化した内戦は2009年に終結、治安上の問題が解決したことにより、わずか2年で観光客数は倍増、経済成長率も、2010年8.0%、2011年8.3%と急成長を遂げております。スリランカは、『インドにとっての香港』や『南アジアへのゲート・ウェイ』になる国と評されております。その背景は、1)地政学的優位性として、アフリカや中東、アジアの中間点に位置する戦略的な立地として物流・商流の重要な拠点であること、更にはインドとの間での自由貿易協定により、日本企業にとって進出には種々の困難が伴うインド市場に対して、スリランカに本社機能を置き、インド市場をターゲットにするような進出形態がとり得る点、2)1985年に創設されたコロンボ証券取引所をはじめとする自由な投資・金融環境、すなわち外資規制が緩く、資金のやり取りも自由な金融市場が存在し、現地での資金調達も可能な環境がある点です。
チャイナリスクが顕在化するなか、日本においても、改めて南アジアへの関心が高まっているかと思います。日本企業が殺到する東南アジアを飛び越え、インド・バングラディシュ・パキスタン等の巨大市場進出の橋頭堡、観光業他内需型ビジネス、地政学的優位性を生かした貿易、金融等々、ビジネスチャンス豊富なスリランカへの関心は高まるものと予想されます。一方で、現状のスリランカは、日本からの進出企業は少数にとどまっており、今進出することにより、日本企業の中ではファーストムーバ―として先行者メリットが得られやすい環境にあります。
このようなスリランカの環境を当社は高く評価し、この度、スリランカに現地法人を設立し、日本からの進出希望企業の同国現地のマーケティングから、視察サポート、提携先・合弁先の発掘、交渉のアレンジ、法人設立から運営までをサポートし、更にはインドをはじめとする南アジアへの進出までを支援する事業を開始することといたしました。本事業は、スリランカにおいて唯一の日系資本の証券会社としてライセンスを取得し事業を行っている、New World Securities(PVT) Ltd.との戦略的パートナーシップに基づき、同社会長の五十嵐氏、CEOのViraj氏の役員就任をはじめとする提携関係の下、事業を拡大していく方針です。
新設子会社の概要は、下記のとおりです。
記
子会社の概要
商号 GENTOSHA LANKA & INDIA (PRIVATE) LIMITED
設立 2012年7月13日
所在地 2nd Floor, BTL Building, 45/2. Braybrook Street,Colombo 02, Sri Lanka
代表者 久保田 貴幸
事業の内容
日本企業のスリランカ及びスリランカを起点としたインド等の南アジア諸国への進出支援、
日本企業とローカル企業の事業提携やM&Aのアドバイザリー、事業投資等
役員
Managing Director 久保田 貴幸(GTAC代表取締役社長、株式会社幻冬舎取締役兼常務執行役員)
Director 見城 徹(株式会社幻冬舎代表取締役社長、GTAC取締役)
Director 五十嵐 尚(New World Securities (PVT) Ltd. Chairman)
Director Viraj Malawana(New World Securities (PVT) Ltd. CEO)
Director 佐々木 秀吉(GTAC取締役)
Director 山下 征孝(GTAC取締役)
Director 高城 憲一(GTAC取締役)
以 上
<本件に関するお問合せ>
株式会社幻冬舎 経営企画局 山下 征孝(電話:03-5411-6250)
株式会社幻冬舎総合財産コンサルティング 高城 憲一(電話:03-5411-6181)
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
躍進するインドの「本当の姿」がまるわかり!『決定版 インドのことがマンガで3時間でわかる本』4月12日発売
PR TIMES / 2024年4月12日 8時45分
-
ゴーゴーカレー、海外進出を加速 インドネシアに11店舗目
PR TIMES / 2024年4月5日 14時45分
-
日本とインドの連携強化 Indobox株式会社とMOSAIQUE Pvt.LtdがMOU締結
PR TIMES / 2024年3月30日 17時40分
-
原田マハさん最新刊『板上に咲く』刊行記念イベント、4月6日にオンライン開催
PR TIMES / 2024年3月30日 12時15分
-
韓国のM&A仲介会社Korea M&A Exchangeに出資
PR TIMES / 2024年3月28日 18時15分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
3なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
4米、為替介入に慎重姿勢 財務長官「行うのはまれ」
共同通信 / 2024年4月26日 0時19分
-
5サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください