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日本・台湾間における食品の輸出入拡大のため開始された民間の食品安全規格『JFS規格』と『TQF規格』の相互承認プログラムにおいて、日本の食品事業者が初めて登録されました。

PR TIMES / 2024年3月8日 15時45分



この度、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は日本・台湾間における食品の輸出入拡大のため開始された民間の食品安全規格『JFS規格』と『TQF規格』の相互承認プログラムにおいて、日本の食品事業者1社が初めて登録されましたことをご報告致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/88694/9/resize/d88694-9-affab6830062d2408f2e-0.jpg ]


日本・台湾間における食品の輸出入を促進するためのパートナーシップ協定
一般財団法人食品安全マネジメント協会(以下、JFSM)と台灣優良食品發展協會 (以下、TQFA)は、2022年11月30日に開催された「TQFA2022年次総会」において、国際ビジネスチャンスを求めている日台それぞれの食品産業を、食品安全認証プログラムの観点から、継続的に支援するためのパートナーシップ協定を締結しました。

本協定に基づき、食品産業分野の適合証明プログラムで同等性のあるJFS規格及びTQF規格の2規格を相互に承認するプログラムを開始しました。
このプログラムにおける日本国内初の登録事例として、国際認証のJFS-C規格を取得され、日本酒・焼酎の製造を行う株式会社高橋商店様(福岡県八女市)が、台湾で普及する認証プログラムであるTQF規格レベル1と同等の食品安全管理を行っているとして、認証プログラムオーナーであるTQFAおよびJFSMによって相互に承認されました。

2024年3月8日には、東京ビッグサイトで開催されたFOODEX JAPAN2024内で行われたFOODEXステージセミナーの場で、日本の食品事業者における相互承認登録第一号となった株式会社高橋商店 代表取締役社長の中川拓也様を招待し、相互承認の授与式を開催致しました。授与式にはTQFA事務局長の張俊明(Chun-Ming Chang)様、およびJFSM副理事長兼事務局長の小谷雅紀が登壇し、高橋商店様へ相互承認認証書を授与しました。

JFS規格及びTQF規格の相互承認プログラムでは、TQF規格レベル2の登録のうち28件の申請において、JFS-B規格に相当する食品安全管理を行っているとして認証プログラムオーナーであるTQFAおよびJFSMにより相互承認されています。(登録件数は2024年2月末時点)

今後、JFSMではJFS規格およびTQF認証の2規格の相互承認を推進し、流通・小売業および消費者に対するブランド認知と信頼性の向上に努めて参ります。そして日台間の食品の輸出入を促進させ、日本および台湾の食品事業者がグローバルに拡大する機会を創出するよう活動して参ります。

台灣優良食品發展協會(TQFA)について
TQFAは30年前に政府主導で設立され、現在の独立した非営利団体へと発展してきました。経済部工業局(IDB)が台湾の食品産業の健全な発展を推進するため、1989年に認証プログラムが開始されました。その後官民協力の時代を経て、現在ではTQFAは民間団体として、食品産業の自主管理の有効性を検証するために公正かつ客観的な第三者認証制度を採用したTQF認証プログラムを運営しています。食品メーカーに限らず、食品原料メーカーや小売業、消費者団体なども会員として加盟し、川上から川下までのサプライチェーンシステム全体を取り込む信頼性の高いサプライチェーン環境を構築することを目指しています。
URL: https://www.tqf.org.tw/

食品安全マネジメント協会(JFSM)について
一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)は国際標準に整合する日本発の食品安全マネジメント認証・適合証明プログラム「JFS規格」の開発運営団体です。次の目的を実現するべく活動しています。
1.食品産業における事業者の食品安全ガバナンスを向上させて国際競争力を高める。
2.国際的なルール作りにも参画できる食品安全の専門人材を輩出する。
3.提供する第三者認証や適合証明の仕組みが標準となり、食品安全の管理コストを削減する。
参考動画:食品安全とJFS規格「JFS規格ができること」

[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=eosEjCCF0ec ]


JFS規格とは
JFS規格は、一般財団法人食品安全マネジメント協会が開発・運営する食品の安全管理の取り組みを認証する規格で、2016年に公開されました。
JFS規格では食品を取り扱う事業者に対する要求事項が定められています。この要求事項に沿った安全管理がなされているかどうか第三者機関が審査(監査)を行うことで、食品を取り扱う事業者において、安全な食品を製造し、そして消費者へ届けるためのマネジメントシステムが構築・運用されていることを確かめることができます。
2024年3月現在、JFSMでは食品安全のリスクが高い食品製造やフードサービスのオペレーションを対象とした認証規格や適合証明規格を中心に計5つの規格を運用しております。日本国内のHACCP制度化に対応でき、すべての食品製造事業者にとって取り組みやすいステップアッププログラムであるJFS-A/B適合証明規格と、Global Food Safety Initiative(GFSI)から2018年10月にアジア・オセアニア地区で初めて承認を受けたJFS-C規格認証のほか、外食・中食・給食向けのJFS規格(フードサービス)と多店舗展開事業者版であるJFS規格(フードサービス・マルチサイト)、タイ向け青果物の選別・梱包を対象とするJFS-DT規格をそれぞれ運用しております。
参考動画:食品安全とJFS規格「JFS規格でつくる仕組み」

[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=FC1PRViN0dY ]


【団体概要】
会社名:一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)
所在地:東京都中央区銀座8丁目17番5号 THE HUB 銀座 OCT 605号室
理事長:大⽻ 哲郎
設立:2016年1月
URL:https://www.jfsm.or.jp/

一般財団法人食品安全マネジメント協会のプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/88694

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