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GA-ASI、遠隔操縦無人機シーガーディアンの飛行実証を日本で開始

PR TIMES / 2020年10月19日 12時45分



青森県八戸市 – 2020年10月15日 – 遠隔操縦無人機(RPA)システムの大手メーカー、米ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ社(General Atomics Aeronautical Systems、Inc.、以下:「GA-ASI」)はアジア航測株式会社と協業し、青森県八戸市においてGA-ASI製の遠隔操縦無人機MQ-9B SeaGuardian(R)(以下:シーガーディアン)を用いた海上保安庁向けの飛行実証を開始しました。

[画像: https://prtimes.jp/i/32724/12/resize/d32724-12-811417-0.jpg ]


GA-ASI最高経営責任者のリンデン・ブルー氏は次のように述べています。
「日本の海域において、シーガーディアンがどの程度の費用対効果のある滞空型監視手段であるかの実証で今回試験運用いただく海上保安庁様、また飛行実証に支援いただくアジア航測様に心より感謝しております。GA-ASIのRPAシステムは複数のセンサーからの情報を相関的に分析する事で船舶の異常を識別し、効果的で持続的な海洋監視を実現します。」

今回のシーガーディアンの飛行実証では、海上での救助や取締りなどを含む海上保安業務において、遠隔操縦無人機の有効性を検証します。これは2018年の長崎県沖合並びに2019年にエーゲ海で実施したデモフライトに続くもので、大きなマイルストーンとなるものです。使用されるシーガーディアンは全天候に対応し、民間の国内及び国際空域での運用が可能です。

シーガーディアンのシステムには、マルチモードの海洋表面探査レーダー、逆合成開口レーダー(ISAR)、船舶自動識別装置(AIS)、光学・赤外線HDビデオカメラなどが装備されています。これらのセンサーを活用することで、数千平方海里にわたる範囲でリアルタイムでの船舶の探知・識別が可能になります。また、レイセオン製のSeaVue海洋表面探査レーダーでは、水上の目標物の自動追尾のほか、AISとレーダーで探知した目標の相関を算出することができます。

シーガーディアンはあらゆる天候においても高い性能を発揮できる機体であり、無人航空機における標準化仕様であるNATOの耐空性要件(STANAG-4671)を満たした型式認証を取得しています。民間空域での柔軟な運用を実現する技術として、滞空型遠隔操縦無人機市場に革新をもたらしています。

GA-ASIでは適格な報道機関向けに、シーガーディアンの高解像度画像を用意しています。飛行実証の詳細については、次のウェブページをご覧ください。
https://www.ga-asi.com/japan-coast-guard-validation-flights/

GA-ASIについて
ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は、ジェネラル・アトミクスの関連会社であり、Predator(R)遠隔操縦無人機(RPA)シリーズやLynx(R)マルチモード・レーダーなど、定評ある信頼性の高いRPAシステム、レーダー、電気光学および関連するミッションシステムの大手設計・製造メーカーです。Predatorシリーズ全体で600万時間の飛行実績を誇るGA-ASIは、状況把握や迅速な対応を可能とする持続飛行に必要な内蔵型センサーやデータリンクシステムを搭載した、耐久性が高く任務遂行が可能な航空機を提供しています。また、GA-ASIはさまざまな地上制御ステーションやセンサー制御/画像解析ソフトウェアも製造しており、パイロット研修や支援サービスの提供、メタマテリアル・アンテナの開発も行っています。詳細については、 https://www.ga-asi.com/ をご覧ください。

Predator、SkyGuardian、SeaGuardian、Lynxは、ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ社の登録商標です。

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