年間で最もなりすましが多かったのは「Microsoft」
PR TIMES / 2021年2月10日 14時45分
「楽天」が6位にランクイン、第3四半期から急増 ― 2020年のフィッシング攻撃Top20をまとめたe-bookを発行
予測的メール防衛の世界的なリーダーであるVade Secure(本社:フランス共和国リール、読み方:ヴェイド・セキュア)は、フィッシング詐欺の攻撃数をランキングしたレポート「Phishers' Favorites(フィッシャーズ・フェイバリット)」の2020年1年間の結果をまとめたe-book(日本語版)を発表しました。Phishers' Favoritesは、Vade Secureが保護する世界76カ国にわたる10億個以上のメールボックスで探知したフィッシング攻撃を、四半期毎に発表するレポートです。1年間の結果をまとめた2020年版は、上位20位のフィッシング攻撃の状況をまとめ、その動向と防衛対策を解説しています。
2020年のフィッシング攻撃のランキングは以下の通りです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/61783/8/resize/d61783-8-874010-0.png ]
Microsoft 365のユーザーは2020年に2億5,800万人を超え、フィッシング攻撃は7四半期連続で首位に立ち続けています。Microsoftは、2019年に続いて、2020年も1位をキープしました。2020年は第1四半期に7,581件、第2四半期には9,410件に増加、第3四半期に13,617件と大きく増加、そして第4四半期には9,013件まで減少しました。Microsoftのフィッシング攻撃は、ありふれたパスワードのリセットやアラートから、同僚にOneDriveファイルやSharePointファイルを開くように要求するような、よりパーソナライズされたメールまで多岐にわたります。Microsoftフィッシングメールの多くは、Microsoftになりすますのではなく、別のブランドになりすまして攻撃を仕掛けてきます。Microsoft 365フィッシングページへのリンクを仕込み、Microsoftブランドに対するユーザーの信頼を悪用するのです。
また、2020年は、新型コロナウイルスに関連したフィッシング攻撃が多数みられました。「巣ごもり消費」拡大から利用が増えたeコマースを装ったものもそのひとつで、たとえば楽天は2020年に初めてランクインし、6位に位置づけました。楽天のフィッシング攻撃が大きく増えた時期は2020年第3四半期(7~9月)で、第2四半期の559件から485%増加し、3,272件にのぼりました。第4四半期は第3四半期と比較して32%減少しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/61783/8/resize/d61783-8-347527-1.png ]
Phishers' Favorites(フィッシャーズ・フェイバリット)の2020年版のe-book(日本語版)では、上位20位のランキングについて詳しく解説しています。e-book(日本語版)はこちら( https://info.vadesecure.com/ja/ebook-phishers-favorites-2020%E5%B9%B4%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B )より確認できます。
Vade Secureについて
Vade Secureは、フィッシング、スピアフィッシング、マルウェア、ランサムウェアなどの高度なサイバー脅威から、中小企業、大企業、ISPやOEMなどのユーザーを保護します。企業向けの予測的メール防衛ソリューションは、10億個のメールボックスから集めたデータを基に構築したAIエンジンを活用して、標的型の脅威や新種の攻撃を第一波からブロックします。さらに、リアルタイムの脅威検知能力がSOC(Security Operation Center)を有効にして、新種の脅威を即座に認識し、協調的な対応を打ち出します。Vade Secureのテクノロジーは、Microsoft 365向けのネイティブなAPIベースのサービスやクラウドベースのソリューション、または企業のSOC向けの軽量かつ拡張しやすいAPIとして提供されています。2016年7月に日本法人、Vade Secure株式会社を東京都・港区に立ち上げ、日本市場に本格参入しました。詳細はhttps://www.vadesecure.com/jp/、Twitter @VadeSecure または、LinkedIn https://www.linkedin.com/company/vade-secure/ にて確認可能です。
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