大地を守る会×親子はねやすめ共同企画第2弾 障がい者の家族を支える「レスパイトケア」イベントを実施
PR TIMES / 2016年7月14日 16時19分
~三浦のとうもろこし収穫と海遊びに障がい児の家族をご招待~
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有機食材宅配のパイオニア・大地宅配を運営する株式会社大地を守る会(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤田和芳、以下「当社」)は、 重い病気や障がいのある子どもとその家族、保養が必要なすべての子どもたちのQOL(生活の質)向上をサポートするNPO法人親子はねやすめ(代表理事:宮地浩太)が行う活動に協力し、 当社が開催する収穫体験へのイベント招待や有機農産物の提供を通じて、家族が心からくつろげる空間と時間を提供する活動を行っています。
第2弾は、神奈川県三浦市のとうもろこし畑に招待し、とうもろこし収穫やバーベーキューでの生産者との交流、海遊びなどを実施します。
今後もイベントへの招待や親子レスパイト旅行への食材提供など、親子はねやすめと共同でそれぞれの強みを生かすことのできる様々な支援プログラムを構築し、レスパイトケアの取り組みを行って参ります。
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■「レスパイトケア」イベント概要
日時:7月27日(水)11:00~16:00
場所:黒崎有機栽培研究会のとうもろこし畑(神奈川県三浦市。京浜急行三崎口駅より徒歩20分) /三浦海岸
内容:とうもろこしの収穫、生産者・参加家族同士の交流バーベキュー、海遊びなど
参加予定人数:約11名(スタッフを除く)
●新しい支援の形「レスパイトケア」とは
レスパイト(respite)とは、英語で「休息」「息抜き」「小休止」という意味です。「レスパイトケア」とは、在宅で乳幼児や障がい者(児)、高齢者などの医療的ケアや介護をしている家族に、一時的に介護から解放され、休息をとってリフレッシュしてもらう活動のことです。
●医療的なケアが必要な子ども(医療的ケア児)は、全国で2万5千人以上。4年間で約6,400人増加。
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医療の進歩により、現在の日本では世界トップクラスに新生児の命が助かる国になりました。(※1)一方で、医療機器や医療ケア(人口呼吸器、気管切開など)が必要な子どもが急増し、全国で25,728人いると言われています。(※2) 未就学児の場合、医療的ケアに対応できるスタッフが十分に配置出来ないため、保育園に預けることが難しかったり、療育を目的とした“児童発達支援事業所”への通所が難しいなど、登録待ちの家庭が多く存在します。
※1WHO「World Health Statistics 2016」
※2文部科学省「平成27年度特別支援学校医療的ケア実施体制状況調査結果」
●見えてこなかった家族の支援。休息する機会をつくることが重要な課題に
医療的ケア児の預け先がない場合、24時間体制で家族が一緒に過ごし、在宅医療ケアをしています。ある調査では、主たる介護・看護者の「1日の平均睡眠時間」を調べたところ、医療依存度が高い子どもを持つ家庭では、約9割が6時間未満、かつ睡眠が断続的であるという結果が出ています。※
睡眠時間が短いと、肉体的、精神的疲労が膨らみ、ネグレクトや離婚などの家庭全体の問題へとつながることも考えられます。日常生活を少し離れ、夫婦二人で向き合う時間や、家族揃ってくつろげる時間、悩みを相談できるような機会を作ることが重要だという考えから、欧米では、「レスパイトケア」は地域支援サービスとして広く浸透しています。日本では1976年に「ショートステイ」として始まりました。入所医療介護と位置付けられたことで、全国的に広がりつつあります。近年では民間による「親子レスパイトケア」や「子どもホスピス」という名での活動が始まっています。
※世田谷区における医療的ケアを要する障害児・者等に関する実態調査2015
大地を守る会とは:
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約27万9千人、生産者会員は全国に2,500人(2016年3月末現在)。
NPO法人 親子はねやすめとは:
「親子はねやすめ」は、重い病気や障がいのある子どもとその家族、保養が必要なすべての子どもたちのQOL(生活の質)向上をサポートするNPO法人です。家族みんなでリフレッシュできる「親子レスパイト旅行」や、ほっと一息つける時間を提供する「デイトリップ」などのプロジェクトを通じて、レスパイトケアの実践と普及に努めています。
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