IASがビューアビリティ、アドフラウド、ブランドリスクのベンチマークを含む最新メディアクオリティレポート日本語版を発表
PR TIMES / 2019年9月27日 22時40分
グローバルではビューアビリティ70%の最高値を記録、日本ではブランドリスクが大幅に改善したものの、他指標はさらなる取り組みが求められる結果に
広告業界の透明性を高め、デジタル広告の効果を最大するテクノロジ-とデータをグローバルに提供するIntegral Ad Science(本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、マネージングダイレクター:藤中太郎、以下 IAS)は、2019年9月4日、世界主要10か国のビューアビリティ、アドフラウド、ブランドセーフティのベンチマークを含む最新の調査レポート「メディアクオリティレポート2019年上半期版」を発表しました。これを受けて、IAS Japanは、2019年9月26日、同レポートの日本語版を発表いたします。
広告業界の透明性を高め、デジタル広告の効果を最大するテクノロジ-とデータをグローバルに提供するIntegral Ad Science(本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、マネージングダイレクター:藤中太郎、以下 IAS)は、2019年9月4日、世界主要10か国のアドフラウド、ブランドセーフティ、ビューアビリティのベンチマークを含む最新の調査レポート「メディアクオリティレポート2019年上半期版」を発表しました。IAS Japanは、2019年9月26日、同レポートの日本語版を発表いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/14440/5/resize/d14440-5-180039-1.png ]
※いずれもデスクトップ ディスプレイの数値。アドフラウド / 不正インプレッションの日本の数値は最適化数値、グローバル数値は非最適化数値
メディアクオリティレポート 2019年上半期』ダウンロード: https://integr.al/2lkUEnB
調査結果
1.ビューアビリティのグローバル数値が69.2%と、過去最高値を記録
グローバルのビューアビリティはデスクトップ ディスプレイで69.2%、モバイル ディスプレイでも60.4%と過去最高値を記録しました。なかでもビューアビリティがもっとも高かったのはイタリアのモバイルウェブ 動画の80.4%でした。
2.日本はブランドリスクが約半分に大幅改善、しかし他の指標は改善の余地を残す結果に
日本ではブランドリスクがデスクトップ ディスプレイで2.9%、モバイルウェブ ディスプレイで6.5%と、大きな改善を見せました。それぞれ前年比2.6ポイントと6.3ポイントと、リスク値は約半減しています。広告主の意識の高まりを受け、ブランドリスク対策を重視した対策が進んだ結果と言えます。しかし、ブランドリスクのみに集中して対策した結果、他の指標は悪化し、3つの指標すべてに目を配り、対策していくことの重要性が改めて浮き彫りになりました。
3.エンゲージメントを測るタイムインビューの計測方法が変更に。デスクトップが長い傾向は変化なし
複数回にわたって表示された広告の蓄積閲覧時間を示すタイムインビューは、今回の調査期間中に計測方法を相乗平均から相加平均へと変更しましたが、モバイルよりもデスクトップで長い傾向に変化はありませんでした。モバイルウェブ ディスプレイの15.6秒、モバイルアプリ ディスプレイの20.2秒を上回り、デスクトップ ディスプレイの23.52秒がすべてのデバイスで最も長い結果となっています。画面サイズが大きくなると、アイドルセッションが発生する可能性も高くなり、全体としてタイムインビューが長くなる傾向があります。
主なポイント
総合的に見て、季節要因の大きいアドフラウド/不正インプレッションを除く数値は改善傾向が続いています。しかし、アドベリフィケーションがコモディティ化しつつあるアメリカと、取り組みが始まったばかりの日本とでは、当然ながら状況が異なります。2019年上半期のメディアクオリティレポートは、これまで一部提供してきた時系列データに加え、各国のデータを比較できるようになりました。
《ビューアビリティ》
・グローバル数値はすべてのデバイスとフォーマットで60%を上回る
・最も高かったデバイスとフォーマットはデスクトップ 動画で、前年の69.4%から71.9%に改善
・アメリカのモバイルアプリ ディスプレイはグローバルの62.3%を大きく引き離し67%を記録
・対象国中、最も高かったのはイタリアのモバイルウェブ 動画の80.4%
《アドフラウド / 不正インプレッション》
・アドフラウド / 不正インプレッション対策を実施したキャンペーンでは、グローバルで1.0%以下の非常に低い水準
・アメリカ、イギリス、イタリアのプログラマティック取引におけるフラウド率の低下がグローバルの低水準を牽引
《ブランドリスク》
・グローバル数値はデスクトップとモバイルウェブのディスプレイでそれぞれ1%以上改善
・最もリスク率が高かったドイツは、13.8%(デスクトップ ディスプレイ)、18.4%(モバイルウェブ ディスプレイ)で、それぞれグローバルの約3倍
メディアクオリティレポートについて
IASは毎日1兆を超えるメディア指標を測定し、メディア品質の変化をリアルタイムで検出しています。毎年2回発表しているメディアクオリティレポートは、この膨大なデータベースを活用して、デジタル広告に携わるすべての方にとって有用なデータを提供することを目指しています。ビューアビリティ、ブランドセーフティ、アドフラウド/不正インプレッション等、アドベリフィケーションの基礎指標のベンチマークとしてお役立てください。
これまで年2回発表してきた国別のメディアクオリティレポートは、今後、一年ごとのレポートとしてリリースしていくことになりました。各年の上半期については、主要国の重要指標を取りまとめたグローバルアップデート版として引き続き発表してまいります。本レポートは、グローバルアップデート版として初めてリリースするものです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/14440/table/5_1.jpg ]
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【IAS(インテグラル アド サイエンス)について】 www.integralads.com/jp/
IASは場所やデバイスを問わず、インターネット広告主のための安全かつ高品質な広告掲載面環境およびデジタルキャンペーンの透明性を提供するグローバル・テクノロジー企業です。
提供するソリューションはグローバルトップ100広告主様のうち80社、150社を超えるテクノロジーパートナー様に採用されています。IASはニューヨークに本社を構え、ロンドン、ベルリン、シドニー、シンガポール、東京など、13カ国・22都市で事業を展開しています。
IASのイノベーションと成長は高い評価を受けており、Inc.5000、Crain’s Fast 50、Forbes America’s Most Promising Companiesなどに選出されています。
Integral Ad Science, Inc.
代表者:リサ・アッツシュナイダーCEO
所在地:95 Morton Street, 8th floor, New York, NY 10014
設立:2009年5月
事業内容:デジタル広告の検証・不正対策・最適化のためのデータとソリューションの開発と提供
Integral Ad Science Japan 株式会社
所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー12F
代表:藤中太郎(マネージングダイレクター)
開設:2015年7月
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