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マレーシア発グローバル・ドローン・カンパニーのAerodyne Group、第三者割当増資を実施 ~日本企業との更なる連携加速~

PR TIMES / 2021年5月10日 12時15分

農業向け新ソリューション「Agrimor」、及び日本市場での事業展開を更に躍進すべく、第三者割当増資による日本企業との戦略的パートナーシップを構築しました。

この度、Aerodyne Ventures Sdn Bhd(本社:マレーシア、CEO:Kamarul A Muhamed、以下「エアロダイン」)は、リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田暁彦)が運営するリアルテックグローバルファンドおよびKOBASHI HOLDINGS株式会社(所在地:岡山市南区、代表取締役社長:小橋正次郎)、株式会社自律制御システム研究所(所在地:東京都江戸川区、代表取締役社長 兼 COO:鷲谷 聡之、以下「ACSL」)を引受先とした第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/41096/15/resize/d41096-15-206207-0.jpg ]


【資金調達の目的】
エアロダインは2014年の設立以降、ドローンを活用し、より迅速・低コスト・高品質・安全にインフラの点検・モニタリングを実施できるサービスを展開してきました。当サービスは、FORTUNE Global 500に選出されている石油会社Pertronas社や東南アジア最大の上場電力会社Tenaga National Berhad社を始め、様々な業界を代表するインフラ企業に導入されてきました。

上述の既存事業強化に加え、エアロダインは新たに農業分野への進出を本格化しています。東南アジアでは、コメ・パーム・パイナップル等のプランテーション型農業が一大産業となっていますが、労働集約的で環境負荷が高い農法となっているケースが多く、その効率化のポテンシャルは大きいとされています。エアロダインはドローンを活用して農作物の健康状態や収穫量をモニタリングすることにより、データを活用した精密農業を実現できるサービス構築を目指しています。既にマレーシアの最大手農場保有企業複数社との実証実験を開始しており、2022年以降にはインド、インドネシア、タイにも展開予定です。

また、ACSLとエアロダインの日本法人であるエアロダインジャパン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:伊藤 英、以下エアロダインジャパン)は2020年11月に、今後、法整備が進む有人地帯上空での目視外飛行(Level 4)を見据え、連続飛行試験が実施できる体制をASEANにて構築する連携を開始しております※1。Level 4環境下での飛行を実現するためには、十分な飛行時間やリスクレベル評価、安全性・信頼性を示すための基礎データが重要になるため、ACSLの産業用ドローンACSL-PF2及びMiniについて、1,000時間にもおよぶマレーシアでの連続飛行試験を12月より実施しております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41096/15/resize/d41096-15-837483-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/41096/15/resize/d41096-15-565795-2.jpg ]



(写真)マレーシアでの連続飛行試験の様子

【各社コメント】
エアロダイン CEO カマルル・A・ムハメド:
新たな戦略的パートナーを歓迎するとともに、これから一緒に歩みを進めることを楽しみにしております。リアルテックファンド、KOBASHI HOLDINGS、そしてACSLの3社との連携により、現在我々が新たに注力している農業分野でのサービスの成長や、日本市場での更なる事業拡大に弾みをつけることが出来ると信じております。また、保連携を通じて、弊社が所有するドローンやソフトウェア、AIのテクノロジー領域の発展を、更に次のステップへと導いてくれると考えております。リアルテックファンドが掲げる、地球や人類の課題解決が出来るイノベーションをサポートするという経営哲学は、弊社の理念と同様であり、これからの協業を楽しみにしております。

リアルテックホールディングス 藤井昭剛ヴィルヘルム氏:
エアロダインはKamarul A. Muhamed CEOの強いビジョンとリーダーシップの下、僅か数年間で業界のリーディングカンパニーまで昇り詰めている、マレーシア期待の星です。同社のドローンソリューションは、より多くの人々に強靭で安価な社会インフラを提供する他、持続可能な農業の普及に寄与するなど、SDGsの目標達成に大きく貢献することを期待しております。

また、当社の関係会社であるリバネス社と多方面のプロジェクトにおいて連携するなど、エアロダインはかねてから日本市場への強い興味関心を示しておりました。今回の資金調達は、日本市場進出および将来的な東京証券取引所での上場を検討するための戦略的な調達となっており、当社としてもマレーシアと日本のベンチャーエコシステムを接続する象徴例として、全力で支援して参ります。

ACSL代表取締役社長 兼 COO鷲谷 聡之氏:
エアロダインが築いてきたドローンサービスプロバイダーとしてのグローバルでの確固たる地位は、当社としても大変魅力的です。

当社は2020年11月より、エアロダインの日本法人であるエアロダインジャパン社と連携してドローンの飛行試験を実施しており、当社ドローンの開発になくてはならない存在となっております。今回の出資を通して両社の連携をさらに強化することで、ドローンの社会実装がますます進んでいくことを期待します。

KOBASHI HOLDINGS代表取締役社長 小橋正次郎氏:
エアロダインのドローンソリューションが、農作物の収量および品質の向上を図り、環境負荷と農作業者の負担を軽減することで、サステナブルな農業の普及に大きく貢献することを期待しております。当社の農業機械メーカーとして培ってきたリソースによって、同社の新たな農業分野・日本市場への進出を支援することで、アグリテックの次なる未来を牽引し、日本の農業の進化に寄与して参ります。

*1
エアロダインジャパンとACSL、Level 4を見据えた産業用ドローンの基礎データ構築のためのASEANでの連続飛行試験に向け連携開始
https://www.acsl.co.jp/news-release/press-release/1531/

―下記、各社のご紹介―

【エアロダイングループとは】
2014年にマレーシアのクアラルンプールにて創業した「ドローン・ソリューション・プロバイダー企業」です。スマート・ドローン・ソリューション「DT3」(ドローン・テック、データ・テック、デジタル・トランスフォーメーション)により、広域にまたがって設置される電線網や通信鉄塔などのインフラ設備を始め、火力・風力発電施設やプランテーション、港湾設備、工事現場など、ドローンを用いて効率的に点検・モニタリングを行い、集めたデータを解析してクラウド型プラットフォームにて提供しております。大規模なデータ運用、分析、プロセス最適化を可能にする技術としてAIを活用しているエンタープライズ向けドローンソリューションプロバイダーのパイオニアです。

400名以上のドローンエキスパートによって、お客様からお預かりしている30万点以上の対象設備を点検しております。11万回以上の飛行実績を誇り、10万km以上に渡る電力インフラ設備を点検しております。2019年にはアジアでNo.1のUAVサービスカンパニー*2に選出されており、現在35カ国にてサービスを提供しております。日本では 2018年よりエアロダインジャパン株式会社を設立し、日本企業に対しても順次サービスを提供開始しております。
*Aerodyne Group 会社概要はhttps://aerodyne.group/をご覧ください。

【リアルテックファンドとは】
リアルテックホールディングス株式会社が、自社ならびに子会社の合同会社リアルテックジャパンを通じて管理運営するベンチャーキャピタルファンド。地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー(リアルテック)の社会実装に取り組んでいます。

・正式名称 :リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド2号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合(B)

・無限責任組合員:(A)合同会社リアルテックジャパン
・業務執行組合員:(B)リアルテックホールディングス株式会社
HP: https://www.realtech.fund

リアルテックホールディングスについて:
リアルテックホールディングス株式会社は株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。私たちは、リアルテックの生みの親である研究者とその社会実装に命を懸ける起業家と共に、より良い未来を創造します。「リアルテック」とは、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーであり、世界を変えるのは、いつでもリアルテックであると信じています。

HP: https://www.realtech.holdings

【KOBASHI HOLDINGS株式会社とは】
「地球を耕す」という理念のもと、100年以上にわたって農業・ものづくり分野で培ってきた知識や技術を応用し、地球規模の課題解決に取り組んでいます。社会的・環境的課題解決につながる技術の社会実装を支援し、スタートアップ企業と新しい価値を共創し、持続可能な社会の実現を目指しています。
HP:https://www.kobashiholdings.com/

【株式会社自律制御システム研究所とは】
ACSL は、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。

株式会社自律制御システム研究所会社概要は https://www.acsl.co.jp/company/をご覧下さい。

*2
Frost and sullivan社:“Asia-Pacific Best Practices Awards 2019” Asia-Pacific Unmanned Aerial Vehicle (UAV) Services Company of the Year

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