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ミュージアムが持つ力と医療・福祉・テクノロジーを繋げウェルビーイングな社会を作る事例と活動を紹介するウェブマガジン~『ああともTODAY』を2024年5月7日より公開~

PR TIMES / 2024年5月7日 16時45分

NCAR×東京藝術大学のプロジェクト「Art & Wellbeingああとも」



 国立アートリサーチセンター(略称:NCAR、センター長:片岡真実)は、東京藝術大学と協同して取り組むプロジェクト「Art & Wellbeingああとも」(以下、『ああとも』)の一環で、ミュージアムが持つ力と医療・福祉・テクノロジーを繋げ、ウェルビーイングな社会を作るための事例と活動を紹介するウェブマガジン『ああともTODAY』を2024年5月7日に公開しました。
 サイトURL: https://aatomo.jp/
 『ああとも』は、東京藝術大学を拠点に、大学、国立美術館などのミュージアム、地方自治体、民間企業など産官学の39組織が連携する「JST COI-NEXT共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」事業の中で2023年にはじまったプロジェクトで、アートや文化活動を介して「望まない孤独や孤立」を解消する活動を社会に広げていくことを目的としています。NCARラーニンググループの稲庭彩和子主任研究員と東京藝術大学の映像研究科長桐山孝司教授の合同チームが企画運営を行い、様々な地域の自治体、医療や福祉の団体、アートコミュニケータ等が連携します。
 アート、テクノロジー、ミュージアムの領域において、様々なバックグラウンドを持った市民や各分野の専門家が協働し、誰もがアートや文化を介し、個々の尊厳ある世界を生きられるウェルビーイングな社会のデザインを目指します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117982/15/117982-15-a5b56ad7e325f5d03720b16b8d5ae26a-2732x1951.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ああともTODAY」トップ画面
『ああともTODAY』は大きく以下3つのコンテンツで構成されています。

コンテンツ1:「私たちの取り組み」
『ああとも』が実施する取り組みを紹介していきます。
まずは、『ああとも』を率いる桐山教授、稲庭主任研究員、それぞれの活動にかける思いをインタビュー記事でご紹介します。

コンテンツ2:「ウェルビーイングの最前線」
ウェルビーイングな社会の実現を目指す、アートや文化を介した国内外の取り組みを紹介。健康づくりにつながる「アート&ヘルス」分野の潮流や研究の最前線にも注目していきます。
まずは海外の先進事例として、美術館を社会におけるケアの現場として役立てようとするテート美術館(英国)の取り組みを紹介します。

コンテンツ3:「人と街のあいだ」
『ああとも』のプロジェクトにかかわる人や街にフォーカスし、その背景にあるアートや社会を巡る思いやストーリーを取り上げます。
まずは、自治体とともに「社会的処方」の考え方の普及に取り組む西智弘医師(川崎市立井田病院/一般社団法人プラスケア代表理事)に、その活動についてインタビューで伺います。

 『ああともTODAY』では、これからの社会を考えるためのヒントや、私たちが目指す「文化的処方」を作り上げる多様なストーリーをご紹介していくことで共に来るべき社会の未来像を皆様と一緒に考えていく場所でありたいと考えています。 
「望まない孤独や孤立」に対応する「文化的処方」とは
 「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」では、「望まない孤独や孤立」に対応する、アートや文化を介在させたケアの活動を「文化的処方」と名づけ提案しています。
 「処方」という単語は普通は医療分野で「薬を処方する」などのように使用されますが、「文化的処方」とは「望まない孤独や社会的孤立」に対する、アートコミュニケーション活動を介した、非医療的な健康に寄与する活動です。医療や福祉分野と連携し、テクノロジーを活用していくことで、人々がアートや文化活動を身近に感じアクセスできるようにし、人と人、人と出来事がつながる回路を増やしていきます。
 本拠点の活動ではイギリスの「社会的処方」や「アートの処方」を参照しながらも、日本の高度な医療や福祉のシステムとつながり、また各地の文化的環境を活かした活動を考案しつつコミュニティで育み、社会課題の解決に向けて事業を推進していきます。
 文化的処方は、薬の処方箋と違って「この症状にはこのアートが効く」というものではありません。アートや文化活動を通して共に人々が協力し合い、社会全体で状況を変えていくことを目指すものです。

JST「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」について
 東京藝術大学を中核として、アート、福祉・医療、テクノロジー等の専門機関や企業、自治体を含む39組織が、社会課題解決のための知識や技術を持ち寄り、「文化的処方」を開発し、地域社会に実装することで、誰もが生涯を通じて社会参加でき、幸福で健康的な生活を送り続けることのできる社会の共創を目指しています。

【参画機関一覧】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/117982/table/15_1_a253594e361b49bcb04be4e4c71b08f2.jpg ]

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