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「未来のレシピを考える」コンテスト受賞発表

PR TIMES / 2023年10月31日 14時15分

~サステナビリティで地域活性化をテーマに見せた高レベルなレシピが多数~

一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅、以下:SRAジャパン)は、今年9月より開催していました、SDGsの目標年である2030年に向けた未来のレシピを考えるコンテスト「Creative Chefs Box 2030」において、受賞者を決定しました。今回のテーマ「環境・社会・経済に対しての問いを起点に、食のサステナビリティで地域を活性化するにはどうすればよいか」の解決策として、未来のレシピに30歳以下の調理師養成施設の学生を含む次世代シェフが挑戦し、受賞者とファイナリストの問題提起と高レベルのレシピ案を、10月31日(火)に公式サイトで一般公開しました。
【公式サイト】https://foodmadegood.jp/creative-chefs-box-2030-vol-3-winners/



[画像1: https://prtimes.jp/i/127571/3/resize/d127571-3-bd5e12fc153e76495c46-0.jpg ]

・審査について
テーマ適合性から、サステナビリティ「変える力」、クリエイティビティ「伝える力」、見た目「魅了する力」においての基本評価に加え、SRA英国本部が推進するFOOD MADE GOODスタンダードの「調達」「社会」「環境」をカバーする「食料の無駄をなくす」などの加点によって審査されました。SRAジャパンにおいての審査後、最終審査ではファイナリスト11名のレシピ案の中から厳正な審査の結果、最優秀賞が1案、審査員特別賞としてunis(ユニ)エグゼクティブシェフの薬師神陸氏などによる各1案の入賞が決定しました。また、協賛特別賞として、ちとせグループ千年祭と株式会社ごみの学校から各1案が入賞決定しました。発表は、愛媛県北宇和郡の四万十川源流域にある「森の国 目⿊テーブル」を会場に、オンライン特設サイトにて開催しました。

受賞レシピ


【最優秀賞 「プッチィーニカボチャのウニリゾット ~スープ仕立て~」吉川琴晴さん(ザ・キャピトルホテル東急)】
[画像2: https://prtimes.jp/i/127571/3/resize/d127571-3-7ecf21a15ac5d1a5ddb9-2.jpg ]

審査員特別賞・協賛特別賞
【薬師神シェフ賞 「京都府産のお野菜を使った古代米のお茶漬け」⽩井翔太郎さん(ひらまつ レストランひらまつ高台寺)】
[画像3: https://prtimes.jp/i/127571/3/resize/d127571-3-e31f2c3595151ee0c1f8-2.jpg ]

【加藤シェフ賞 と ごみの学校賞 「そば粉100%のフルーツガレット」遠藤泰希さん(ザ・キャピトルホテル東急)】
[画像4: https://prtimes.jp/i/127571/3/resize/d127571-3-5b2754ebcf7acc37ac71-2.jpg ]

【冨成シェフ賞 「宮崎県産食材のタルタル」鄭大⽻さん(フリーランス料理人)】
[画像5: https://prtimes.jp/i/127571/3/resize/d127571-3-029f4d4c05ed5efb5246-2.jpg ]

【MATSURI賞 「東京野菜を使った飛⿓頭スピルリナあん」北澤孝騎さん(ザ・キャピトルホテル東急)】
[画像6: https://prtimes.jp/i/127571/3/resize/d127571-3-4dd56e47639e5ae28d0a-2.jpg ]

審査員のコメント


薬師神陸氏(unis エグゼクティブシェフ)
「⾮常に美しく、かつ京都産にこだわり「その土地らしさ」もお料理に出ていて、海外の方、日本の方それぞれが楽しめるお料理だと思います。以前、大原の里の駅に伺いましたが、季節によって多種多様な野菜や山菜がエネルギーに溢れています。季節が変わっても、仕立てをそのままに変化できるのも大きなポイントとなりました。様々な視点から「身体がよろこぶ料理」だと思い選びました。
全体的に低カーボン・地産地消のレシピが多い中、サスティナブルのものを美しく召し上がっていただく、というおいしさと美しさ、料理をただ考えるだけではなく、提供した後のお客様が「喜ぶか」が持続可能なレシピのように感じました。」

加藤峰子氏(FARO シェフパティシエ)
「まず、日本人の消費傾向について問いを見出すストーリー性の面⽩さを評価し、ビーガンという少し難しい料理法にチャレンジされたことが素敵だと思います。植物性の料理の難しさは、どのようにして香りとコクを出して味わいを作るかなのですが、ピーナッツや完熟を過ぎたフルーツで味わいを出されたと思います。是⾮、食べてみたかったです。自然農法のフルーツなどの廃棄品を使うなどの心意気は料理人としてとても素晴らしいです。
今回のコンテストは、⾮常にレベルも高く、かなり綿密に研究されたものが沢山あるので、すべてのレシピは大きな評価に値すると思いました。若い料理人が、これだけ真摯に環境負荷をかけずに料理を作ることに関わっていることを知り、正直感動しました。是⾮活躍して、料理業界でリーダーシップをとって発信していって欲しいです。」

冨成寿明氏(日本料理富成 オーナーシェフ)
「今回のメインテーマ「地域の活性化」にしっかりフォーカスがあたっていることがよかったです。そして、実際に食べてみたいと思うレシピに落とし込めているところが素晴らしいと思いました。
全体的には、メインテーマ「地域の活性化」の言葉がほとんどの参加者の提案に入っていなかったので、参加者に伝わっていなかったのか、それとも難しすぎたのか、地域活性化に取り組む私にとっては少し残念でした。それ以外では、よく考えられたレシピや、問題提起など、全体レベルが毎年上がっているように感じました。」

どのレシピ案も日頃感じることをベースに試行錯誤され、温かい気持ちと若い視点に溢れていました。受賞したレシピを含めてファイナリストの全11レシピ案の詳細は、コンテストの公式サイト上でご覧いただけます。
https://foodmadegood.jp/creative-chefs-box-2030-vol-3-winners/

Creative Chefs Box 2030とは


「Creative Chefs Box 2030」は、SDGsがターゲットとする2030年に向けた未来のレシピを考えるコンテスト通して、持続可能な社会に貢献するため、混沌とする世界情勢の中、2030年の食の未来はどうあるべきか、次世代の料理人がクリエイティブな視点で考え、解決策としての「未来のレシピ」を提案いただく啓発活動です。サステナビリティに関心のあるシェフを増やし、実践にもつなげること、消費者のサステナブルな意識を深め、飲食店・レストランと消費者をつなげることを目的としています。

・一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会について
食のアカデミー賞と称される「世界のベストレストラン50」でサステナブル・レストラン賞の評価も行う英国本部と連携し、格付けやキャンペーンを実施。サプライヤーやレストラン、消費者コミュニティの構築を通して、フードシステムの課題解決に取り組み、食の持続可能性を推進しています。

所在地 :〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目4−16 アイトリアノン301
代表者 :下田屋 毅
事業内容:1)フードサービスのサステナビリティにおける定義や理解が得られるようにセミナーの機会や情報提供
2)英国を中心としてフードサービス業界で受け入れられ認識されている「レーティング」
3)年次でのFood Made Goodサステナビリティ・アワードでの表彰
4)オンライン・コミュニティ・プラットフォームによるサポート
公式サイト:https://foodmadegood.jp/

一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会
担当:小野寺   
Mail:info@foodmadegood.jp

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