令和6年度「キリン・福祉のちから開拓事業」公募助成に採択されました
PR TIMES / 2024年4月19日 18時40分
「救命処置実施者の心理的ストレスに対する啓発資料の制作」について助成をいただき、事業をすすめていくことになりました。
NPO法人ちば救命AED普及研究会(千葉PUSH)は、令和6年度「キリン・福祉のちから開拓事業」公募助成に「救命処置実施者の心理的ストレスに対する啓発資料の制作」をテーマに応募し、採択されました。
心臓突然死は本邦において年間8万件以上発生しています。一般市民による目撃のある心停止は、令和3年度で年間26500件で、そのうち15225件(57.5%)で一般市民により救命処置が実施されています。他者の生死に大きく関わることとなる心停止に対する救命処置は、災害時などと同様に救助者に強いストレスがかかるものであり、救助に関わった人のうち72%が精神的不調を訴えたという報告があります。すなわち年間1万人以上が救助者として精神的ストレスを感じていると試算されます。しかし、救命講習会において救助者ストレスに対するカリキュラムはまだ不十分で、また消防などが救助者の相談窓口をたててはいるものの、多くは感染症などの身体疾患に対してであり、心理的なサポート体制について体系的に整備はされているところは多くはありません。弊団体では他者を救命するという勇気をもった行動を起こした人が、その結果精神的にストレスを感じることがあってはならないと考え、救命処置実施者に起こりうる心理的ストレスとその対処についての啓発資料を作成し、広く公開することで、救命処置に安心して参加できる体制を構築し救命される命が増えることを目的に本事業を実施することになりました。
本事業を実施するにあたり、公益財団法人キリン福祉財団が実施する令和6年度「キリン・福祉のちから開拓事業」から助成をいただくことが決まりました。
本事業を通し、救命講習の中で心理的ストレスとその対処についてが当たり前に触れることができる社会を目指します。また、救助者が心理的ストレスを自覚した際に、すぐに本事業で制作するリーフレットや動画にアクセスでき、ストレスの軽減できる体制を目指します。
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