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センシティブなテーマに切り込み東京で好評を博した、産むにまつわる価値観・選択肢を問い直す展覧会『産まみ(む)めも』の大阪巡回展が開催決定!

PR TIMES / 2024年3月28日 12時15分

東京開催時の展示はそのままに、今回は「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間のウィークイベントの一環として開催!2024年5月17日(金)-26日(日)大阪・應典院にて



2023年3月18日~23日に東京・渋谷OZ Studioにて開催し、センシティブなテーマに切り込みながらも好評を博した「産む」の物語を問いなおす展覧会『産まみ(む)めも』。2024年5月17日(金)-26日(日)大阪・應典院で開催予定の『むぬフェス』-「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間-のコンテンツとして巡回展を開催します。 『産まみ(む)めも』で問いかけた、産まない・産みたい・産む・産めない・産もうか…といった複雑な「産む」への向きあい方。またそれに加え、一般社団法人Deep Care Labと協働し、「死ぬ」にまで視点を広げ、人生のはじまりからおわりまでをめぐる対話セッションやワークショップなど、大幅なアップデートをふまえ実施します。
「産む」と「死ぬ」に向き合うことで、参加者一人ひとりの生き方を問い、これからの社会を想像するきっかけになることを願います。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-0fa05d878202732c26b53e5c0b253ded-1910x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『むぬフェス』-「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間-
「産まみ(む)めも」とは
公共とデザインは、個々人の表現と対話をつうじた社会課題への実験を共創する環境づくりを実施しています。その一環として2022年4月から、プロジェクト「産まみ(む)めも」をスタート。リサーチ・ワークショップ・制作の3つのプロセスに沿って、不妊治療や特別養子縁組など「産む」に対して向き合ってきたさまざまな当事者、これから「産む」に向き合い選択を控える方々、および5組の作家とともに、リサーチ&ワークショップを実施しました。2023年3月18日~23日、渋谷OZ Studioにて、参加作家の作品およびリサーチプロセスを展示し、産むにまつわる価値観・選択肢を問い直す展示『産まみ(む)めも』を開催しました。
展示『産まみ(む)めも』には、会期6日間で約500名が来場。「産む」や「育てる」にもやもやしている大学生から子連れの家族、医師、官公庁の職員、社会的な活動に携わっている方まで、様々なプレイヤーや当事者が訪れ、「産む」にまつわる複数の可能性に想いを馳せ、ことばを交わし、一人ひとりが「産む」の物語を紡ぎなおすきっかけになりました。
会場の様子
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-63ed81e7c410e90aaa9615e48f7657e7-890x344.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年に東京で行われた『産まみ(む)めも』展の様子 photo by Omura Takahiro
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-091a10c6fb4373a5d46e68860c2c9067-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年に東京で行われた『産まみ(む)めも』展の様子
前回展示の来場者の声
- 「子供を産むこと・育てることに対するいろんな視座が交差する豊かな問いの空間だった
- 「出産と子育て、自分ごととして深く考えてみるいい機会になった」
- 「産みたいとか産めるとか、産まないとか産みたくないとか。 こんなに深く自分の中が醸成されるような、何かが培養されるよう感覚になるとは思わなかった」
- 「子どもが産まれてとても幸せだと感じていたけれど、「子どもを産む=幸せ、産まない=不幸せ」ではないことをこの展示を見て改めて痛感させられました」
- 「家族やパートナー近しい人とこそ、こういったことを考えて対話できるといいなと思いました」

「産まみ(む)めも」の影響
- プロジェクト「産まみ(む)めも」に当事者として協力いただいた若林理央さんがワークショップ参加の学びもふまえて『母にはなれないかもしれない』を出版
- プロジェクト「産まみ(む)めも」の参加者がワークショップでの学びをきっかけに卒業論文テーマを決定。論文「なぜ人は子どもを望むのか?」を執筆。
- プロジェクト「産まみ(む)めも」のプロセスを政策形成に活用する研究会が発足

プロジェクト「産まみ(む)めも」概要
URL:https://publicanddesign.studio/umamimumemo
主催: 一般社団法人 公共とデザイン
参加アーティスト: 美術家・井上 裕加里 / 美術作家:碓井ゆい / 建築コレクティブ:GROUP / デザイナーアーティストデュオ:TAK STUDIO / プロダクトデザインスタジオ:ふしぎデザイン
協力(あいうえお順、敬称略): 川井清考 (亀田IVFクリニック幕張)・石川恵 (亀田IVFクリニック幕張) / 志賀志穂(あゆみの会)/ 株式会社ninpath / NPO法人Fine(ファイン) / NPO法人フォレシア / 藤田順子 / まにゃ / 株式会社ライフサカス / 若林理央

『産まみ(む)めも』大阪巡回展 開催概要
※『産まみ(む)めも』大阪巡回展は『むぬフェス』-「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間- のコンテンツの一部として開催いたします。

『むぬフェス』-「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間-
■日時:
2024年5月17日(金)~26日(日)
平日:12:00-20:00
休日:10:00-17:30 (最終日のみ10:00-15:00)
■場所:
應典院 (大阪府大阪市天王寺区下寺町1丁目1−27) google map
■体制:
主催:應典院
共催/企画運営:一般社団法人 Deep Care Lab
展示協力:一般社団法人公共とデザイン
協力:大蓮寺、パドマ幼稚園、創教出版
■料金:
無料 (トークセッション、ワークショップは有料)
■申し込みリンク(トークセッション・ワークショップのみ):
https://munufes.peatix.com/  
※『産まみ(む)めも』展示鑑賞のみの場合はチケット不要です。
■ホームページ:
https://munufes.outenin.com/
■SNS:
X :https://twitter.com/asobi_outenin
FB :https://www.facebook.com/asobi.outenin/
Instagram :https://www.instagram.com/asobi.outenin/
note :https://note.com/asobi_outenin
構成
▼EXHIBITION|『産まみ(む)めも展』
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-73af2e2747cacb63be22a3e4bb322984-3375x1485.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
photo by Omura Takahiro
産まない・産めない・産む・産みたい・産もうか...「産む」の物語を問い直す展示『産まみ(む)めも』。公共とデザインは「多様なわたしたちによる公共」へ向け、一人ひとりの表現と対話を通じた共創を促す環境づくりをしています。その一環として不妊治療者、特別養子縁組の養親、同性カップルをはじめ多様な「産む」の当事者および5組の作家とともに、リサーチとワークショップを行いました。そのリサーチプロセスおよび作品をご覧ください。 (会期中無休・入場無料)
参加作家:井上 裕加里(美術家)/ 碓井 ゆい(美術作家) / GROUP 大村 高広・齋藤 直紀(建築家)/ TAK STUDIO 土田 恭平・TSUBASA KOSHIDE(デザイナー)/ ふしぎデザイン 秋山 慶太(プロダクトデザイナー)
展示特設サイトへ


▼トークセッション・ワークショップ(一部)
いろんな「産む」の立場の即興演劇ワークショップ・産maginatinon
不妊治療に直面したり、特別養子縁組を検討するカップルや、医師とのやりとりを、簡単な脚本に沿って演じてみます。演劇ツールキット”産maginationを用いるので、演劇初心者でも心配無用です。かんたんに演じてみて、感じたもやもやを対話することに重きをおいたワークショップです。
参加費:無料(要事前申込み)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-1b2fb21366b8d809f05f4856c07f3246-1200x799.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
産magination
生きづらさのもやもや対話:親としてのわたし、子としてのわたし
「生まれてこない方がよかった」という声や「親ガチャ」という言葉は、子どもとして、産み落とされたわたしの生きづらさの現れかもしれません。一方、そんな子を育てる「親」もまた、多くの苦悩を抱えています。生きづらさを軸に、親目線・子目線・私目線を行き来しながら、参加者全員でもやもやを分かちあう対話の時間です。
ゲスト:貴戸理恵 (関西学院大学准教授)
参加費:1dayチケットをお申し込みください

漫画や小説から、死と生について考えるワークショップ
自分の死生観に影響を及ぼした小説や漫画などの作品を互いに紹介し合い、それについて参加者同士で語り合うことで、死生観という重たい話題について気楽に向き合う場です。情けなくて泥臭い話、青臭くて恥ずかしい話、不謹慎すぎて共感されなさそうな話、悲しすぎて笑ってしまう話、素朴すぎてくだらない話、ばかばかしく愛らしい話をしましょう。シリアスになることだけが、死や生との向き合い方ではありません。
ゲスト:谷川嘉浩(哲学者)
参加費:700円(要事前申込み)

子育てから看取りまで、ともにある地域とコモンズ
子育て・介護・看取りは、昔コミュニティの中にありました。都市では、それが個人化したゆえに、負担を抱えるひとも多いはず。今、どうしたら都市や地域において、生や死を分かちあう共有地としてのコモンズを育めるのでしょう。地域医療の従事者や、メメント・モリを掲げた活動の実践者とともに深めます。
ゲスト:
・占部まり (内科医/ 日本メメント・モリ協会代表理事)
・孫大輔 (鳥取大学医学部地域医療学講座 准教授)
参加費:1dayチケットをお申し込みください

他にも「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる様々なトークセッションとワークショップを企画しています。詳細はホームページでご確認ください。

タイムテーブル
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-f0e2a7482679dc6a7a9072c6edca5104-3900x2163.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『むぬフェス』 トーク・ワークショップ タイムテーブル
ゲスト一覧
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100839/4/100839-4-f93710250a70f17447b4f73f38d6498b-1841x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『むぬフェス』トーク・ワークショップゲスト一覧
開催に寄せて
うまれ、しんで、どこへいく?

誰もがどう生きるのかに迷っています。 2040年に向けて多死社会が進展し、気候変動や災害をはじめ不安がとりまく現代。 生のはじまりである「産む」ことから、おわりである「死ぬ」ことまで、 「生きる」に想いをめぐらせてみては、どうだろう。
「産む」も「死ぬ」もとても個人な営みです。どう産まれ、育ち、だれと過ごし、死んでいくか。そのなかで、産めない苦しみ、子育ての重圧、大切なひとを亡くした痛み、死へのおそれに直面する。

同時に「産む」も「死ぬ」もひとりで完結しえません。かつてはコミュニティでこどもを育て、死者を看取りました。いまや、分かちあう機会もなく、日々から遠ざけられています。
──だからこそ、わたしなりに「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる場が必要です。
『むぬフェス』は、展示・トークセッション・ワークショップを通じて、「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間のイベント。「産む」にまつわる5組のアーティストの作品および当事者との協働デザインプロセスの展示に加え、葬儀体験、生きづらさ、祖先、生老病死など「死ぬ」ことへの想像力をひろげる対話やトーク、ワークショップをひらきます。
血縁に縛られない家族のかたちが広がりはじめ、新たな弔いの仕方や、SNSデータから死者を再現できるAI時代に、一人ひとりの生き方を問い、これからの社会を想像するきっかけになることを願います。
背景と体制
本イベントは、應典院リニューアルコンセプト「あそびの精舎」構想の具体化企画第一弾となります。一人ひとりに死生観を問いかけ、いのちのはじまりと終わりに向き合うことで、生き方を見つめ直し、立場も世代も混ざりながら暮らしを支えあう「ライフコモンズ」の再生をめざします。
あそびの精舎構想とは
「あそびの精舎」は應典院のリニューアルを機に一般社団法人Deep Care Labと協働で立ち上げた應典院のリニューアルコンセプトです。子どもからお年寄り、また祖先や未来の世代が集い、ともに「あそぶ」ことで、いのち(Life)のつながりに気づき、今の生き方(Life)を見つめ、生まれ死ぬまでの、暮らし(Life)をともに支えていく。この3つのLifeを踏まえた「ライフコモンズ」の拠点へと應典院が変容していくことを目指しています。仏教思想や文化を背景として、日常の居場所から、ケアと教育、子どもと家族、老いや死生観といったテーマでのマルチセクター協働につながるリビングラボへの展開までを構想しています。
「あそびの精舎」詳細はこちら https://asobi.outenin.com/
主催:應典院
浄土宗應典院は、大蓮寺三世誓誉在慶の隠棲所として1614年に創建された大蓮寺の塔頭寺院です。1997年に再建される際、かつてお寺が持っていた地域の教育文化の振興に関する活動に特化した寺院として計画され、〈学び、癒し、楽しみ〉をコンセプトとした地域ネットワーク型寺院として生まれ変わりました。コロナ禍で一旦活動を縮小していましたが、2024年4月より、「あそびの精舎」構想を掲げ、内装も一新し再始動します。
應典院ホームページ https://www.outenin.com/
運営企画:一般社団法人Deep Care Lab
祖先、未来世代、生き物や神仏といったいのちの網の目への想像力と、ほつれを修復する創造的なケアにまつわる探求と実践を重ねるリサーチ・スタジオです。人類学、未来学、仏教、デザインをはじめとする横断的視点を活かし、自治体や企業、アーティストや研究者との協働を通じて、想像力とケアの営みが育まれる新たなインフラを形成します。
ホームページ:https://deepcarelab.org/
一般社団法人公共とデザインについて
共同代表:石塚理華・川地真史・富樫重太
公共とデザインは「多様なわたしたちによる公共」を目指し、企業・自治体・共同体と実験を共創するソーシャルイノベーション・スタジオです。
住民との協働や生活者起点のリサーチ、実験やワークショップ等に基づく事業創出など、社会課題の当事者との協働からのプロジェクト創出に取り組んでいます。わたしたちは、ソーシャル・イノベーションのためのデザインを通じて、社会課題の当事者が望ましさを描くことに軸足を起きながら、多様な他者としての行政や専門家が既存の社会構造・ルール・慣習などを見つめ直し、各人が価値観を上塗りしながら新しい活動が生み出されることを支援しています。
ホームページ:https://publicanddesign.studio/
問い合わせ先
『産まみ(む)めも』の展示内容等に関する問い合わせ:
公共とデザイン info@publicanddesign.org(担当:石塚)

『むぬフェス』その他に関するお問い合わせ:
「あそびの精舎」運営事務局 info@deepcarelab.org(担当川地・田島)

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