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【日本初】ペット専用移動診療車「ワンにゃん号」寄贈式典並びに見学会実施(岩手大学との共同リリース)

PR TIMES / 2012年3月22日 16時15分



~被災地のペットと飼い主を最新の診断・医療機器で支援します~

ペディグリー(R)、カルカン(R)などのペットフードを輸入・販売するマース ジャパン リミテッド(本社:東京都目黒区、社長:森澤 篤、以下「マース ジャパン」)が、グループ会社であるニュートロ ジャパン合同会社(本社:兵庫県神戸市、社長:保坂 信仁、以下「ニュートロ ジャパン」)と共に、国立大学法人岩手大学(所在地:岩手県盛岡市、学長:藤田 克己、以下「岩手大学」)にペット専用移動診療車「ワンにゃん号」を寄贈し、本日岩手大学にて寄贈式典と「ワンにゃん号」見学会を行いました。

◆経緯
東日本大震災発生後、「怪我をしたペットがいてもどこへ連れて行ってよいのかわからない」「近所の動物病院が被災してしまい、持病のあるペットを診てもらえるところがない」などの問題が数多く発生しました。また、被災地には、いまだ飼い主の元に戻れない、里親が見つからないなどの理由で保護されている被災したペットや、住宅事情の変化から獣医療を十分に受けられない現状が存在します。

マース ジャパンとニュートロ ジャパンはこのような問題に対応するとともに、未来の災害への備えとなる最新の診断・医療機器を搭載したペット専用移動診療車を、これまで被災地を巡回診療するなどの支援を行ってきた岩手大学に寄贈することにいたしました。

◆寄贈式典&見学会
式典には、岩手大学藤井学長、岩渕副学長、高畑副学長、小川副学長、馬場事務局長、菅原副学長、西崎副学長、長澤農学部長、マース ジャパン リミテッド森澤社長、ニュートロ ジャパン合同会社保坂社長他関係者、多数の方が出席しました。

式典で、マース ジャパン森澤社長から「震災から1年が経ちましたが、現在も困難な状況にあるペットと飼い主の皆様がいることを踏まえ、「ワンにゃん号」が、被災地に暮らすペット、そしてその飼い主の皆様の支援の一端を担い、一匹でも幸せなペットが増えることを願っています」とメッセージが贈られ、ニュートロ ジャパン保坂社長と共に、岩手大学藤井学長に「ワンにゃん号」のレプリカキーが手渡されました。また、岩手大学からは同社に感謝状が贈られました。

寄贈式典後、「ワンにゃん号」の見学会が行われました。「ワンにゃん号」にはレントゲン、超音波診断装置、血液検査機器、吸入麻酔機などの最新の診断・医療機器が装備されており、日本初の災害時にも対応できるペット専用の移動診療車に報道関係者を始めとした見学者が乗り込みました。車内ではモデル犬によるエコー実演が行われ、充実した設備にこれからの活躍に期待をよせる声が多く上がりました。

今後、岩手県獣医師会の協力のもと、被災地での移動診療やイベントなどで活躍する予定です。

【プレスリリース原文PDF】http://prtimes.jp/data/corp/3945/35d6c6d735868beda8808ff19ca8c9bf.pdf

<ご参考>

○岩手大学
岩手大学(昭和24年5月31日発足)は、学部として人文社会科学部、教育学部、工学部及び農学部を、大学院修士課程として人文社会科学研究科、教育学研究科、工学研究科及び農学研究科を、大学院博士課程として工学研究科及び連合農学研究科を有し、約6000人の学生が一つのキャンパスで学んでいます。
岩手大学農学部は、農学生命課程、応用生物科学課程、共生環境課程、動物科学課程、獣医学課程の5つの課程を有しています。岩手大学農学部の歴史は、明治35年、わが国初の高等農林学校として創立された「盛岡高等農林学校」にはじまり、以来100有余年にわたって、農学に関する新しい技術や優秀な人材を多数輩出してきました。
また、獣医科学課程については、現在の社会が必要とする獣医学が細分化・高度化しつつある背景を踏まえ、高度産業動物医療が特色の岩手大学と、高度伴侶動物医療が特色の東京農工大学が、平成24年4月より「岩手大学農学部・東京農工大学農学部共同獣医学科」を設置し、より高度な国際水準の獣医師養成を目指すことになりました。

○岩手大学の東日本大震災直後の被災地での活動
 被災地にある動物病院が甚大な被害を受け、これまでのような診療が困難となったことから、岩手大学農学部附属動物病院では移動往診車を使用し、全5回にわたり被災地である大船渡市と陸前高田市を巡回診療しました。
 巡回診療以外にも、再開した動物病院へフードや医療関連物資を届けたり、動物のストレスを心配する飼い主さんの相談へ応じたりするなど、動物診療に関わるさまざまな被災動物支援活動を行いました。

○被災動物の現状と今後の対応
 飼い主の元に戻れない、里親が見つからないなどの理由で保護されている被災動物や、住宅事情の変化から獣医療を十分に受けられない現状を受けて、岩手大学では今後も移動往診車による被災地での支援活動を行う予定です。

○マース ジャパン リミテッド 会社概要
マースジャパン リミテッドは1976年に設立。ペットフード事業、スナック菓子事業、ドリンク事業を展開しています。主軸事業のペットフード製品ではペディグリー(R)、カルカン(R)ウィスカス(R)、シーザー(R)、シーバ(R)、パーフェクトフィット(R)等のトップブランドを有しています。国内従業員数は約250名。親会社のマースインコーポレイテッドは、世界72カ国で事業を展開。世界における年間総売上高は300億米ドルを超え、その製品は世界中で販売されています。総従業員数は65,000名。
マース ジャパン リミテッドのホームページは、http://www.mars.com/japan/

○ニュートロ ジャパン合同会社 会社概要
ニュートロ ジャパン合同会社は2011年7月にマース ジャパンのペットプロフェッショナル事業部が独立し設立。マースグループの一員として、ペット専門チャネル(ペットショップ・ブリーダー・獣医)向けにペットフード事業を展開しています。製品ではナチュラルチョイス(R)、シュプレモ(R)、グリニーズ(R)のブランドを有しています。国内従業員数は約60名。ニュートロ社の製品は1926年にアメリカで創業以来、ナチュラルペットフードのトップブランドとして世界約40カ国で販売されております。
ニュートロ ジャパンのホームページは、http://www.nutro.jp/ 

○マース ジャパン リミテッドの被災地支援活動
マース ジャパンは東日本大震災発生直後より、グループ全体で35万ドルをWFP(国連世界食糧計画)へ寄付することにより物流機能の回復を支援するとともに、被災したペットのためのフード支援、チョコレート製品「スニッカーズ(R)」の寄贈、被災地ペット一時預かり所での社員によるボランティア活動など、積極的に被災地支援を行ってきました。その一環として2011年5月1日から製品1点につき1円を復興支援金とする「ペットのために、いまできること。」プロジェクトを実施し、6カ月で1億個の製品販売を達成しました。ご協力いただいた皆様の気持ちを形にするべく、「ワンにゃん号」寄贈やアニマルボランティアセミナーへの協賛などの支援プロジェクトを現在も実施しています。詳しくは以下のページをご覧ください。  http://mars-petnotameni.jp/



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