画像生成AIの権利管理の新たなスタンダードを目指す「Generight」リリース。生成AI技術の健全な発展の促進を目指す。
PR TIMES / 2024年3月25日 12時15分
著作権や肖像権が確実に管理された学習素材を活用し、透明性の高い権利管理システムを備えた画像生成AIサービスを提供
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87729/7/87729-7-4852f0a544e57c6ff604daa43e358a1a-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
フィードフォースグループ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:塚田 耕司)のグループ会社である株式会社リワイア(本社:東京都港区、代表取締役:加藤 英也、以下「リワイア」)は、画像生成AIの利用における著作権や肖像権などの権利問題に対応し、生成AI技術の健全な発展と、AI関連市場の持続可能な成長を促進するために「Generight(ジェネライト)」の提供を開始します。
▼ サービスサイトURL
https://generight.ai
「Generight」とは
Generightは、画像生成AIの学習に用いられる素材の権利を厳格に管理し、クリエイターや企業が安心してAIを活用できる環境を提供するサービスです。著作権や肖像権が確実にクリアされた素材のみを追加学習データとして使用し、提供元への公正な対価支払いを保証します。また、学習データの選定から最終的なクリエイティブ出力に至るまで、全プロセスにわたり権利関係を厳格に管理する透明性の高いトレーサビリティシステムを備えています。加えて、拡散モデルを活用した画像生成を用いて高品質なクリエイティブの生成を実現しています。権利管理に気を遣うことなく、質の高いクリエイティブを高頻度に提供する画像生成AIサービスです。
開発の背景
近年、画像生成AI技術は目覚ましい進歩を遂げ、高品質な画像生成が可能となりました。一方で、学習データに含まれる著作物の権利処理や、生成画像の著作権帰属など、法的・倫理的な課題が浮上しています。
現状の画像生成AIでは、学習に使用されたデータの詳細が不透明であるため、生成された画像が既存の著作物に似ているか否かの判断が難しく、権利侵害のリスクが懸念されています。また、仮に権利侵害が疑われる場合でも、学習データを特定することが困難なため、適切な対応が取りにくいという問題もあります。
こうした状況を踏まえ、各国の政府機関からはAIの学習データに関する透明性の確保や、必要に応じた学習データの開示などを求めるガイドラインが示されつつあります。AI技術の健全な発展と、創作者の権利保護を両立させるための取り組みが求められています。
リワイアは、こうした背景を受け、画像生成AIの学習データを厳格に管理し、透明性の高い権利処理を行うことで、クリエイターの権利を守りながら、AIの可能性を最大限に引き出すことを目指し、「Generight」の開発に着手しました。Generightは、画像生成AIの学習データとなる素材の権利を適切に処理し、利用者が安心して画像生成AIを活用できる環境を提供します。これにより、画像生成AI技術の健全な発展とAI関連市場の持続可能な成長創作活動における法的・倫理的な配慮の促進を図りたいと考えています。
Generightの提供機能
著作権・肖像権が確実に管理された学習素材の利用
著作権や肖像権が確実にクリアされた素材のみを追加学習データとして使用し、素材提供元への公正な対価支払いを保証します。
透明性の高い権利管理システム
学習データの選定から最終的なクリエイティブ出力に至るまで、全プロセスにわたり権利関係を厳格に管理します。使用される各データの権利状況を自動で確認し、それらを学習モデルのメタデータとして記録します。
高品質なクリエイティブの生成
権利が確実に管理された素材から学習されるAIは、法的なリスクを回避しつつ、拡散モデルを活用した画像生成技術を用いることで、高い品質と創造性に富んだコンテンツを生み出します。
生成クリエイティブの権利トレーサビリティ(特許出願中 出願番号:2024-012286)
生成されたクリエイティブには、独自のメタデータが付与され、出力物がどの追加学習データを活用して学習されたモデルから出力されたものであるかが、簡単に追跡できます。このメタデータには、使用された学習データの権利情報や、学習モデルのバージョン、生成に用いられたプロンプトなどが含まれます。
これにより、生成されたクリエイティブが、権利処理済みの追加学習データに基づいていることを証明できます。また万が一、権利侵害が疑われる場合でも、該当するクリエイティブの生成に使用された追加学習データを特定し、適切な対応を取ることが可能になります。
生成できる画像
- AIで生成した人物モデル
- 人物モデルが着用する衣装
- 自然や建物などの背景
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87729/7/87729-7-a1181cfdd75fc22998814cc34ba1e6e2-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実際にGenerightを用いて生成された画像の例
利用シーンの想定
Generightが提供する機能を利用することで、追加学習に使用した学習データに関する著作権や肖像権を侵害することなく、以下のような自由な利用が可能になります。
- 商品パッケージや商品・サービスのサイトでのご利用
- 広告素材やバナーなど広告でのご利用
- 記事やブログにおけるイメージ写真でのご利用
今後の展望
Generightは、画像生成AIにおける権利管理の新たなスタンダードを確立することを目指しています。著作権や肖像権が適切に管理された学習データを用いることで、クリエイターの権利を守りながら、高品質な画像生成を可能にする基盤技術となります。
さらに、Generightの技術は画像生成にとどまらず、幅広いクリエイティブ領域への応用を想定しています。権利処理済みの学習データを活用することで、動画生成やリアルタイム変換など、AIを用いた新たな表現方法の開発が可能になります。これにより、AIを用いたクリエイティブ活動全般において、権利者の保護と自由な表現の両立が実現できるようになります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87729/7/87729-7-8160aaf3a3dfd869db2071325a2027fa-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Generight 今後の展望
リワイアは、Generightを通じて、AI技術とクリエイティブ産業の健全な発展を支援し、新たな創作の可能性を切り拓いていきます。クリエイターの権利を守りながら、AIの力を最大限に活用できる未来の実現を目指します。
▼ サービスサイトURL
https://generight.ai
株式会社リワイア 会社概要
「コマースを、つなぎなおす。」をミッションに、ECシステムの技術支援をはじめ、コマースに必要な各種機能をつなげるインテグレーションサービスを提供しています。システム構築の経験豊かなエンジニアを中心に、ShopifyをはじめとしたECサイト・アプリを技術面からサポートします。自社開発アプリとして、ポイント機能を実装できる「どこポイ」、チェックアウト画面やサンクスページを最適化する「あとプラ」、会員ランクを作成する「らんキィ」を提供中。
会社名:株式会社リワイア
所在地:東京都港区青山一丁目2番6号 ラティス青山スクエア3F
代表者:代表取締役 加藤 英也
事業内容:コマースのデジタル化支援 / ECシステム・アプリ開発 / ECシステム構築支援
Webサイト:https://rewired.jp/
本件に関するお問い合せ先
株式会社リワイア
担当 : 八百
E-mail:info@rewired.jp
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