メルク、ラボ用超純水製造装置「Milli-Q(R) IQ 7000」発売
PR TIMES / 2017年4月19日 10時38分
~環境に優しい水銀フリーのUVランプを採用~
メルク株式会社(本社東京、代表取締役会長兼社長ラルフ・アナセンツ、以下「メルク」)は、初めて環境に優しい水銀フリーのUVランプを採用したラボ用超純水製造装置「Milli-Q(R) IQ 7000」を2017年6月1日より発売いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/20833/9/resize/d20833-9-582159-0.jpg ]
メルクは 50 年にわたって、高純度の水を必要とする研究者に超純水製造装置Milli-Qとサービスを提供しています。超純水製造装置Milli-Qに対するお客様の進化するニーズに応えるため、お客様のフィードバックをエンジニアリングと技術的な専門性に組み込み、よりコンパクトで簡単に使用できる装置としてMilli-Q(R) IQ 7000が開発されました。
<Milli-Q(R) IQ 7000の特長>
有機物を酸化分解するための ech2o(R) 水銀フリーUV ランプ
シンプルな操作を可能にするタッチスクリーン
採水履歴管理と水質履歴管理によるトレーサビリティの獲得
採水速度を8段階から選べる使いやすいディスペンサー(1滴~2L/分)
コンパクトな装置設計によるラボスペースの有効利用
この中で最も注目すべき新たな技術は、ech2o(R) 水銀フリーUV ランプです。メルクのラボラトリーウォーター事業部長である杉瀬純は次のように述べています。「近年、水銀を含めた環境負荷物質の使用規制や禁止の動きが世界的に広がっています。これまでの超純水製造装置では、有機物を酸化分解し水質を高めるために低圧水銀UVランプの使用は避けられないものでした。超純水製造装置は2017年末に法律で販売停止を求められている特定水銀使用製品には指定されておらず、今後も水銀が含まれたUVランプを使用することは可能です。しかしながら、私たちは超純水製造装置のトップメーカーとして水銀フリーのUVランプの開発にこだわりました。この新しいMilli-Q(R)は、メルクの技術革新力を結集させたものであり、地球環境の保全に貢献できると確信しています」
メルクの主要ブランドであるMilli-Q(R) 水は、ラボ用超純水の代名詞であり、論文で最も多く引用されています。Milli-Q(R)には、メルクがテスト・設計した専用の超純水製造技術が使用されており、メルクはMilli-Q(R)によって世界中の研究室に最高の水質を提供しています。
製品の詳細はこちらをご覧ください。
www.merckmillipore.jp/iq-7000
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メルクについて
Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。がんや多発性硬化症のためのバイオ医薬品を用いた治療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約5万人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2016年は66カ国で150億ユーロの売上高を計上しました。
メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っています。
メルク株式会社はメルクの日本法人として1968年に設立され、液晶や顔料などの化学品の研究開発・製造・販売や、試薬・分析機器などバイオサイエンス基礎研究や医薬品製造、創薬にかかわるライフサイエンス関連製品・サービスを手がけてきました。2017年1月より、日本国内におけるパフォーマンスマテリアルズ事業をメルクパフォーマンスマテリアルズ株式会社に集約し、液晶材料や半導体製造用材料、顔料、特殊化学品・機能性材料などの製造・輸出入・販売などを行っています。メルク株式会社およびメルクパフォーマンスマテリアルズ株式会社は、ライフサイエンスとパフォーマンスマテリアルズの両分野で高付加価値製品とソリューションを幅広く提供しています。詳細は www.merck.co.jp をご覧ください。
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