自社開発の「DEIゲーム」でアンコンシャス・バイアスへの気付きを促す研修を開始
PR TIMES / 2024年4月22日 22時40分
~お互いの存在・思いを理解し、認め合う組織をめざして~
株式会社日立コンサルティング(本社:東京都千代田区、代表取締役 取締役社長: 伊藤 洋三/以下、日立コンサルティング)は、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(以下、DEI)の強化を目的に、このたび自社で独自開発したDEI教育コンテンツ(以下、DEIゲーム)を用いて従業員向けの研修を開始しました。本コンテンツは株式会社日立製作所 デジタルシステム&サービスセクターの2024年度新入社員研修にも採用され、5月に実施予定です。
現在、多くの企業などがDEIに対する意識醸成や風土改革推進の鍵として「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込みや偏見)」の重要性を認識し、さまざまな研修を取り入れています。日立グループでもDEI教育に力を入れており、全従業員に対しeラーニングなどによる研修を義務付けていますが、一人一人がDEIを自分ごととして捉え、日常のさまざまな場面でアンコンシャス・バイアスにとらわれず行動できるようになるための実践的なコンテンツも求められていました。
DEIゲームは、このアンコンシャス・バイアスへの「気付き」に着目したカードゲーム型の教育コンテンツです。コンサルティング業務で培ったファシリテーションノウハウを有し、かつDEIへの知見も豊富なファシリテーターがゲームの進行をつかさどり、参加者へ気付きを促していきます。参加者はゲーム内での多岐にわたる状況・立場の疑似体験することで、自分自身の思い込みを疑う習慣を身に付けることができます。研修の参加者からは「周りの方への優しさや配慮の在り方について考え直す良いきっかけになった」「立場が変わると、日常の何気ない場面や良かれと思っての言動が全く違う印象になるということが分かった」「(今回のテーマとなっていたLGBTQ+の)当事者ではないけれど悩みには共感できた部分もあり、ジェンダー、LGBTQ+、そのほかあらゆるDEIの課題が地続きに思えた」という声が上がりました。今後は日立グループへの展開はもちろん、より多くの皆さまにご活用いただけますよう、サービス化も視野に、本コンテンツの拡充を図ってまいります。
日立コンサルティングは日立グループの一員として、多様な人財が生き生きと働きがいを持って活躍できる“すべての人に優しい社会”を実現するため、お互いの存在・思いを理解し、認め合う組織をめざすお客さまのDEI推進強化に貢献してまいります。
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研修の様子
※写真内で使用しているゲームキットは現在のデザインとは異なります
■本ゲームの特徴
1. 実際のトラブル事例や判例などを基に構築したリアルな疑似体験
ゲームは、多様性を尊重する意識が問われるシチュエーションを記載した「イベントカード」と、そのシチュエーションでプレーヤーが演じる役を記載した「プロフィールカード」を引くことから始まります。イベントカードのシチュエーションは、実際のトラブル事例や判例、実態調査の公開情報などを基に構築。プレーヤーが自分ごととして捉えやすくなるよう、当事者が置かれている立場や抱えている困難などのリアルな疑似体験を提供します。
2. 1,000を超えるカードの組み合わせとプレーヤーの巡り合わせによって毎回生まれる新たな気付き
イベントカードとプロフィールカードの組み合わせは、1,000を超えます。ランダムに選ばれるカードの組み合わせによって違った展開を体験できるほか、それぞれ異なる見解を持つプレーヤー同士の巡り合わせによっても、プレーのたびに新たな気付きが期待できます。経験の共有とゲームで得られた学びを実践に移せるようになることを目的に、シチュエーションに合わせたテーマでディスカッションする時間も設けています。
3. アンコンシャス・バイアスに気付きやすくなるファシリテーション
ゲームは、3~5人のプレーヤーにファシリテーターが1人加わったグループで実施します。ファシリテーターは一人一人の思考をひもといて言語化したり、より身近に感じやすいケースに例えて新たな視点への気付きを促したり、アンコンシャス・バイアスに気付くプロセスに沿ってヒントを提示したりと、プレーヤーの理解や学びが深まるよう、中立的な立場でファシリテーションを行います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/104416/11/resize/d104416-11-32ed7683d41c9ce2cb96-2.png ]
DEIゲーム「かりものめがね」
※商標出願中
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