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【S-Booster 2017】宇宙ビジネスアイデアコンテスト開催レポート(Vol.2)~“宇宙開発”から“民間宇宙ビジネス”へ~

PR TIMES / 2018年2月15日 16時1分



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【S-Booster 2017】宇宙ビジネスアイデアコンテスト開催レポート(Vol.2)                 ~“宇宙開発”から“民間宇宙ビジネス”へ~

[画像2: https://prtimes.jp/i/26651/5/resize/d26651-5-735966-4.jpg ]


日本初の宇宙ビジネスアイデアコンテストとして昨年開催された「S-Booster 2017」。
開催レポートVol.2では、「S-Booster」の発足以降、全国で開催されたイベントをピックアップし、コンテスト開催初期から最終選抜会に至るまでを振り返る。

「S-Booster 2017」では、多くの企業・個人・団体から宇宙ビジネスアイデアを募るため、内閣府、JAXA、
スポンサー企業で構成された実行委員会は全国各地でコンテストに関する説明会やイベントを開催した。
平成29年6月1日(木)東京・秋葉原DMM.make AKIBA Baseでのローンチイベントを皮切りに、九州はFukuoka growth next、関西では、京都造形芸術大学京都・瓜生山キャンパスやさくらインターネット大阪本社にて説明会を開催。また、渋谷の東京カルチャーカルチャーでは、「宇宙」×「ビジネス」をテーマにした「SHIBUYA SPACE NIGHT!~ビジネスチャンスは宇宙にある!~」や、同じく東京のJAXA東京事務所では、メンタートークセッション「宇宙×IT」が開催された


宇宙ビジネスの参入は今がチャンス!


[画像3: https://prtimes.jp/i/26651/5/resize/d26651-5-752269-3.jpg ]

第1回目として東京・DMM.make AKIBA Baseで行われた「S-Booster 2017ローンチイベントin Tokyo」では、内閣府宇宙開発戦略推進事務局参事官補佐(当時)の畑田氏と最終選抜会で特別審査員を務めた夏野氏らを中心に「従来の国を中心とする“宇宙開発”から既成概念に捉われない民間による柔軟な発想が生み出す“民間宇宙ビジネス”へと転換することで日本の宇宙政策は発展を遂げる」と発言があった。また、その後の質疑応答でも多くの一般参加者による積極的な意見交換が行われるなど各会場で盛り上がりを見せていた。

渋谷・東京カルチャーカルチャーで開催された「SHIBUYA SPACE NIGHT!~ビジネスチャンスは宇宙にある!~」において、宇宙飛行士の山崎氏は、「法整備、環境整備が整っていくなかで宇宙利用の推進がビジョンとして掲げられた。宇宙産業市場の拡大、人工衛星データのデータベース化、宇宙ビジネスのネットワーク作りが盛り込まれたことを受け、S-Boosterがスタート。特徴としては、事業化の支援、技術面の支援、ネットワークが挙げられ、まさに今が宇宙ビジネスに参入するチャンスである。」と強調した。

宇宙飛行士の山崎氏、内閣府宇宙開発戦略推進事務局参事官補佐(当時)畑田氏、JAXA有川氏、スカパーJSAT株式会社橋本氏をモデレーターとしたトークセッションでは、「経験者からアドバイスをもらい、スポンサー企業、JAXAから事業化の支援を得る環境が用意されたのがS−Boosterである。」とコメントがあった。また、宇宙エバンジェリスト青木氏をはじめ、株式会社メタップス代表取締役社長佐藤氏、株式会社電通デジタル 電通デジタルマーケティング未来ラボ部長/イノベーションディレクター谷澤氏、タレント/株式会社アンタレス代表取締役黒田氏が参加したトークセッションでは、「アイデアは掛け算していくことが重要であり、日本の強みである発想力ともの作りの力を掛け合わせることで、世界にも負けない宇宙産業が生み出せる。」と、参加者へメッセージを投げかけた。


「そういえば、アナタも宇宙人。」

宇宙はこれからますます可能性が広がっていく領域であり、宇宙ビジネスのポテンシャルは多岐にわたる。ルールもインフラもこれから整いつつある「今」が宇宙ビジネスに参入できるチャンスである。
「S-Booster」では、宇宙ビジネス参入がより身近になる環境を整備し、個人やベンチャー企業を支援していくことを各イベントを通じて示した。

これらのイベント開催とビジネスアイデアの募集期間を経て、公式ホームページには300を超える応募が寄せられ、その後の選考を経て、多種多様なアイデアの中から15組のアイデアが選ばれた。
そしてそれら15組のファイナリストはメンタリング期間を経て、10月30日に行われた最終選抜会に挑むこととなった。

宇宙を題材にした15組のアイデアは、それぞれが普段、私たちの暮らしに関わるようなものの視点から生み出されている。宇宙とは決して遠い存在ではなく、可能性が無限大に秘められている存在なのだ。


【S-Booster 2017】15組のファイナリスト

1.提案タイトル:「世界をつなぐ さざ波衛星ネットワーク」
         チーム名:さざ波 4名
2.提案タイトル:「SELENYZER」
         チーム名:TeamSELENYZER 4名
3.提案タイトル:「衛星測位×セキュリティ(未来に向けた安心な測位)」
         チーム名:羅針盤 4名
4.提案タイトル:「宇宙旅行フェス」
         チーム名:黒田有彩withD 3名
5.提案タイトル:「高精度の衛星測位サービスを活用したロボット船による完全自動給餌システム」
         チーム名:株式会社ロボプラス 2名
6.提案タイトル:「G空間情報を活用した生態系エンサイクロペディア&ビッグデータ構築」
         チーム名:生態系GO! 4名
7.提案タイトル:「サステナブルな資源開発に向けた月面基地建設」
         チーム名:Luna Treasure Seekers 6名
8.提案タイトル:「力触覚技術を適用したロボットアームによる宇宙での作業の高機能化」
         チーム名:ハプティクスターズ 12名
9.提案タイトル:「氷と宇宙の夢の共演(3D宇宙アイスモールド)」
         チーム名:3D宇宙アイスモールド 4名
10. 提案タイトル:「山林ビッグデータプラットフォーム「イザナミ」」
         チーム名:イザナミ 4名
11. 提案タイトル:「ツナガル次世代農業Smart Agri Floatプロジェクト」
         チーム名:Smart Agri Floatプロジェクトチーム 3名
12. 提案タイトル:「超低高度衛星搭載ドップラーライダーによる飛行経路・高度最適化システムの構築」
         チーム名:松本 紋子 1名
13. 提案タイトル:「宇宙テザー技術を使った宇宙環境計測技術の開発」
         チーム名:TRY FORCE 6名
14. 提案タイトル:「嗅ぎ注射器宇宙へ」
         チーム名:石北 直之 1名
15. 提案タイトル:「地方行政による地球観測データの業務利用促進」
         チーム名:We OS 8名

全4回に渡り「S-Booster 2017」を振り返るレポートの次回第3弾では、ファイナリストの中から選ばれた各受賞者のアイデアを紹介していきます。その様子は、第1弾レポートの中の映像でご覧いただけます。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/26651/table/5_1.jpg ]


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