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アジアとの新しいパートナーシップ:リバース開発援助

PR TIMES / 2021年4月1日 13時15分

―フィリピン人ITエンジニアが日本の課題解決へ!―

2021年4月1日、フィリピン外務省は、日本政府に対してフィリピン人ITエンジニアの協力隊員3名を派遣した。被援助国フィリピンが援助国日本を支援する新しい枠組み“リバース開発援助”の第1号案件だ。
当社は「April Dream4月1日は、夢の日」に参加しています。このプレスリリースは「株式会社reaple」のApril Dream です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/55675/3/resize/d55675-3-127334-0.png ]

具体的には、「デジタル省WEB開発エンジニア」、「介護施設AI開発エンジニア」及び「英語×プログラミングを教える小学校教員」の3分野。コロナで入国は制限されているが、上記3名はワクチンを接種し、すでに2週間の自主隔離を行っており、安全対策にも万全を期した対策を行っている。派遣期間は3年間、派遣にかかる経費は全てフィリピン側が負担する。フィリピン外務省のヒメーネス次官は、「これまで60 年以上日本から援助を受けてきたが、真のパートナーシップのために、フィリピンとしても日本の課題解決に資するIT/DX分野での協力を申し入れた。多様でかつコミュニケーション能力の高いフィリピンエンジニアが活躍する先駆けとしたい」と述べた。現在、日本で働くフィリピン人ITエンジニアは、1237人(令和2年10月末、厚生労働省調べ)と外国人ITエンジニア全体の2%と非常に少ない。フィリピン政府としても、こうした公的な枠組みを通じて、インドに続く世界第2位のIT-BPMセクターをアピールし、フィリピン人ITエンジニアの優秀さを広める意味合いもあるようだ。

3人のプロフィールと業務内容は以下の通り。

デジタル省へ派遣されるオルテガさん(28歳)、フィリピン大学ロスバニョス校出身、Web開発で5年の開発経験がある。2018 年Philippine Web AwardsをE-Government Community System で受賞, DevSecOpsの経験のあるエンジニアだ。特に注目されたことは、コロナ禍において孤立が進んだOFW(フィリピン出稼ぎ労働者)に対して出稼ぎ先における様々なコロナ関連情報を提供し、バーチャルなフィリピン人コミュニティを作ったNew Normal Appを開発した。このアプリはOFWの約7割の154万人がダウンロードする欠かせないネットワークとなった。今回、この経験が買われ、日本のデジタル庁において初めて外国人として雇用され、日本の技術者へ新しい風を吹き込む。

介護施設でAI開発を担うジェームスさん(27歳)は、アテネオ・デ・ダバオ大学、AI開発の専門家。ダバオにおいて、数々の病院管理システムにデータベースのAIを導入した経験のあるジェームスさんが挑むのは、被介護者のベットセンサーデータとカルテ電子化による体調変調の予測AIの開発だ。介護×テクノロジーで現場の省力化・効率化を推進する「介護テック」の実現を目指す。今回は、秋田の介護事業者からの特別な要望を受けての派遣となった。介護人材不足に対して、単に外国からの技能実習生を増やすのではなく、外国人専門人材がAI開発で貢献できるか、その活躍が期待される。秋田は菅総理の地元、ダバオはドゥテルテ大統領の地元、日比双方のトップの地元を結ぶ取り組みだ。

小学校で英語×プログラミングに取り組むエンジェルさん(29歳)は、フィリピン大学ディリマン校出身、フィリピン大学で教育学修士、教員免除を持ちながら、フィリピン大学IT研修センター(UP-ITTC)において、プログラミングを学習した。その後、マニラの秀才が集まるフィリピン科学高校(PSHS)で教鞭をとり、2019 年ベストティーチャーに選ばれた。英語学習とプログラミング言語を合同で学ぶ言語学習の専門家として今回白羽の矢がたった。文部科学省が進める「GIGAスクール構想」にいち早く着手し、STEM教育に関心が高い熊本市教育委員会へ派遣され、市内の小学校への指導を行う予定。
[画像2: https://prtimes.jp/i/55675/3/resize/d55675-3-581073-1.jpg ]

3人を代表し、オルテガさんが抱負を以下の通り述べた。
「子供のころから日本のアニメが大好きで、主人公の生き方に憧れていました。大好きな日本で初めての協力隊員として働くことを大変誇らしく思います。日本の課題は、将来の私たちの国の課題でもあり、私たちが得意とするデジタルでの解決策を提案して、日本とフィリピンのために役立ちたい」

3人は既に半年間の日本語研修を終了し、日常会話レベルをマスターしているが、さらなる日本語の習得にも意欲的に取り組む。コロナ禍で人の移動が止まる中、日本の社会に新しい提案ができるか、その活躍が期待される。

こうした取り組みは、株式会社reapleの日本政府およびフィリピン政府双方への働きかけによって実現した。

株式会社reaple( https://reaple-inc.com/)は「アジアの人材ともに新たな挑戦!」を目指し、海外援助の現場経験者とビジネス最前線のIT企業経験者で2019年創業。ODAで築いた信頼のネットワークをベースに、海外人材紹介(海外IT人材紹介、・海外オフショアチーム、・外国人留学生)と日本企業の海外事業展開を推進しています。

「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PRTIMESによるプロジェクトです。

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