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【ninpathデータドネーション】不妊治療を経て妊娠・出産された方の約3割が一般不妊治療での妊娠であることが判明

PR TIMES / 2021年7月19日 12時15分

不妊治療の実態の可視化を目指して、データドネーションを通じた不妊治療データの蓄積を今後も継続

不妊治療の治療記録・管理ウェブサービス『ninpath』を運営する株式会社ninpath(本社:東京都港区、代表取締役CEO:神田大輔、以下ninpath)は、不妊治療を終了された方がご自身の貴重な不妊治療歴や不妊検査歴に関するデータを寄付していただく取り組みである「データドネーション(https://datadonation.ninpath.com/)」を通じてこれまでに集まったデータから、不妊治療を経て妊娠・出産に至った方の実際の妊娠方法を公開しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/55467/16/resize/d55467-16-7d3e1afb5f8a7d3cddf3-1.png ]



第1子、第2子以降の治療を含めた不妊治療全体における実際の妊娠方法の内訳は、タイミング法/自然妊娠と人工授精による「一般不妊治療」がおよそ3割を占め、体外受精/顕微授精の「高度不妊治療」は約7割であった
一般不妊治療の内訳はタイミング法・自然妊娠が22%、人工授精が13%で、これには高度不妊治療経験者がステップダウンした期間において妊娠されたケースも含まれる
一般不妊治療の実態については公的な統計等が存在しないのが現状であるものの、ninpathデータドネーションを通じたデータの蓄積により、体外受精/顕微授精だけなく一般不妊治療を経て生まれた生児の割合など不妊治療全般についての実態も可視化できる可能性がある

* AID(非配偶者間人工授精)も人工授精に含めて集計しています(配偶子提供による体外受精・顕微授精のデータはありませんでした)

[画像2: https://prtimes.jp/i/55467/16/resize/d55467-16-ae9a2f94de61c34cd263-0.png ]




第1子治療のみに絞った場合でも、妊娠に至っている治療法の割合は概ね変わらなかった
今後n数の増加に伴って、第1子が自然妊娠だった場合の第2子以降の治療など、より細かい条件別の分析を実施していく予定



[画像3: https://prtimes.jp/i/55467/16/resize/d55467-16-5c7b98086f038b92b512-2.png ]



年齢区分別にみると、年齢が上がるほど高度不妊治療での妊娠の割合が高まる傾向が明確となった
一方で、29歳以下でも不妊治療を受けて妊娠・出産された方のおよそ半数は高度不妊治療によるものであり、年齢に関わらず一定数のカップルが体外受精/顕微授精を必要としている実態が明らかとなった

* 女性側の年齢で算出しています
* 体外受精/顕微授精については最終の採卵周期時点の年齢に統一しています
* 44歳以上の妊娠・出産例は、登録データ上は該当がありませんでした


■分析対象データ概要 ■ 2021年7月13日時点「ninpathデータドネーション」登録データ

サンプル数(登録データ数):745
サンプル内訳(治療結果):妊娠中・出産済み(722)、治療終了(再開検討含め)(23)
サンプル内訳(治療対象子):第1子治療(658)、第2子以降治療(87)
治療時期:過去5年以内が84%(2019年下期~2021年上期の治療=51%、2017年下期~2019年上期=33%、2017年上期以前=16%、*いずれもデータ入力時点の年齢と最終の治療周期時点の年齢から算出のため目安の時期となります)



■ninpathデータドネーションについて
ninpathでは、AIを用いた治療選択肢の提示・出産可能性予測などの学習データや、ninpath「みんなのデータ」の統計情報をよりリッチにしていくことを目的として、不妊治療を終了された方に治療データの寄付をお願いする「ninpathデータドネーション」を今年4月より開始しました。
データドネーションは、文字通りご自身の貴重な不妊治療歴や不妊検査歴に関するデータを、これから治療データを必要とされる方に向けて寄付していただく取り組みです。すでに不妊治療を終了された方は、ぜひ治療データのドネーションにご協力いただけますと幸いです。


⦿ WEBサイト:https://datadonation.ninpath.com/
⦿ データドネーションをお願いする対象:以下の両方に該当される方


ninpath(アプリ・Web)のユーザー登録をされていない方、退会された方
不妊治療(不妊検査~高度不妊治療のいずれか)をご経験され、治療を終了された方(妊娠・出産のご経験や、実際の妊娠方法(自然妊娠、精子・卵子提供等)は問いません)

不妊治療継続中の方は、お手数ですがninpath(アプリ・Web)よりご登録をお願いいたします。また、ninpathユーザーの方で治療を終了された方は、「不妊治療歴」の情報の更新と、最終の治療周期のデータ登録をお願いいたします。


【ninpathについて】
『ninpath』(https://ninpath.com)は、不妊治療の周期毎の記録・管理はもちろん、ご自身に近い第三者の治療データ等と比較することで自分の現状を客観的に捉える場と、最善の道を考えるきっかけを提供するために開発された不妊治療サポートサービスです。
詳しくは、β版提供開始に関するプレスリリースをご覧ください。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000055467.html)

【株式会社ninpath】
所在地:〒105-0004 東京都港区新橋1-12-9 A-PLACE新橋駅前 7F
代表者:代表取締役CEO 神田大輔
設立日:2020年3月2日
事業内容:
・不妊治療の治療記録・管理ウェブサービス『ninpath』β版(https://ninpath.com
・不妊治療と両立支援に特化した人材紹介サービス『ninpath career』(https://career.ninpath.com/lp/)

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