【DXセレクション2024 準グランプリに選定】山口産業(株)が「経営ビジョンに基づくDX計画」を公表。
PR TIMES / 2024年4月9日 11時15分
経済産業省が主催する「DXセレクション2024 」にて佐賀県初の準グランプリに選定された山口産業が、生産性・品質向上に加え、新たな付加価値創造を目的とした独自のDX計画を公表。
テント倉庫やスポーツ施設、膜屋根シェルターなど膜構造建築の総合メーカーである山口産業株式会社(本社:佐賀県多久市、代表取締役:山口篤樹)は、「経営ビジョンに基づくDX計画」を公表しましたことをご報告させていただきます。
ー山口産業ホームページ:「経営ビジョンに基づくDX計画」について
https://membry.jp/dxnews/
また、全国の中堅・中小企業等のうち、DXを推進している先進的な事業者の取組を表彰する経済産業省主催の「DXセレクション2024」にて準グランプリに選定されましたことを併せてご報告させていただきます。
ー経済産業省ホームページ:DXセレクション2024を公表しました!
https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240319005/20240319005.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/100006/9/resize/d100006-9-432f7153b9a127fee353-0.jpg ]
DX計画策定の背景
ものづくり企業 = 製造業である山口産業はサプライチェーンにさまざまなステークホルダーが介在することから、自社を取り巻く環境からの喫緊の課題として、下記事象などが事業継続に大きく影響を及ぼしてきました。
・不安定な世界情勢、自然災害やパンデミックなどによる仕入れ状況の変化
・高い技術力を必要とする『膜構造』における従業員間のナレッジ承継、少子高齢化等による人手不足。
・カーボンニュートラルやエネルギー効率、リサイクルへの対応などの環境問題
・海外企業との競争激化
当社では上記課題に対し、コロナ禍におけるリモートツール早期導入による非接触型の業務体制構築、クラウドファイルストレージ活用による製造・施工現場における生産性向上など、デジタル技術の情報収集や早期導入を推進することで、時代の変化や突発的な事象による課題を解決し、継続的な成長を続けてきました。
DXセレクション2024準グランプリに選定
[画像2: https://prtimes.jp/i/100006/9/resize/d100006-9-2263dad19069cbac8d04-10.jpg ]
【代表取締役 山口 篤樹のコメント】
デジタル技術を駆使し、環境の変化に適応してきたことからこそ、山口産業はDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性を強く感じ、積極的に推進し続けることで、これからも顧客のニーズに応え、様々な社会課題に挑戦し続けたいと考えています。
今回、DXセレクション2024準グランプリ選定の一報を聞き、大変光栄に思いますとともに、DX委員会をはじめとした社員にとって励みになるものであります。
これからも、ビジネス環境や社会情勢の激しい変化にも柔軟に対応し、顧客や社会のニーズに応え続ける新たなビジネスモデルを確立することで、膜構造による持続可能な社会実現を目指していきたいと思います。
山口産業のDXへの取組み
1、DX計画策定
DXを推進するにあたり、まずは明確な計画を策定しました。
山口産業では、経営ビジョン「Wrap The Future-膜構造で未来を包む」を実現する三つの柱として「より環境負荷の少ない事業を実現」「地域と共存する企業へと成長」「持続可能な膜産業を構築」をあるべき将来像として設定。
経営ビジョンと将来像を実現するため、生産性・品質向上に加え、新たな付加価値創造を目的とした山口産業独自の2つのDXビジネスモデル『デジタル武装された経験と技術による課題解決型のモノづくり』『需要と課題起点で、新たな価値を創造する変化し続けるProfit Center 』を設定しました。
『課題解決』をテーマとした、この2つの新しいビジネスモデルへの変革を促し、経営ビジョン実現を目指すこととしています。
2、DXを進めたことによる具体的な変化
過去5年で40種類以上のシステムやツールを導入したことにより、全部門の工程が円滑化し、生産性が大幅に向上しました。DX計画を策定することで、各セクションの目的や課題を整理するきっかけとなり、取引オンライン化、協力会社とのクラウドによる共有など、社外のステークホルダーにも利益をもたらしています。また、ITリテラシーが高まったことで、『メタバースプロジェクト』などDXを加速させるプロジェクトへの参加希望者も増加し、組織力強化にも繋がっています。
3、取り組みを振り返って
DXへの取組み前は、現場サイドの反発があるのではないか想定していましたが、現場を巻き込み目的を説明し様々な案を出してもらうなど主体性を持たせることで変革が加速していることを実感しています。DXへの取り組みは1人で出来ることは限られます。多くの社員のDXに対する意識改革、改革に向けてのモチベーションを如何に上げていくかが最も重要と考えています。
DXを推進することは、生産性の向上に繋がるだけでなく、自社の課題や目指すべきゴールに気づくきっかけにもなります。DX人材育成を推進することで、主幹事業以外の人材発掘に繋がります。DX人材がリーダーシップを発揮することで、組織力の大幅な向上を実現できると弊社では考えています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/100006/9/resize/d100006-9-88bb59c3180bfa5fb017-7.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/100006/9/resize/d100006-9-9c35d1b6570540e2a9ba-7.jpg ]
地域でのDX推進活性化へ
山口産業の本社がある佐賀県では、システム開発が行える人材、社内のDXリーダーの育成など、ITでビジネスの変革・創出に挑む企業のDX推進を積極的に後押ししています。山口産業でも県が業務委託・運営している佐賀県産業スマート化センターにてデジタルやシステム等に関する相談対応といった支援をいただいています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/100006/9/resize/d100006-9-37a5bd5284107eaf9361-12.jpg ]
山口産業では、地域内での横展開を図り、中堅・中小企業等におけるDX推進並びに各地域での取組の活性化につなげていくことが重要と考えています。自治体と連携し積極的な情報共有と発信を続けていくことで、自社並びに地域でのDX推進を加速させていくことを目指していきます。
-佐賀県産業スマート化センター ホームページ
https://www.saga-smart.jp/
山口産業について
山口産業は、業界トップクラスを誇る産業用テント倉庫に留まらず、大規模な公共空間やスポーツ施設など、さまざまな膜構造の製造に取り組んでいます。設計・製造・施工まで社内で一貫して行うことで高品質・短納期で製品提供を可能とし、培ってきた技術と経験に異業種の知見を掛け合わせることで、これからの膜構造の可能性を追求していくプロジェクト「MEMBRANE LAB.」を通じて社会課題解決にも挑戦しています。
社 名:山口産業株式会社
所在地:佐賀県多久市多久町3555-120
代表者:代表取締役 山口 篤樹
TEL:0952-74-2525
URL:https://membry.jp/
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