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不登校の子の未来を大丈夫にする!!

PR TIMES / 2024年4月1日 1時15分

不登校を来した子どもたちが、これからの人生をできるだけ幸せに豊かに暮らせるように、不登校期間中に親ができることは何かをみんなで一緒に学び、考えています。

不登校は特別な事ではありません。どのお子さんにも可能性のある成長の一過程。サボりでもなく、学校に行きたい気持ちはあるのに体がいう事を聞いてくれない状態です。そして、一番不安に感じているのは、子ども自身です。

一人でも多くの方に不登校を理解していただきたい、同じ苦しみを持つ保護者の皆さまに「ストレスを少なくして、お子さんを元気にする関わりがある事を知って安心して欲しい」という気持ちから、2015年にNPO法人化し、不登校に悩む保護者に役立てていただける様々な情報発信、グッズ作成、勉強会や交流会、セミナー開催などに取り組んでいます。

わたしたちは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ」の夢です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/123786/7/resize/d123786-7-6b7dc838a9fdaafe0ecf-0.jpg ]



学校に行く事ができればいい、というものではない



子どもが不登校を来すと、多くの保護者の方は、学校に戻すことを目標にされる方も少なくありません。
しかし、学校に戻る事よりも不登校後の社会復帰、これが一番大切な事ではないでしょうか。

少し古い数字になりますが、2014年の調査では、中学3年時に不登校だった子の5年通過時点で、非就労・非就学の割合が2割弱という結果が出ています。
2021年度の調査では中学3年生の不登校数は6万人弱ですから、2026年にはこの中の約1.2万人が非就労・非就学と予想されます。
(ファミラボでは、中学3年時不登校だった子で、当時から母親が学び続けたケース60件以上での調査で、子どもが20歳時に非就学、非就労は5%)

当法人相談役である谷田(臨床心理士/公認心理師)が不登校にかかわるようになってから、残念な事に不登校後に自殺した子を5人知っています。彼らはみな18歳でした。通信制の高校を卒業して次のステップに進んですぐに、自殺しているのです。
この事から、安易に「不登校でも大丈夫」というのは、とても危険だと考えました。


不登校は子どもにとっては傷つき体験である



不登校は概ね、様々な理由で疲れ切り、体が動かなくなってしまうというところから始まります。
しかし子ども達自身は、なぜそうなるのかはわかりません。ひどく自分を責め、将来を考えて絶望します。自身の不登校を受け入れられない間は、学校に行っていなくても日々エネルギーを枯渇させていきます。

進学や転校などの環境変化をきっかけに社会復帰する子どもたちが多いのですが、社会復帰するに十分な自信とエネルギーの回復は元の状態に戻る子は多くありません。そして、自身の社会適応能力が変わっていないため、再度ダメージを受けることになります。
2度目の挫折は1度目よりも大きな自信喪失を起こさせ、また動けなくなってしまいます。

不登校になったからといって、学校に行かなくてもよいというのは、全ての人にあてはまるわけではありませんが、傷ついた心はしっかり休ませるということが、再発防止につながります。
そして、この不登校期間中に、親が子どもとの関わりを学び、自ら実践し、習慣づける。そうすると、自然と子どもたちに伝わり、学校へ行っていなくとも、社会適応能力が身についてきます。


親の願いは、子ども達の未来を大丈夫にすること



当法人の活動目的は、不登校後の三次予防。つまり、再発防止です。

一人でも多くの方に不登校を理解していただき、同じ苦しみをもつ保護者さまたちに向けて、子どもたちとの関わり方等の様々な情報発信や掲示板での相談、不登校に役立つリーフレットやグッズの配布、学習型親の会として、定期的に勉強会や交流会、セミナーを開催しています。(全国各地12会場/東京、神奈川、埼玉、名古屋、宝塚、大阪、岡山、滋賀、オンライン)

勉強会では「傾聴」を学びます。傾聴とは、アメリカで一番有名な心理学者である故カール・ロジャーズが生み出した、話し手さんの心を強くすると言われる話の聴き方です。カウンセリング等の相談業務を担う人が、クライエントさんや相談者さんの話を聴くときの基本姿勢ともいわれています。
この傾聴を母親が学び、子どもの話を興味を持って聴く(傾聴をする)ことにより、子どもは気づいていなかった自分の気持ちに気がつき、自身を理解し、自分で悩みや問題の解決をしていけるようになる、というゴールを目指します。同時に、母親も学ぶことで自身が成長するプロセスを経験することにより、家族みんなの成長を促し、家族みんなが楽に・幸せに・楽しく生きることができるという循環を作り出します。

引きこもり、神経症、未就労などで社会参加を阻害される人を少なくするために、不登校期間中に親ができることは何かをみんなで一緒に学び、一緒に夢を叶え、幸せになりましょう!

[画像2: https://prtimes.jp/i/123786/7/resize/d123786-7-d0719b9f37fe5d6d833e-3.jpg ]


みんなはみんなの応援団!


当法人の活動をサポートしているお世話役は全員、不登校の悩みを持つママであり、そしてボランティアです。
お世話役は2~3年で交代し、参加してくださる皆さまと同じ目線で学び活動しています。たくさんの方々に様々な形でつながっていただき、みんなで一緒に子ども達を応援しています。
お世話役の想いを紹介します。

■初めて傾聴勉強会に参加した時、緊張で心臓が飛び出しそうだった私は今、たくさんの仲間に出会い、パワーをたくさんもらいました。ありのままの自分でいられるようになり、生きることが楽しい毎日を過ごしています。ファミラボが、しんどい思いをしているママさんの居場所になるといいなぁ。

■ファミラボを知ったきっかけは、ネット検索で「応援しています」「必要な人に届きますように」というワードがHITし、わかってくれる人がいた!と光が見えたような気がしました。傾聴勉強会はとても緊張しましたが、そこで出会った先輩ママは穏やかに接してくださり、どうしてこんなに落ち着いていられるのだろうと不思議でした。家に帰ると、子どもの状態は変わらないのに、自分の気持ちが明るくなったことを覚えています。私のように、辛い気持ちのママたちに少しでも楽になってほしい、仲間がいる安心を感じてほしいです。

■ファミラボに出会って、ありのままの気持ちを出せる場所が見つかりホッとしたと同時に、穏やかでいられる時間が増えました。勉強会に参加することで、少しづつ家族の関係が落ち着いてきたように感じます。自分を大切にしつつ、家族ともよい関係でいられることが夢です。

■勉強会での学びは、目から鱗の連続。具体的なアドバイスで迷いが減り、自分の進む道が明確になりました。今の目標は、何か嫌なことが起きても「人のせいにしない」カッコいい憧れの先輩のようなになること。価値観を広げて楽にいきていけるようになるために、たくさんの人に参加してほしいと思っています。

■中学不登校から通信制高校へ進学、ここなら行けるだろうと期待したが再び行けなくなったどん底の時期にファミラボに出会いました。勉強会に行けば、何か答えが見つかるかもと藁にもすがる思いでした。泣きながら話す私へ優しく対応する先輩ママに感激し、その朗らかさに不思議さを感じました。今、お世話役としてたくさんの方と関わらせていただいていますが、子どもの人生は子どものもの、私の人生は私の物として、イキイキワクワクを共感していきたいです。

■不登校になり、ネットで情報を収集することに没頭していた時は「子どもが問題なんだ」という考えが、傾聴勉強会に参加するようになって「私の問題なのか?」と意識するようになりました。そうすると、次々と意識するポイントが変化し考え方も変化してきました。知識ゼロスタートの私が勉強会に参加する度、学びの面白さにハマり、積極的、継続的に参加するうようになりました。夢は、自分の芯がブレないように精進し、自分を信じて生きられる人でありたい。

■ファミラボに参加するまでは子どもの人生に手出し口出しばかりでした。傾聴勉強会に参加すると、先輩ママは不登校のお子さんがいるのに、笑顔が多いことに驚きを覚え、前向きに母としてできることを学んでいることに刺激を受けました。今は、子どもの人生を応援し、私は私らしく生きていきたいです。そして、先輩ママにしていただいたように私も渦中の皆さんにお返しし、ママもお子さんも楽になってほしいと願っています。

■子どもとコミュニケーションが取れずに悩んでいた時に、ファミラボに出会いました。同じように悩んでいる仲間に出会い、支えあい、影響しあっています。渦中のママたちには、子どもが落ち着いて笑顔で話ができるようになってもらいたいです。そのために自分のペースで歩んでいくのをサポートしていきたいと思っています。

■子どもたちが、イキイキと楽しく幸せな日々を過ごせる為に、まずはママ自身が自分の『好き』を見つけて人生を楽しもう!が伝わるといいなと思いながら、お世話役として参加しています。

■ファミラボは、優しくて、私のいっぱいいっぱいな気持ちを包み込んでくれる場所。みんなには、ありのままの自分でいてほしいです。

■学校に行けるようになる方法を教えてくれると思って参加したファミラボですが、今は自分と向き合い、自分が変わることが目標となりました。長年お世話になってきたので、お世話役として力になりたいです。

■自分の話を聞いてもらえる場所と思って参加した勉強会が、傾聴を学ぶという本物の勉強の場であることに驚きました。先輩ママたちから、自身と子どものために努力していることを聞いて、私もそうなりたいと勇気と希望をもらいました。今は、子どもの気持ちに寄り添い、子どもが楽に生きられるよう、力になりたいです。1人じゃない、きっと明るい未来があると信じて一緒に踏ん張りましょう!

[画像3: https://prtimes.jp/i/123786/7/resize/d123786-7-734f92c6255d58ffeb13-4.jpg ]

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボについて

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ、通称「ファミ・ラボ」(所在地:大阪市天王寺区、代表者:鈴木典子)は、不登校の正しい理解の普及と、不登校児童を持つ保護者を支援する、同じ立場の保護者たちによるピアサポートグループです。
学習型親の会として、不登校のその後、子ども達の未来を大丈夫にするために、不登校期間中に親ができることは何か、をみんなで一緒に学んだり、考えたりしています。
オンラインを含む13会場で、各会場1か月~2か月に1度程度、傾聴勉強会やお茶会、交流会を開催しています。

※2023年4月 第3回キラッと輝く!OSAKA 市民活動グランプリ 優秀賞 受賞

ホームページ:https://fami-lab.com/npo/
メール:familab.info@fami-lab.com
電話番号:07052611115


「April Dream」は、4月1日に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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