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SDGsビジネスアワード受賞企業である会宝産業が日本の中小企業として初めて国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」への加盟を承認されました

PR TIMES / 2017年12月8日 10時1分

世界の静脈産業拡大に向けて、国連の持つ情報・人的ネットワークを活用

SDGsビジネスアワード受賞企業である会宝産業が日本の中小企業として初めて国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」への加盟を承認されました。会宝産業が承認を受けたBCtAとは、国連が提唱する世界の貧困削減や環境保全、雇用創出といった「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を促進することを目的に、企業・政府・開発援助機関が参加するグローバルな取り組みです。厳密な審査プロセスを通じて承認を受けた企業のみが参加できる会員ネットワークとなります。この加盟により、会宝産業は、世界の静脈産業拡大に向けて、国連の持つ情報・人的ネットワークを活用することが出来るようになります。
BoP Global Network Japanは、先進的な日本企業による事業を通じたSDGsへの貢献が世界で知られていないことに問題意識を持ち、金沢工業大学とともに、SDGsビジネスアワードを設立、アワード受賞企業の取り組みを海外に広く伝えるための側方支援を行ってきました。今回の会宝産業のBCtA加盟は、その成果の一つに位置づけられます。

BCtAが始まった2008年以降、10年間で日本企業でBCtAへ加盟できた企業は、パナソニック、住友化学、損保ジャパン、資生堂、旭化成、味の素、良品計画、ユニチャーム、伊藤忠、サラヤの10社のみとなります。会宝産業は11社目になりますが、日本の中小企業として、また静脈産業として、初の承認となりました。

会宝産業は金沢に本社を有する自動車リサイクルの先進企業です。
https://kaihosangyo.jp/top.html
現在世界85か国での事業展開を行っている金沢を代表するグローバル企業の一つであり、SDGsビジネスアワードをはじめ、外部の様々な表彰を受けるとともに、リオ+20等の国際会議等においても日本を代表する企業として紹介されております。今回の承認の理由は、会宝産業の自動車リサイクルの海外展開事業が、商業的な成功と持続可能な開発を両立する取り組みとして高く評価されたものです。

会宝産業の取り組みが世界的に高い評価を得ている背景においては、海外において静脈産業に関するニーズが急速に高まっているという状況があります。世界では、急激な人口拡大と経済発展に伴い、自動車保有台数が急増し、既に約13億台に達しています。一方で、使われなくなった自動車(使用済み自動車:End-of-Life Vehicles, ELVs)に必要なインフラ・技術・規制については、ほとんどの国が未整備かつノウハウを持っていません。ELVsの処理は適切な設備と技術がなければ、大変危険で汚い作業を伴います。廃油・鉛による土壌汚染、廃プラスチック・ガラス・タイヤの投棄・野焼きによる環境汚染は大きな社会課題となっており、近隣住民の健康を脅かしています。

会宝産業は、現地の政府・民間企業と協働し自動車リサイクル政策の立案サポートを行い、自動車リサイクル工場設備、生産工程、リサイクル技術・経営ノウハウの3点の技術を総合した自動車リサイクルシステムの提供を行なっています。環境配慮型の自動車リサイクルのバリューチェーンを構築することで、現地の雇用創出にも貢献していきます。BCtAへ加盟することにより、国連の持つ情報・人的ネットワークの活用を通じて、会宝産業の取り組みが様々な国へと横展開されていくことが期待されます。

BoP Global Network Japanでは、今後引き続き、アワード受賞企業の取り組みを海外に広く伝えるための側方支援を行っていきます。

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